- Web制作・運営
- 2016.06.03
SEOに強いホームページ制作法
SEOに強いホームページとするためには、ウェブサイトの企画段階からSEOのことを検討し、HP全体にSEOを取り入れることはもちろん、SEOの成果向上のためのホームページ運営・更新についても検討しておく必要があります。
どんなにSEOテクニックを駆使したウェブサイトを作成したとしても、HP全体でSEOのことが考えられていなかったり、SEO効果が向上するホームページ運営を行えなくては、期待通りの成果を得ることはできません。
そこで今回は、弊社が行う本当に成果の出るSEOに強いホームページ制作法をご紹介いたします。
目次
ウェブサイトの企画段階
webサイトの企画段階からSEOについて検討することで、ウェブサイトにあるすべてのページで検索エンジンから見込み顧客を集客することが可能になります。
キーワード中心のwebサイト設計
キーワード中心のwebサイト設計とは、HP全体の集客力を高めるために、検索エンジンユーザのニーズに対してHPを最適化することを言います。
キーワード中心のウェブサイト設計を行うためには、webサイト制作前に、実際にユーザが検索するキーワードを調査し、その調査結果を生かしたwebサイトのサイトマップを作成しなくてはなりません。
例えば、以下は、弊社ホームページの簡易的なサイトマップになります。
弊社では、もちろんトップページで、【ホームページ作成 大阪】などのキーワードで上位表示を行うことも重要ですが、それ以上にウェブサイトの末端ページのSEOに力を入れており、例えば【ホームページリニューアル 大阪】で検索すれば、webサイト制作ディレクトリーにあるリニューアルのページが、【ワードプレス制作 大阪】で検索するとワードプレス製作のページが上位に表示されています。
なぜ弊社がこのようなサイトマップのwebサイトを製作し、実際に上位表示を実現できたかをご紹介いたします。
同一テーマのページを同じディレクトリーにまとめる
同一テーマのページを同じディレクトリーに入れることで、そのディレクトリー自体のSEO効果を飛躍的に高めることが可能になります。
グーグルなどの検索エンジンは、ページ単位でウェブサイトを把握するほか、ディレクトリー単位でもHPを認識しています。
そのため、ディレクトリーごとに明確なテーマを持っているウェブサイトのほうがSEOに効果的であると言え、ホームページ制作ディレクトリーにあるリニューアルのページがグーグルから高い評価を受けることができれば、ワードプレス制作のページの評価も少し向上します。
逆に、ホームページ製作ディレクトリーにSEOのページを入れてしまうと、テーマが複数混在するウェブサイトであるため、キーワード中心のサイト設計と言うことはできません。
もちろん、提供サービスの内容や作成するページ数、コンテンツなどによっては、サービスは1つのディレクトリーにまとめたほうが良いこともありますが、弊社のwebサイトでは、分けたほうが効果的なため、このようなディレクトリーといたしております。
内部リンク対策の強化
次に、弊社がHP制作ディレクトリーとマーケティングディレクトリーを分けている理由は、内部リンクの効果の最大化を図るためです。
SEOに効果的なリンクと言うと、多くの方がウェブサイト外部からの被リンクと考えてしまいがちですが、実は同一ドメインのリンクもグーグルは評価いたします。
そのため、ホームページ構築についてはホームページ制作のディレクトリーに入れ、同じディレクトリーのすべてのページでリンクし合うことで、同一テーマの内部リンク構造を構築することが可能になり、SEO効果を高めることが可能になります。
被リンク構築法の明確化
被リンク対策は、単発的に行うものではなく、継続して行い続けることが重要です。
webサイト公開直後の短期間だけ被リンクが増えたとしても、それは一時的なSEO効果にしかならず、継続してリンクが増え続けなくては、次第にライバルサイトに追い抜かれてしまいます。
そのため、被リンクをどのように獲得していくかを明確にし、自然な被リンクが獲得できるような仕組みを導入したwebサイトを構築いたします。
ホームページ制作段階
webサイト制作段階では、以下のことを行い、SEO効果の最大化を図ります。
ソースコードの記述
ソースコードの記述では、タグを適切に使用することが重要で、正確にソースコードを作成することで、検索エンジンの情報収集効率を大きく向上させることが可能になります。
このソースコードの記述は、SEOにおいて非常に重要であり、ソースコードをできる限り検索エンジンの認識しやすいように作成することができれば、SEO効果が早く結果として出ることはもちろん、正確にウェブサイトの情報を認識してくれるようになるため、1つのページであったとしても、様々なキーワードで上位表示されるようになります。
更新システムの管理画面のカスタマイズ
ワードプレスなどのホームページの更新システムの管理画面を、クライアント様自身で更新がしやすいようにカスタマイズすることで、ミスなくwebサイトの更新が行えるようになります。
こちらはデフォルト状態のワードプレスの管理画面になります。
デフォルト状態のワードプレスの管理画面は、大きなフリースペースが1つあり、そこに自分でテキストや画像を張り付ける必要があります。
また、管理画面上で、実際の見た目通りにレイアウトを調整したとしても、いざ公開するとレイアウト崩れが起こっていたり、またタグの記述が非常に煩雑なものになっていたりと、SEOはもちろん訪問者にとっても良い状態であるとは言えません。
そのため、弊社ではカスタムフィールドと言われる機能を使い、以下のように管理画面を調整いたします。
もちろん、テキストエリアでは、最適なソースコードが生成されるように、カスタマイズいたしております。
公開後の対策
ウェブサイトの公開後には、検索エンジンの認識を高めるためのファイルの作成と、各種ツールの導入などを行います。
XMLサイトマップの制作
XMLサイトマップとは、検索エンジン向けのサイトマップになります。
XMLサイトマップを作成し、グーグルに送信することで、すぐにグーグルのデータベースにHPにあるすべてのページの情報が登録されるようになるため、必ずホームページ公開したら、すぐにXMLサイトマップを作成し、グーグルに送信するようにしなくてはなりません。
ロボットテキストの作成
ロボットテキストとは、検索エンジンに対する指示書のようなものになり、例えばある特定のページを検索結果に表示させる必要が無い場合は、ロボットテキストにその旨を記述いたします。
この検索結果ページに表示させる必要が無いことを正確に記述していくことは、SEOにとって非常に重要で、これらの記述がある場合と無い場合では、検索エンジンの情報収集効率が大きく変わります。
そのため、新規作成するウェブサイトであれば、特に記述する内容はないかもしれませんが、リニューアルでwebサイトの構成が大きく変わる場合や、HP運営の中でページの追加や削除が行われる場合は、必ず認識しなくてもよいページをロボットテキストに記述し、グーグルに送信するようにしなくてはなりません。
各種ツールの導入
SEOを行う場合、必ずグーグルサーチコンソールと、グーグルアナリティクスなどの分析ツールを導入しなくてはなりません。
グーグルサーチコンソールは、ロボットテキストの送信やXMLサイトマップの送信、またSEO上の問題ページなどを示してくれるツールになります。
グーグルアナリティクスなどのアクセス解析は、解析データを見ながらSEOで成果が十分に出ていないページを発見することができるため、どちらもホームページ運営段階においてSEOの成果向上に重要なツールになります。
ウェブサイトの更新マニュアルの作成
HPの更新方法や、どのようなコンテンツを作成するか、どういったスケジュールで公開していくかを明確にいたします。
単に、ワードプレスなどのウェブサイトの更新システムを導入するだけでは、SEOに効果的な更新を行えるかどうかはクライアント様次第になってしまいます。
そのため弊社では、具体的な更新マニュアルを作成し、本当に効果的なSEOとするための対策をご提案いたします。
まとめ
弊社では、ホームページの企画段階からSEOのことを検討し、本当に成果の出るSEOを実施いたします。
また、SEOは構築段階に行うだけでは十分ではなく、ウェブサイト運営の中で、より多くの見込み顧客を集客するために、継続して行い続けることが重要です。
そのため、弊社のwebサイト制作サービスは、御社自身でHPの運営を行っていただいても、効果的な新規ページの作成を行い続けるような仕組みを導入したHP制作になります。
弊社のサービスについて詳しくは、SEOに強いウェブサイト構築サービスの紹介ページからご覧いただけますので、ご興味がございましたら、ぜひそちらのページもご覧いただけましたら幸いです。