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- 2020.02.08
URL削除機能がリニューアル
グーグルサーチコンソールにURL削除機能が実装されました。
URL削除機能は、もう検索結果ページに表示しなくてもよいページをユーザが手動で削除する機能になっており、上手く利用することで、グーグルのホームページ内の巡回効率を大きく高めることが可能になります。
このURL削除機能は、これまでグーグルサーチコンソール内にはなかった機能になるため、サーチコンソール内に表示してくれることで、わざわざページを移動する手間が省け、ホームページ運営効率を大きく高めることができるようになりました。
目次
従来のURL削除機能は使用できない?
今回のアップデートにより、従来のURL削除機能を利用する意味がなくなりました。
実際に、従来のURL削除機能ページに訪れると、ページの上部に『重要: このレポートは 2020/02/27以降はご利用いただけなくなります。代わりに 新しい [削除] レポート をご利用ください。』と表示されているため、2月27日からは、旧URL削除機能を利用できなくなってしまいます。
ただし、2月26日までは利用することが可能ですが、正しく利用するためにも、新しいURL削除機能を利用されることがお薦めです。
グーグルサーチコンソールを導入しよう
URL削除ツールを利用する場合は、グーグルサーチコンソールが必要になります。
グーグルサーチコンソールは、検索エンジンのグーグルが提供しており、SEOに役立つ情報が表示されたり、ホームページの情報をグーグルに送信ができるツールとなっています。
このツールは、今やSEOにおいて非常に重要となっているため、URL削除機能の利用はもちろんですが、普段のホームページ運営を理論的に行っていくためにも、この機会に導入していくことをお薦めいたします。
新しいURL削除機能でできること
新しいURL削除機能では、従来の削除機能よりもできることが増えています。
一時的な削除
一時的な削除にURLを送信することで、6ヶ月間そのウェブサイトが検索結果ページに表示されなくなります。
もちろん、6ヶ月が過ぎると検索結果ページに表示されるようになるため、送信したURLの中に、検索結果ページに6ヶ月を超えても表示させたくないページがある場合は、必ず6ヶ月後に再申請をしなくてはなりません。
もし、6ヶ月後の申請を忘れてしまいそうだとお考えの場合は、そのページのヘッダにnoindexなどのタグを入れると効果的になります。
古いコンテンツ
こちらは、検索結果ページからは削除されませんが、現在グーグルが保管しているホームページのURLを除くデータのみを削除することが可能です。
そのため、次に検索エンジンがクロールして、情報を収集するまでは、そのページの情報は表示されなくなってしまいます。
ホームページのフルリニューアルなどの場合に利用する機能になっていますが、リニューアルの際にはリダイレクトを活用するため、あまり利用する機会が少ない機能となっています。
セーフサーチフィルタリング
自分のホームページがユーザによって不適切だと判断され、通報された場合にリストが表示されます。
万が一、ウェブサイトのいくつかのページが不適切だと通報されていた場合は、適切なページへと改善していかなくてはなりません。
また、修正せずに放置していると、アダルトコンテンツとしてグーグルに見なされてしまいます。
間違えて送信しても削除が可能
万が一、グーグルに認識して欲しいページを誤って送信してしまった場合でも、送信情報を取り消すことが可能です。
送信してしまったURLの右側に送信取り消し用のボタンが配置されているため、そこから送信をキャンセルできます。
URL削除は慎重に
URL削除機能は普段はあまり利用しませんが、スパムになっている場合はもちろんですが、前のウェブサイトの評価を引きつかなくて良いホームページのリニューアルの場合などについては、非常に便利なツールとなっています。
そのため、もし利用しなくてはならないタイミングが出てきた場合は、必ず導入したほうが良いですが、誤ったURLを送信してしまうと、せっかくSEO対策を行い、順位が上がっていたとしても、一気に検索順位を落としてしまい、訪問者数が激減してしまうこともあります。
そのため、URLの削除ツールを利用する場合は、慎重に活用するようにし、正しい情報をグーグルに送信するようにしなくてはなりません。
もし、設定で不明な箇所や不安点がある場合は、お気軽に当社にご相談ください。