- -制作法
- 2022.06.04
スタッフブログの直帰率を改善すれば成果数が増える!
弊社のホームページ制作は、基本的にはスタッフブログを作成しています。
このスタッフブログを作成する理由は、お問い合わせ数の獲得とさらには検索順位を高める目的になり、スタッフブログを制作し、しっかりと運営を行えば集客力と成約力が高まります。
しかし、実際にスタッフブログを運営していると、ホームページ制作実績を見ると、記事ページ自体の直帰率が高い場合と低い場合があります。
高い場合は成約数やSEO効果で見ると、確かに成果は出ていますが、しかし低い場合と比べると十分に効果を得れていないと考えます。
そこで今回は、スタッフブログの直帰率の確認法と低くする方法をご紹介します。
スタッフブログとは
一般的に、弊社がホームページを制作時に用意するスタッフブログとは以下になります。
- ブログ形式
- ノウハウを公開
- 更新ができる
- 画像や表などが設置できる
ホームページを制作時に、スタッフブログと言うのは上記の4点を達成できるコンテンツになっています。
ホームページ制作直後はSEOだけに絞って集客力を高めていただくケースが多いので、サイト運営に全力で取り組んでいただいています。
このスタッフブログを更新すれば、実は制作したホームページでは集客ができなかったさまざまな検索キーワードで見込み顧客を集客ができるようになります。
さらには、訪問者数はもちろんですが、成約数も向上させれ、企業サイトにとっては本当に重要になっています。
また、実はこれまでのホームページ制作実績で言うと、トップページのSEO効果も高めていて、今やホームページ制作にはスタッフブログは必須であると言っても過言ではないのです。
ただし、企業によっては、スタッフブログで更新できるほど高いノウハウは公開ができないと言われるケースもあります。
その場合、実績やお客さまの声などのコンテンツを用意しても同じ効果を得れるようになっています。
ただし、トップページのSEO効果はそれほど変わりませんが、やはり下層で見ると、スタッフブログの方がSEOに効果的であると思います。
ちなみにですが、当ページもスタッフブログにある1記事になります。
直帰率とは
直帰率とは、1ページだけを見てホームページから離脱した訪問者の割合を示す数値です。
例えば、当ページに100人の訪問者が入口として訪れ、40人がこのページだけで離脱したら、40÷100で0,4になるので、40%が直帰率になります。
この直帰率を下げるのはホームページ制作において非常に大切になっています。
ホームページ全体で見たときに、100人の訪問者が訪れていて、70人が1ページしか見てくれていなければ、成約数を増やすのが不可能であると思われます。
そのため、ホームページ制作後に集客対策を行い、すべてのページでそれなりに訪問者数が獲得できるようになったら、それぞれのページで直帰率を確認しましょう。
そして、入口になる回数が多いけれども、直帰率が高く大半の訪問者がそのページだけを見て離脱しているページを見つけ、改善すれば、ホームページ制作の成果を飛躍的に高めれます。
実際にあるアクセス解析会社が公表したデータによると、2ページ以上を見た訪問者だけで1人が見た平均ページ数を見て平均を出していました。
その平均は、5ページ以上が見られていると公表していて、この数値を下げる対策は、ホームページ制作を行ったら必ず行うようにしなくてはなりません。
ただし、グーグルアナリティクスのGA4では、直帰率は提供されていませんので、その他のアクセス解析を利用していない場合は、GA4では閲覧できないと理解をしなくてはなりません。
スタッフブログでは高い傾向
実際にホームページ制作実績の会社の直帰率を確認したら、スタッフブログがある場合は、比例して高まっているように思います。
弊社のホームページ制作では、基本的にはスタッフブログを制作しています。
そこにノウハウ系記事を書いていただくのですが、どうしてもノウハウ系記事の場合、普通に記事を作成しているだけでは、その内容を見て満足され離脱されてしまう傾向があります。
実際にホームページ制作実績の会社でスタッフブログがある場合、ホームページ全体の平均直帰率は70%から80%となっていて、スタッフブログでは80%を超えています。
しかし、実はすべてではなく、一部の会社では、実は非常に低いケースも見られ、低い場合は、30%前後になっているので、これらの会社はホームページ全体も30%前後になっています。
このように大半の会社のスタッフブログでは、直帰率が高いですが、一部の会社では、低いケースも見られ、それはなぜかについてご紹介したいと思います。
意外と簡単な下げ方
直帰率が高い場合と低い場合があるのですが、実はその差は本当にわずかです。
直帰率が高い傾向としては、直帰率を下げる提案をしたときに、Webサイト制作会社が何とかしてくれると考えているケースが多いです。
直帰率を下げるための対策を行いましょうと言えば、カテゴリーを整理するので提案して欲しいや、本文の下におすすめ記事を乗せようと考えられます。
確かに、カテゴリーの整理やおすすめ記事の掲載は重要であるとは思いますが、これまでの経験上は、これらの対策はほとんど効果がありません。
それよりも低い傾向にあるホームページを見ると、実は内部リンクがしっかりとしているケースが多いです。
訪問者が気になる箇所で、気になるように内部リンクを設置し、適切に誘導をしているのです。
ホームページ制作実績の会社を見たときに、この内部リンク設置をサイト運営側の都合ではなく、ユーザーを考えた設置を行っている会社の方が直帰率が低くなっています。
直帰率を下げるには、しっかりと内部リンクを充実していく必要があります。
また、例えばですが、弊社のサービスページにはSEOサービスがありますが、SEOという言葉が出てくるたびに、内部リンクを設置しても意味はありません。
本当にSEOサービスを閲覧したほうが、よりそのページの情報を深く理解できる場合に限定しなくてはなりません。
この内部リンクの差が、大きくスタッフブログの直帰率に影響を与えていて、さらには低いホームページを見ると、圧倒的に高い場合と比べ、成約率が高い傾向があります。
直帰されて良いページもある
この直帰を考える際に、全ページで改善する必要はありません。
グーグルアナリティクスだけのデーターではなく、制作したホームページも併せて検討すると、直帰されても良いというページも見つかります。
そのようなページであれば、別に改善する必要はなく、アクセス数だけ稼げば問題がないでしょう。
ただ、一般的なコーポレートサイトや集客対策に力を入れたホームページ制作ではあまりそのようなページはないと思われます。
そのため、自社サイト内で直帰されても問題がないページはしっかりと把握したうえで、アクセス解析のデータを確認しましょう。
似たデータで出口率がある
直帰に似たデーターで出口率と言われる数値があります。
直帰は、1ページだけを見てそのホームページから離脱した人、出口はそのページを最後にホームページから離脱した人を言います。
そのため、直帰ほどの緊急性はありません。
ただし、自社サイトを見て、出口回数が多いウェブページを見つけ、ここで離脱されるのではなく、このページを見て欲しいと言う場合は、そのページの出口率を下げなくてはいけません。
基本的な改善法は同じになるので、直帰を意識される方は、直帰が改善されたら次は出口の改善を行うようにしましょう。
当たり前の話ですが、高くても問題がないページも当然あるので、実際のホームページを見ながら検討するようにしましょう。
ホームページ制作後はユーザーを見て記事作成
ノウハウを公開するスタッフブログはSEOでは鉄板的に利用されるコンテンツです。
そして記事を作成時には、SEO効果を狙うのではなく、基本的にはユーザーのために記事作成を行うようにし、弊社ではこのユーザーのためにをホームページ制作段階からお話しています。
もちろん、大半の会社ではユーザーのために新規ページ作成やリライトを行えますが、実は成果で考えた場合にはもう1つ対策が必要で、それは内部リンクの設置になります。
内部リンクの設置は、設置だけであれば、誰でも簡単に行えます。
しかしユーザーのためのとなると、一気にハードルが高まりますが、こればかりはマニュアルを作成しても意味がなく、経験値で対応しなくてはなりません。
そのため、基本的には、普段から意識をし続けるようにしなくてはなりません。
意識をしっかりと行って、作成したページの解析結果を見ながら、改善を繰り返すことで、直帰率、さらには全体も下げれるようになります。
直帰率を下げるのは、ホームページ制作でもっとも難しく、さらには対策法は一言で言えば内部リンク設置です。
しかし効果が出る内部リンク設置は本当に難しく経験値がそれなりには必要になるので、しっかりと対策立てて継続して行うようにしましょう。
そして、下がれば、その結果として、成果率が飛躍的に高まります。
直帰率はサイト運営で最初に行う対策
直帰率を考えるのは、集客で成功した後になります。
そして集客力がある程度高い段階であれば、グーグルアナリティクスなどのアクセス解析で有益な数値データを確認できるのですが、そこで最初に行うのが直帰率対策です。
現在、ホームページの多くが検索エンジンから見込み顧客を集客しています。
そのため、せっかく検索エンジンから訪れてくれたユーザーを適切に次のページへと誘導し、そしてゴールにたどり着いてもらうようにしなくてはいけません。
そして先述している通り、アクセス解析が公表したデータを見ると、直帰しなかったユーザーは、平均で5ページ以上も見てくれます。
入口ページ→サービスページ→問い合わせフォーム→確認画面→サンキューページで5ページです。
そして入口ページとサービスページがイコールであった場合は、4ページが最低ラインになっていて、この4ページを稼ぐためには直帰率を改善しなくてはいけません。
直帰は非常にホームページの問題になっているので、ホームページを制作し、集客ができるようになれば、必ず直帰の改善に取り組むようにしましょう。