セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2021.10.31

小規模なホームページが行うべきSEO

当社のホームページ制作で作成するページ数は20ページ前後の小規模なホームページが多いです。

20ページ前後のホームページを制作するだけでは、SEO効果を発揮することが難しく、ほとんどの制作実績の企業では、サイト公開後にスタッフブログや事例・実績などのコンテンツを使って、新規ページを作成しています。

しかし、まれにホームページ制作で作成した20ページでSEO効果を発揮したいと言われることがあり、そういった場合に提案している内容を紹介します。

小規模なホームページのSEOとは

小規模なホームページでSEO効果を狙うのは、無謀であると言っても良いと思います。

現在のサーチエンジンは、品質を重視していますが、最低限は御社がメインで上位表示を狙うキーワードで検索したときに10位までにランクインしているホームページの平均くらいのページ数は必要です。

サーチエンジンの評価対象は、品質とボリュームの両方になり、ボリュームが少ないというのは、大きなデメリットであると言えます。

そこで、小規模なホームページのSEOでは、ボリューム以外の要素を完璧に実行することです。

対策法は以下でお伝えしますが、ボリューム以外の要素を完璧にすることで、状況によっては高いSEO効果を得られます。

では、具体的に小規模なホームページが行うSEO対策法について紹介します。

小規模なホームページがSEOで行うこと

ウェブ標準でコーディング

ホームページ制作時にウェブ標準でコーディングすることで、サーチエンジンの認識力を高めることが可能です。

お客さまがコーディングを意識するケースは珍しく、ブラウザでホームページを見たときにレイアウトが崩れていなければ問題がないと判断してしまいがちです。

しかし、Webの規格団体であるW3Cと呼ばれる非営利団体が、コーディングルールを定めていて、サーチエンジンはウェブ標準をベースにしてコーディングされたソースコードを確認しています。

もちろん、ウェブ標準でコーディングをしていなくても、サーチエンジンは正しくコンテンツを理解しようと努力はしてくれますが、あくまで努力になり、状況次第では、間違った認識をされてしまうリスクが存在します。

小規模なホームページのSEOでは、ボリュームが少ない分、各ページを正確に認識してもらうことが大切になるので、ウェブ標準でのコーディングの徹底化は必須であると言えます。

サーチエンジンが理解しやすいサイト構成

サーチエンジンが認識しやすいサイト構成でホームページを制作しましょう。

例えば、サービスコンテンツが3ページある場合は、3ページすべてを/service/〇〇/というURLにすることで、/service/内に展開されているページは、サービス情報だとサーチエンジンは認識できます。

小規模なホームページであるため、サーチエンジンが認識しやすいサイト構成であっても、SEO効果があるとは言い切れませんが、少しでもSEO効果の高いホームページを制作するには必須の対策です。

良質なコンテンツ作成

小規模なホームページでは、サイト内にあるすべてのページで良質なコンテンツを作成しましょう。

サーチエンジンは、ボリュームと品質が上位表示の秘訣になっており、ボリュームが出せない分、品質でライバルと差を付けることを意識しなくてはなりません。

ここで言う品質とは、文字数が何文字以上で画像が何枚以上という話ではなく、ページタイトルに対して、今現在で御社ができる最高の文章作成を行いましょう。

すべてのページで、訪問者にとって魅力的なコンテンツ作成を行えば、SEO効果を発揮する可能性が飛躍的に高まります。

カニバリゼーションを発生させない

小規模なホームページであるため、カニバリゼーションを発生させてはいけません。

カニバリゼーションとは、複数のページで同じニーズの訪問者が読むべき文章を作成すると、サーチエンジンで検索したときに、1つの検索ワードに対して2ページ以上がリストアップされている状態のことを言います。

1つのキーワードで2ページ以上がリストアップされると、ユーザーがクリックしてくれる可能性が高まると考え、良い現象だと思ってしまうかも知れませんが、サーチエンジンは、この状態になったとき、どちらのページにもマイナス評価を与えています。

そのため、小規模なホームページのSEOでは、サイト内のすべてのページで完全にニーズが異なる情報公開を行うことが重要になります。

SNSからの被リンク対策

制作実績の双子用抱っこ紐の販売ネットショップでは、小規模サイトでSEOに成功しているのですが、その理由はSNSからの被リンク数の多さです。

SNSからのリンクには、nofollowが付与されているので、一般論としては、被リンクにSEO効果はありませんが、Googleはnofollowでも関連性が高いと判断をすれば被リンク効果を与え、dofollowであったとしても関連性がないと判断をすれば無効化していると公表しています。

そのため、小規模サイトでホームページ運営量が少なかったとしても、SNS運用を適切に行うことで、多くの被リンクを獲得することが可能になり、小規模なホームページでもSEO効果を発揮しやすくなります。

まとめ

小規模なホームページのSEOについて紹介しました。

当社がおすすめするのは、サイト公開直後は小規模なホームページでも問題はありませんが、更新できるコンテンツを作成し、お客さが日々、新規ページを作成することで、狙ったキーワードで上位表示を実現しているライバルサイトよりも多くのページを保有することです。

ただし、制作実績の中には、小規模なホームページであっても、SEOで成功したお客さまもいるため、コンテンツの品質を意識し、ナチュラルリンクの獲得を狙うことで、小規模なホームページでもSEOで成功することが可能です。

ただし、難易度はかなり高いと認識しましょう。