- 2022.06.24
SEOは手数が勝負で工数が多いホームページが勝つ
ホームページを制作し、集客対策で、SEOを選択されるクライアントは多いです。
これまで、ホームページを制作してきて感じる点は、作業量が多いというポイントです。
ただ、最近はテクニックだけで言えば80点を取れるケースが多く、結局、最終的にSEOは、ホームページ制作後に行う手数の多さではないかと感じています。
SEOと手数
当社は、ホームページ制作後に、SEO目的でクライアントへ多くの作業量を提案しています。
もちろん、これから先もずっと同じ提案をするつもりはなく、作業量が減らせる手法を日々研究しています。
ただ、昨今は、ホームページ制作とSEOについて調べても、効率的な対策は見当たらず、結局作業量を減らす対策は取れていません。
当社業界で有名企業のツイッターを見ると、サーチエンジンからの流入を増やすテクニックは、ほぼ情報すべてが出回っているという発言があります。
そのため、結局は手数が大切で、ホームページ制作後に、チームを組み、担当者それぞれがテクニックを駆使して対策するのが重要と言っています。
実際に、この投稿を見たときに、その通りだと感じましたが、ただ作業量が膨大であり、さらに業種や業態によっては、信じられないくらい労力が必要です。
現段階で言えるのは、SEOは手数は必須であり、さらに間違えた対策ではなく正しい対策を実施する必要があるという結論です。
クライアントの中には、間違えた作業を継続して行ってしまい、疲弊して、一切検索順位が上がらなかった事例があります。
そうならないためにも、まずはテクニックを身に付け、それらを駆使した継続した作業こそが重要だと感じます。
では、どんな手数が必要かを紹介します。
ホームページ制作後のSEOで手数が必要な作業
ホームページ制作後の作業は本当に膨大で、具体的に何を継続すれば良いかを紹介します。
良質な新規ページ作成
個人的に、最も大切で最大の難関な点が、新規ページ作成です。
さらに、ただ作成すれば良いわけではなく、高品質という前提が入り、多くがここで疲弊してしまうように感じます。
ただ、良質な新規作成の効果は高く、ある企業が200記事ほどを作成したところ、もともと毎日10人程度のアクセスが現在は800人になっています。
そのため、ホームページ制作後から、必死に新規を作成し続ける必要があり、さらに効果測定として検索順位やサーチコンソールを見て品質を高めなくてはなりません。
この作業は、ウェブマスター次第では、かなり大変で、真剣に計画とスケジュールを立てて取り組む必要があります。
リライト
多くの方が嫌がる施策がリライトです。
リライトでは、具体的な指標はなく、読み直したときに、もっと良い表現や文章があれば、それが低品質に分類されます。
非常に曖昧ですが、グーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビングなど、主要なサーチエンジンは独自の指標で品質を測定しています。
その指標自体は一切公表がされず、今できる最高の文章かをチェックし、もっと良い表現があれば改定すれば、高品質化が可能です。
不要ページの削除と301リダイレクト
低品質コンテンツが多いと、制作したホームページ全体の検索順位を下げる可能性があります。
さらに、単に削除するよりも適切に301リダイレクトを行えば、評価が失われず、先ページへ8割程度の効果を引き継ぐようになります。
ただ、当社では、あまりおすすめしていません。
昨今のサーチエンジンは、不要ページであると思って削除をしても、良質であると判断されていて、検索順位を落とす可能性があります。
さらにリダイレクトはアメリカのSEO業者MOZによると、現在主流な対策は数を増やさないことと発言し、少ない方がランキングが高いとまで言っています。
そのため、最終手段として、当社ホームページ制作では、一度公開したページは削除もリダイレクトもしないことを推奨します。
経験則ですが、過去に行っている場合は、今日時点から削除はしない、リダイレクトも増やさないを徹底しましょう。
そして、様子を見ながら、1年以上経過したリダイレクトを少しずつ減らせば、高い検索ランクへと成長します。
被リンク
最近では、あまり効果が見られず、提案する機会も減りましたが、おまじない効果として、被リンク対策も行う必要があります。
実績企業で言えば、実は、新規作成だけで手一杯になるケースがほとんどです。
そのため、被リンクは、当社が見つけたときに、紹介をして登録する作業だけになります。
ただ、それでも結構時間がかかる事実はあり、効果は目に見えづらく、心境的には必要なのかと思うかもしれません。
そのため、意識を向ける程度で良く、まったく行わずに上位表示した事例もあります。
広報活動
広報活動は、すべてのクライアントが実施しています。
実施内容はお客さまによって異なり、プレスリリースやセミナー開催の告知とその後のシェアなど、さまざまです。
ここまで行われると、ウェブマスター1名では絶対に人数が足りないと思い、周りの方がサポートすることが推奨されます。
手数だけど突発的ではなく継続したSEO
上記のようにSEOは手数が大切で、特に厄介な点が、新規作成とリライト、削除、リダイレクトです。
ただ、当社のホームページ制作では、更新マニュアルに削除とリダイレクトはしないと記載しているため、少し作業ボリュームが緩和されます。
しかし、それでも新規作成量は膨大で、ホームページ制作後によく提案するのは、100記事の作成です。
公開後に、どれだけ時間がかかっても良いと考えられる企業はまずおらず、最短で成果を出したいと考えるのが一般的です。
極論ですが、1日に100記事を公開して、運営を辞めてしまっては、成果が出る確率はかなり低いと感じます。
それよりも、毎日1記事を公開して、100記事を作成したほうが高い効果を発揮できます。
SEOは手数が大切ですが、それよりも継続した運営の方が重要で、突発的な量にこだわるのではなく、作業を続ける点に着目しましょう。
ちなみにですが、もちろん量も重要で、理想は毎日10ページ作成を永続的に継続することであるのは間違いありません。