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  • 2024.03.01

ホームページのSEO効果が高まる301リダイレクトの整理法

ホームページ運営期間が長くなってくると、301リダイレクトが多くなっていきます。

301リダイレクトを気にされないお客さまもいらっしゃいますが、自社サイトでさらに高いSEO効果を出すために、整理の相談をいただくことも多いです。

当ページでは、より高いSEO効果を出すための301リダイレクトの整理法について紹介します。

301リダイレクトを整理する重要性

ホームページに301リダイレクトの数がそれほど多くない場合は整理する必要がありません。

301リダイレクトを整理すると検索順位が大きく落ちる可能性が高いので、数が多い場合のみに整理が必要と認識しましょう。

では、なぜ301リダイレクトの整理が必要かを紹介します。

関連性がないとホームページの検索順位が落ちる

301リダイレクトは、元ページから先ページへとSEO評価を譲渡できる設定です。

しかし、元と先のページで関連性がないとSEO評価は引き継がれず、逆にホームページにあるすべてのページのSEOでマイナス評価を受けてしまいます。

関連性の有無はGoogle次第なので過剰に増やすのは危険

301リダイレクトの関連性はウェブマスターが目視で判断しなくてはなりませんが、最終判断はGoogleが行っています。

すなわち、ウェブマスターがどんなに関連性があると判断しても、Googleが関連性がないと思うと、その301リダイレクトはホームページのSEOでマイナスになってしまいます。

301リダイレクトによる検索順位の下落は解除するまで永続的

これまで制作実績のホームページに301リダイレクトを提案してきて、厄介だと感じるのが、間違えた301リダイレクトを行っている場合、その評価は永続的に続くという点です。

すなわち、SEOでマイナス評価を受けている301リダイレクト数が多いホームページは、解除するまで検索順位を高めづらい状態になってしまいます。

これまでの制作実績のホームページで見ると、SEOでマイナス評価を受けている301リダイレクトがあると、どんなに頑張ってSEOを実施していても検索順位が高まった事例はありませんでした。

301リダイレクトの整理法

上記のように、301リダイレクトを整理することは重要になるので、当社がお客さまのホームページで行う301リダイレクトの整理法を紹介します。

301リダイレクト元のページをURL検査

301リダイレクトの整理法として、301リダイレクト元ページに対して、GoogleサーチコンソールのURL検査を行います。

そうすると、ページのインデックス登録に、ページはインデックスに登録されていません: ページにリダイレクトがありますと表示され、その少し下にGoogleが選択した正規URLが記載されています。

このGoogleが選択した正規URLが301リダイレクト先ページになっていれば、Googleが関連性があるページと認識しているので問題ありません。

ただ、ここに、別ページのURLが記載されている場合は、そのページにリダイレクト先を変更するのが無難でしょう。

検索順位を見ながら301リダイレクトを減らす

いっきに301リダイレクトを減らすと、ホームページのSEO効果が大きく下がってしまいます。

そのため、当社では、例えば1ヶ月に10本ずつや半年で20本ずつなど、301リダイレクト数に応じて、2,3年計画で301リダイレクトの数を減らす提案をしています。

301リダイレクトを少しずつ減らしながら、検索順位やホームページの訪問者数を確認して、下がっていれば、元の状態に戻るように新規ページ作成に取り組みましょう。

301リダイレクト解除すると、Googleは404 NOT FOUNDとして認識をし始め、半年や1年後には、Googleサーチコンソールに該当ページのURLが表示されなくなります。

この取り組みを年単位で行い、Googleサーチコンソールの数値データを最適化することにより、ホームページのSEO効果の最大化を狙います。

まとめ

ホームページのSEO効果を高める301リダイレクトの整理法を紹介しました。

301リダイレクトは、SEO評価を引き継ぐということは誰でも知っていますが、細かな仕様はWeb制作会社やSEO会社であっても分かっていません。

そのため、過剰に増やしてしまうのではなく、少しずつ時間をかけて整理していくことが重要です。

ホームページのSEO効果向上を目指し、301リダイレクトの整理を検討中の方の参考になれば幸いです。