- SEO・SEM
- 2015.04.05
スマホ対応しているHPは検索結果で優遇
2015年2月26日に、グーグルが「スマートフォン対応を行っているホームページは、スマートフォンでの検索結果で優遇する」と発表いたしました。
このスマートフォン対応による検索順位の変化は、2015年4月21日から導入され、少しずつ検索結果に影響が出てくるようになります。
スマートフォン対応とは
スマートフォン対応とは、スマートフォンユーザ向けにHPが最適化されており、スマートフォンでwebサイトを閲覧したときに、ホームページが見やすく読みやすいインターフェイスで構築されていることを言います。
基本的には、スマートフォンサイトを作成すること、あるいはレスポンシブウェブデザインでウェブサイトを作成することで対応することが可能です。
ランキング要素導入の理由
PCでホームページに訪れたユーザと、スマートフォンでホームページに訪れたユーザでは、そのホームページの操作性に大きな差が出てしまいます。
例えば、PCであればマウス操作のため、リンクをクリックすることは容易に行うことができますが、スマートフォンの場合は、指でのタップが必要となるため、リンクを設定している画像やテキストが小さかったり、リンクとリンクがあまりに近すぎると、自分がクリックしたいと思っているリンクを上手くタップできないなどの問題が発生いたします。
また、スマートフォンユーザのことを検討し、文字サイズを決定しなくては、PCで見たときはさほど気にならない文字サイズであったとしても、スマートフォンでウェブサイトに訪れると、文字が極端に小さいために、非常に読みづらくなってしまいます。
そのため、グーグルは、スマートフォンユーザとPCユーザを別に考え、スマートフォン対応を行っているウェブサイトは、スマートフォンユーザにとってより良いホームページであると認識し、スマートフォン検索の結果において優遇することを決定いたしました。
スマホ対応の方法
スマホ対応を行う方法をご紹介いたします。
モバイルフレンドリーテスト
グーグルが提供するモバイルフレンドリーテストを実施することで、スマートフォンで閲覧したときのウェブサイトの問題点を表示してくれます。
弊社のウェブサイトでは、モバイル対応を行っていないため、「テキストが小さすぎて読めません」と「リンク同士が近すぎます」、「モバイル用 viewport が設定されていません」の3つのエラーが表示されました。
これらを改善することで、ホームページのモバイル対応が可能です。
モバイルユーザビリティ
モバイルユーザビリティとは、グーグルウェブマスターツールにある項目で、アイフォンやアンドロイドなどのスマートフォンでwebサイトを閲覧したときの問題点を表示してくれる項目になります。
弊社のウェブサイトでは、「フォントサイズが小です:236ページ」と「タップ要素同士が近すぎます:231ページ」、「固定幅のビューポート:170ページ」、「ビューポートが設定されていません:66ページ」、「コンテンツのサイズがビューポートに対応していません:1ページ」がエラーとして表示されています。
モバイル対応を行うためには、モバイルフレンドリーテストの他にもモバイルユーザビリティのエラーを改善しなくてはなりません。
スマホ対応を行うべきかどうか
スマートフォン対応を行うべきかどうかお悩みの方であれば、まずはグーグルアナリティクスなどのアクセス解析のデータを確認し、現在ホームページにどれくらいのスマートフォンユーザが訪れているかを確認することで、早急に対応が必要であるかどうかの判断材料の1つとすることが可能です。
もし、御社のウェブサイトに多くのスマートフォンユーザが訪れているにも関わらず、スマートフォン対応を行っていないのであれば、現状のスマートフォンユーザの多くが2015年4月21日以降訪れなくなってしまいますので、早急にレスポンシブウェブデザインの導入、あるいはスマートフォン専用サイトの制作が必要になります。
グーグルアナリティクスでデバイスごとの訪問者数を確認する方法は、「ユーザ > モバイル > デバイス」のページから詳細な数値データを閲覧することができます。
リニューアルをご検討の方へ
HPリニューアルをご検討の方で、スマホ対応をすべきかお悩みの方は弊社にぜひご相談ください。
スマホ対応を行うべきかの調査を行い、行う場合であれば、レスポンシブウェブデザインでのwebサイト作成が良いか、スマホ専用サイトの制作が良いかをご提案させていただきます。
もちろん、ご予算が予め決まっている場合であっても、ご予算内で最良のプランをご提案させていただきます。