- 2023.06.30
雑記と特化のホームページではどちらがSEOに強いのか
SEOを意識したホームページ制作でよく言われるのが、特化と雑記でどちらが良いのかです。
結論を言うと、特化と雑記のホームページでSEOに大きな違いはなく、どちらも良質なコンテンツを作成し続けていれば、サーチエンジンから正当に評価してもらうことが可能です。
ただ、お客さまからの質問に対して、「どちらでも良い」というのは乱暴な回答なので、当ページでは「特化と雑記のホームページでどちらがSEOに強いのか」と質問されたときの回答を紹介します。
一般論では雑記よりも特化のホームページの方がSEOに効果的
雑記サイトとは、当サイトのように、メインはホームページ制作というキーワードで上位表示を狙いますが、当社が提供しているサービスにはSEOやアクセス解析などもあるので、さまざまな異なるテーマについて書かれたホームページのことを言います。
特化サイトとは、当サイトで言うと、ホームページ制作に特化したページだけを公開しているホームページのことを言います。
一般的に、SEOにおいては雑記よりも特化の方が、検索順位が高まりやすいと言われ、サーチエンジンは、個々のページだけで検索順位を決定しているのではなく、サイト全体も見ており、検索ワードに関連したページ数が多いホームページほど検索順位が上がりやすいと言われています。
しかし、制作実績のホームページで言うと、特化と雑記のSEO効果はほとんど変わらず、どちらも良質なコンテンツ作成を継続していれば成果を出すことができています。
雑記と特化のホームページのSEO
雑記サイトのSEO
雑記サイトとは、さまざまな事柄について書かれているホームページのことを言います。
一般的にはコーポレートサイトが該当し、メインビジネスは存在しますが、相乗効果を生み出せるキーワードが異なったサービスも提供されていることが一般的で、それぞれのサービスについて詳しいページ作成が行われています。
雑記サイトのメリットは、さまざまなキーワードでのSEO効果を狙うことが可能で、例えば当サイトで言うと【ホームページ制作】と【SEO】、【アクセス解析】などの検索ワードでサーチエンジンから集客できます。
ただし、ニッチなキーワードで上位表示を狙うのは難しく、さらには、さまざまなことについて書かれているので、ドメインとキーワードの関連性も高めづらく、上位表示の難易度は高くなってしまう特徴があります。
ただ、さまざまなキーワードで上位表示ができるというメリットは大きく、成約数で考えた場合に、雑記サイトだから効果が出ないということはありません。
特化サイトのSEO
特化サイトとは、1つの事柄について、詳しく書かれているホームページのことを言います。
一般的には、サービスサイトが該当しており、ある一つのサービスについて詳しい内容を掲載することで、サーチエンジンから高い評価を得ることが可能です。
特化サイトのメリットとしては、一つの事柄について、ホームページを運営しているので、ニッチな検索ユーザーの集客が可能になります。
例えば、当社の事例で言うと、【ホームページ制作 料金 60万円から】や【Webサイト作成 実績 豊富】などのキーワードで検索したときなど、1つのテーマに対して、あらゆるキーワードで上位表示が狙いやすくなっています。
さらに、ドメインと検索ワードの関連性も高まりやすく、サーチエンジンから、このホームページはこの事柄について書かれていると認識され、上位表示が行いやすい特徴があります。
このように特化サイトにおいては、一つのテーマに特化することができるので、ニッチなユーザーの集客と、検索ワードとドメインの関連性から各ページが高い検索順位を獲得できる可能性があります。
SEO効果で考えた雑記と特化ではホームページの運営量が異なる
雑記でも特化でもSEO効果を発揮することは可能ですが、ホームページの運営量が異なり、雑記サイトの方が多くの運営量が必要になります。
特化サイトであれば、1つのキーワードで上位表示を狙うだけで良いので、そのテーマと関連した内容で、ホームページを運営していれば、検索順位は高まっていきます。
しかし、雑記サイトでは、さまざまなテーマのページがあるので、上位表示を狙っているキーワード数が多いと、比例してホームページの運営量も増えていきます。
そのため、これからホームページを雑記サイトとして制作する方は、運営スケジュールの立案をおすすめします。
例えば、4つのキーワードで上位表示を狙っている場合に、それぞれのキーワードで検索をして、キーワードごとに10位以内にランクインしているホームページのページ数をカウントして、平均ページ数が目標にするページ数になります。
その後、それぞれの検索ワードで1年後に目標ページ数に到達できる運営スケジュールを立てることで、確実にSEO効果を発揮することが可能になります。
運営スケジュールを立てていないと、テーマごとにページ数が明らかに異なってしまい、このキーワードはSEO効果が高いけど、このキーワードは低いといった結果になるので、全体的なホームページの運営スケジュールは必須になっています。
ただ、これまでの制作経験で言うと、雑記サイトにおいて、キーワード数が多すぎると1年ですべてのキーワードでSEO効果を出すことが不可能なので、ホームページに掲載する内容を厳選した方が良いと感じます。
まとめ
雑記サイトと特化サイトのSEOの違いについて紹介しました。
結論的には、ホームページの運営量が異なっており、特化であれば1つのテーマに対してだけで良いですが、雑記の場合は、上位表示を狙っているキーワードすべてでライバルサイトよりも多くのページ数が必要になります。
ただ、継続した運営さえ行えば、SEO効果を発揮することが可能になるので、SEO効果をベースに雑記にすべきか特化にすべきかを考えるのではなく、自社のビジネス展開から検討しましょう。