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- 2022.06.09
シングルページとホームページ制作は何が違うの?
弊社では、お客さまのご要望次第では、ホームページ制作をご依頼いただいた場合にシングルページをおすすめしています。
シングルページを提案すると、ホームページと何が違うの?とよくご質問をいただきます。
シングルページとホームページでは、目的が成果であれば、実はそれほど効果が変わらないものになっています。
シングルページとホームページの違い
シングルページとホームページ制作の大きな違いは、ページ数になっています。
シングルページは、縦に長い1ページだけを制作するものになっていて、ホームページでは料金表や制作実績など、さまざまなコンテンツを作成します。
縦に長いページと言うと、ランディングページをイメージされると思いますが、制作法に多少の違いはありますが、イメージとしてはランディングページを想像ください。
ただ、ランディングページとの違いは、集客がオーガニックサーチなのか広告なのかになっていて、集客のために、SEOが必要かどうかが大きな違いです。
ただし、弊社のシングルページ制作では、シングルページとスタッフブログを作成することが一般的で、スタッフブログがあることで、高いSEO効果を得れるのです。
最近のホームページ制作実績で言えば、アンジュモさまやザ・ムービーダブリュをシングルページとスタッフブログで作成しています。
もちろんホームページ制作料金は、Webサイト制作会社の作業時間で算出されるので、ホームページよりもシングルページの方が安く提供が可能です。
成果を出す対策は同じ
もっともお客さまが気になる点は、ホームページでもシングルページ制作でも良いけれども、成果はどうなの?という点だと思います。
この成果については、ホームページとシングルページで、同じ作業内容を行っていただければ、変わらない結果になっています。
ホームページから成果を出すためには、まずは集客力を付けなくてはいけません。
そして、この集客対策でメインになるのが、SEOとリスティング広告になってくるのですが、行う作業や成果については変わらない結果になってきます。
基本的にはどちらの集客手法を採用しても、スタッフブログの運営をスケジュール通りに行っていただくことが大切です。
SEOで言えば、現在のグーグルは、検索エンジンユーザーの検索ワードに対して、もっとも詳しいホームページを上位表示させています。
そして、この詳しさで言えば、料金表があるや実績があるなどは、本当に少しの差は出ますが、いくらでもリカバリーが可能です。
ソーシャルメディアにおいては、現在のソーシャルメディアで拡散される可能性が高いのは、トップページではなく下層ページです。
この役割は、スタッフブログの記事で対応が可能なので、実は集客力においては、ほとんど変わらない成果を得れるようになっています。
そして成果が出て、改善予算が取れるようになれば、少しずつホームページ内部を改善し、一般的なホームページ制作と変わらない形へと成長させれるのです。
ユーザーへの訴求力が違う
ただ、一点違う点とすれば、ユーザーへの訴求力になっています。
例えば、一般的なホームページの料金表を見るのか、スタッフブログに作成された記事から料金を見るのでは、少しイメージが変わってしまいます。
実際に、弊社のホームページ制作実績の会社さまのグーグルアナリティクスなどのアクセス解析を見ても、多少成約率が変わってきているように思われます。
もちろん、業種や原稿も影響するため、一概には言えません。
ただ、傾向としてはやはりシングルページの方が低くなっているので、恐らくユーザーへの訴求力が影響をしているのではないかと考えます。
だからと言って、シングルページだとまったく効果がないということはなく、成約率は後から少しずつコンテンツを追加していけば高まっていきます。
どちらの場合であっても、公開当初に力を入れていただくのは、集客対策で、成約対策は集客力がある程度付いた後になります。
そしてその集客効果はどちらも変わらないため、デメリットであることはもちろんなのですが、そこまで大きなデメリットにはなっていないのです。
段階的に育てれば結果が変わらない
上記のように、シングルページにおいては、実はそれほど大きなデメリットにはなりません。
ただ、集客がある程度成功したときには、成約のためにコンテンツを追加するのは必須であると思います。
もちろん、訪問者数が1,000人になったらコンテンツを追加しようと考えるのでも良いですが、基本的には成果が何本出たらと考えるようにしましょう。
どんなに集客ができたとしても、業種やサイトテーマ、原稿などによって、成約率はさまざまです。
そのため、もっとも費用対効果が高いのが、成果が何本出れば、料金表や事例紹介、新着情報を追加など、計画を立てながら対策を取ることになっています。
もちろん、この計画は、ホームページ制作時から検討するのが良く、思い付きで行うと、後からこのコンテンツ作ったけどやっぱりいらないとなってしまい、予算の無駄になります。
初期費用が安いのは大きなメリット
初期費用が安くなるのは大きなメリットではないでしょうか。
実際に、成果の出るホームページを制作した費用は70万円からになっています。
しかし、シングルページでは、50万円から作れるので、初期投資を抑えて、ホームページを制作できるのは非常にメリットが大きいと思います。
そして、サイト運営は必須であると思いますが、それも成果数に応じてコンテンツを追加や変更していけば良いので、費用対効果としては非常に高くなっています。
問題があるとすれば、一般的にクライアントさまは、ホームページ内部の改善にあまり予算をかけない傾向があります。
そのため、Webサイト制作会社としても、どうしても最初にしっかりとしたものを納品しなければならないと考えてしまいがちです。
ただ、シングルページで後からコンテンツを追加しなければ、成約率の問題が発生する恐れがあります。
そのため、公開前にしっかりと、Webサイト制作会社と打ち合わせを行い、どのようなタイミングになればどのコンテンツを作るかなどの計画を立てておくようにしましょう。
ホームページ制作の選択肢
ホームページ制作の選択肢としては、シングルページは非常に効果的です。
ただし、サイト運営を行わないや、SEOやソーシャルメディアを利用しないという場合は、それほど効果を発揮できず、一般的なホームページを制作したほうが良いかもしれません。
ただ、SEOやソーシャルメディアを利用して集客を行わないというお客さまは非常に稀です。
そのため、シングルページでも十分に対応が可能なホームページの方が多いと思います。
ただし、シングルページは確かにホームページ制作費は安く押されれるのですが、後からコンテンツ追加は必須になっています。
あくまで集客力が変わらないだけになっていて、成約力では一般的なホームページの方が高くなります。
これからホームページを制作される会社の選択肢の一つとして、シングルページを検討してみてはいかがでしょうか。
最初はとにかく集客力
シングルページを制作される方は、成果が出るのかな?と不安に思われるかもしれません。
しかし、これまで多くの会社のシングルページを成功させてきた実績があるので、必ず成果を出せるようになります。
弊社が多いのが、SEOに力を入れる対策になります。
このSEOの上がりは確かに、一般的なホームページよりは遅いように感じます。
それは、料金や事例などの有益なコンテンツがないため、グーグルから評価されづらいという点からだと思います。
しかし、スタッフブログがあるので、このデメリットを補えるくらい、ユーザーを考えた記事を作成し続ければ、次第に検索からの訪問者数は向上していきます。
ただし、その際には、できれば301リダイレクトを行わないで良いようにページ作成が必要になっていきます。
基本的には、グーグルやヤフーなどの検索エンジンは、URLの削除や301リダイレクトを行うのではなく、リライトを推奨しています。
そのため、弊社のホームページ制作では、基本的にはページを削除しなくてはならない状況を作らないことが最善であると説明をしています。
もちろん、サイト運営期間が長くなるにつれて、行わなくてはならないケースもあるでしょう。
ただ、その場合でもできる限り最小限に抑えることが、本当に成果の出せるSEOになると考えています。
成果を考えた場合に、集客さえできていれば、実は一定数の成果を上げれます。
さらには、成果が出ているので、ある程度予算を使った対策が非常に行いやすくなってきます。
そのため、Webサイト制作会社として、こんなことを言っても良いか分かりませんが、とにかく全力で集客力を高める対策を行えば、必ず期待通りの効果を得れるようになります。
企画段階で計画を
最後に、シングルページ制作で最も大切になるのが、企画段階での計画です。
企画段階でしっかりと、公開後はどのような作業を行い続け、そしてどれくらい成果が出れば、不足しているコンテンツを作成するのかを考えます。
また、スタッフブログで公開する記事で、後から追加するコンテンツに掲載するであろう内容は追加しないようにします。
これらは思い付きでは絶対に駄目で、制作中からしっかりと検討しておくのが良いでしょう。
確かに、まだ公開していない段階で検討することは難しいかもしれません。
ただ、Webサイト制作会社と一緒になって、具体的なアドバイスをもらいながら対応するようにしましょう。
最悪のパターンとしては、思い付きでスタッフブログを更新して、成果が出たらコンテンツを作成して、スタッフブログのページを削除することです。
URLがなくなるのは、恐らく2022年のSEOにおいては非常に大きなマイナスであるため、301リダイレクトを行えば良いではなく、初めから作らないことが大切になっています。