- -SEO
- 2022.06.19
SEOのための新規ページ作成時の注意点
SEOで鉄板と言っても良い対策は、新規ページ作成になると思います。
この新規ページ作成はなんでも良いから情報を公開するのではなく、ある程度はSEO知識を意識したほうが良い場合があります。
ではホームページを制作した企業さまに提案しているサイト運営時のSEOテクニックをご紹介します。
文字数ではなくユーザーを意識
どうしてもSEOを実施する際に多くの会社さまが意識してしまうのは文字数です。
例えばホームページ制作後に、スタッフブログを更新したサイト運営を行ってくださいとお願いすると、多くが何文字で書けば良いの?と聞かれます。
グーグル自体も言っている通り、例えば天気予報のホームページで、今日の大阪の天気というタイトルのページであれば、晴れの2文字でも良いようです。
ただ、これは本当に極端な事例になっていて、実際には、ページタイトルに対して詳しく、ユーザーが満足できるページであれば良いでしょう。
実際にこれまでの経験上では、1,000文字から3,000文字のページが多くなっています。
もちろんホームページ制作実績の会社さまの中には、すべてが1,000文字であったとしても、SEO効果を出している会社さまもいます。
では、なぜ文字数が少なくてもSEOで成功するのでしょうか。
これについては、検索意図が大切になってきます。
この検索意図は基本的にはグーグルの検索やツールを利用して、上位表示キーワードで検索した人の意図を調べて、それをコンテンツ化するやり方があります。
ただ、当社ではこのやり方は推奨していません。
検索意図を検討することは大切ですが、ホームページ制作時やサイト運営時には、実は調査までは必要がないと考えています。
その理由は、この検索意図を、調査せずに、考えながら書いている記事でも実際に上位表示を実現できるからです。
さらには、この調査方法は、実は一般的には2,3個のツールを使って調べるのですが、その方法が一般的に言われるようになっているのです。
そのため、調査を行って、書いたページは実はどのホームページも同じような内容のページになってしまいます。
これでは検索エンジンのグーグルやヤフージャパン、マイクロソフトのビングが考える検索結果の多様性にはなりません。
もちろん、現在では上がっているホームページが多いのは事実ですが、しかし今後はどうなるか分からないです。
そのため、弊社では調査をせずに、代わりにその時間を有効活用して、タイトルに対して御社の意見をしっかりと書くことをおすすめします。
平均滞在時間より読みやすさと理解度
平均滞在時間がSEOに効果があると言う噂があります。
ただ、弊社ではグーグルアナリティクスのデータは、恐らく検索順位に影響を与えないと考えています。
例えば、弊社が制作したホームページの中には、最初は直帰率も高く、検索順位が低いホームページがありました。
そちらのホームページはSEOを頑張って、新規ページ作成を行い続けていると検索順位は一気に上がり、主要なキーワードすべてで1ページ目にランクインしています。
しかし、直帰率はと言うと、実は同じになっていて、以前高い直帰率のままになっています。
そのため、弊社では平均滞在時間は関係が無いと考えていて、動画や画像を利用する際には、滞在時間ではなく、ユーザーの読みやすさや理解度を高めることに注力しています。
また、スタッフブログなどのアイキャッチ画像であれば、必須であるのですが、しかしその他の画像については必要がなければ無理に張る必要はありません。
さらにYouTubeの埋め込みも同様です。
とにかくユーザーのためのホームページの方が、圧倒的にグーグルやヤフージャパン、マイクロソフトのビングなどの検索エンジンに評価されるので、読みやすさなどを意識しましょう。
削除や301リダイレクトではなくリライト
ホームページを運営していると、不要になったページや似たようなページを作成してしまうケースがあります。
この場合に不要になったページを削除するのはあまりおすすめはしていません。
グーグル自体も、ページを削除するのではなく、リライトを推奨しています。
ただ、リライトを行おうとして、本当に書く内容がない場合のみ削除で対応することをおすすめしているのです。
もちろん、ページを削除して適切に404 NOT FOUNDを表示させればSEO的にマイナスはありません。
ただ、グーグルが推奨しているのはリライトなので、必ずリライトで対応するようにしましょう。
また、301リダイレクトについては、実は過剰に利用するのはおすすめできません。
例えば、AとBのページが有ったときに、統合する際には、原稿をそのままコピペで張り付けなくてはなりません。
基本的にはリダイレクトは、原稿が同じページの転送設定で、原稿が同じであれば、80%程度の評価を移行させれます。
ここで原稿が違ってくると実はマイナス評価あるいは0評価になってくるので、あまり多用するのではなく、適切な対応が必要です。
ちなみにですが、グーグル曰く、301リダイレクトの設定法を間違えている企業が本当に多いと公表されています。
ユーザーが基本でSEOテクニックはサブ
新規ページを作成する際には、ユーザーのために行いましょう。
そしてSEOテクニックはサブになっていて、基本的には知識がなくても問題ありません。
実際に弊社のホームページ制作実績の会社さまでは、SEO効果を出しているのですが、しかし多くが公開前まではブログの運営などをした経験がなかったのです。
そのような方たちであっても、実はSEOで成功ができているので、それは単純にページを作成する際に、SEOではなくユーザーのためを考えているからです。
しっかりとユーザー目線でホームページを制作し、サイト運営を行っていれば必ずSEO効果は出ます。
ただし、1点だけ注意点があり、それは、作業の継続性になっています。
例えば、100ページを作成しようとしたときに、1日で100ページではなく、100日かけて作成したほうが良いでしょう。
これは、まず検索エンジンの認識にはペースがあるため、一気に公開をしてしまうと、認識漏れが発生してしまいます。
またもう一点あり、フレッシュネスという考え方で、毎日しっかりと更新されているホームページは最新情報を掲載している良いホームページであるという考え方です。
これらをしっかりと把握して新規ページ作成を継続することで、必ず検索順位が高まっていきます。