- -制作法
- 2022.06.15
ホームページ制作後にどうなりたいか考えていますか?
ホームページ制作後にどうなりたいかを考えるのは非常に大切です。
ホームページ制作の企画内容のページでもご紹介していますが、ここではどうなりたいか、すなわち目標設定にクローズアップしてご紹介をしたいと思います。
ホームページ制作は何かしらの成果を得たいなら、どうなりたいかを真剣に考えなくてはいけません。
どうなりたいかを考える目的
ホームページを制作しようと考えたらWebサイト制作会社に問い合わせをすれば終わりではありません。
なぜホームページを制作しどうなりたいかを考えることが非常に大切になっています。
例えば、何も考えておらず、ただホームページを制作したいと漠然と考えていたとします。
この場合、Webサイト制作会社は非常に楽というか、必達目標がないので、スムーズにホームページが制作できてしまいます。
もちろん、Webサイト制作会社が大変だから良いと思うのではなく、普段のルーチンワークとしてこなされると、本当はお問い合わせが欲しかったのに、まったく得れないようになります。
そのため、しっかりと最低でもお問い合わせが欲しいや、商品を売りたいなどの概要のゴールだけでも良いのでしっかりと定めるようにしなくてはなりません。
これらを定めていると、Webサイト制作会社の提案内容が成果に向かって行う作業を掲載してくれるので、効果的なホームページを制作できる可能性が高まるのです。
Webサイト制作会社との相談
上記のどうなりたいかの目的は、それだけでは効果を出せないので、自社だけではなくWebサイト制作会社と一緒になって検討をしましょう。
お客さまだけで検討される際には、お問い合わせが欲しいだけでも良いと思います。
この情報をヒアリングのために来社したWebサイト制作会社に伝えると恐らく「現状で御社商品が売れている理由は?」と尋ねられます。
ここでこの確認を行う目的は、お問い合わせを行ってくれるユーザーの動機の明確化になっています。
例えば現在、ホームページがなくても、お問い合わせがある状態の理由をしっかりと考えて、その情報をホームページに入れ込めれば、当然成果を出せるようになります。
ただし、ここまでをクライアントさまだけで行おうとすると相当大変なので、基本的にはWebサイト制作会社のサポートを受けながら検討しましょう。
実際にこれらはホームページを制作するにあたり、さらには成果を追求するにあたり非常に重要なフェーズになっています。
面倒くさいと思わず、しっかりと対応していくようにしましょう。
これまでの経験上、恐らく経験値が高ければ高いだけ適切なアドバイスが可能になっているので、絶対に自社だけで検討するのは控える方が良いでしょう。
数値データとして出そう
この検討では、しっかりと数値データを出すことも大切です。
例えばお問い合わせが欲しいと考えていた場合に、1件でも問い合わせがあれば目標達成になります。
そのため、例えば月に10件欲しいなどの具体的な数値を含めることが大切です。
ただし、その際には、御社自身のクロージングレートと売上から逆算して考えましょう。
例えば、1商品が100円で売上が100,000円欲しいとすると、100アイテムの販売をしなくてはなりません。
そして、クロージングレートが50%であった場合には、200回の問い合わせが必要になるのです。
そして訪問者数も考えておいた方が良く、200回の問い合わせを獲得するためには、ホームページの問い合わせ率が1%だとすると、訪問者数は200,000人必要になります。
もちろん、企画や提案では、200,000人を集めるためには具体的にどのような集客対策を行う必要があるかも検討しています。
このように、具体的な数値データを持っていないと、実は行き当たりばったりで作られたホームページになる可能性があるのです。
確かに、数値データを利用することは非常に手間がかかりますし大変です。
しかし、数値データがあったほうが効果を出せる可能性は高いので、しっかりと数値データを含んで、どうなりたいかを考えましょう。
公開だけでは期待通りにはならない
ホームページを作った後、すなわち公開したら、お客さまの期待通りの成果を得れる例は最近はありません。
その理由は主に集客力に問題が発生してしまいます。
現在の集客対策は、SEOであれソーシャルメディアであれサイト運営が必須になっています。
そのため、ホームページを制作時からしっかりと集客対策を意識しなくてはなりません。
もちろん、闇雲にサイト運営を行うのではなく、数値データを活用して、訪問者数をどう増やせば良いかやサイト運営をどう行えば成約率が高まるのかを検討することが重要です。
そのため、ホームページを作ったことはスタートラインであり、そこからサイト運営を継続して成果向上を狙う必要があるのです。
サイト運営の実施ポイント
では、成果向上にはサイト運営が必要になっているので、そのポイントを紹介します。
基本的にはどのようなことを行うにしても数値データを活用しましょう。
例えばSEOであればグーグルサーチコンソールです。
ソーシャルメディアからの集客や成約率を高める対策はグーグルアナリティクスになっています。
もちろん、これだけではなく、現在はアクセス解析やホームページの分析ツールは世の中に非常に多くあります。
そのため、自分の使いやすいツールでもまったく問題がありません。
これらのツールを利用して、ホームページの状態を数値として把握しましょう。
健康診断と同様で、例えば、最近体がしんどいと思っていて、受診してみると、ガンマ値が異常に高く、お酒を控えないと体のしんどさは直りません。
ホームページも同様で、問い合わせがないのは、この数値が高いからで、その数値を改善するにはこのような対策が必要になると言うのを数値で把握する必要があるのです。
この数値の改善は、ホームページにおいては、1回の改善ではなかなかよくならない、さらには1ヵ所改善しただけでは期待通りの成果を得れません。
そのため、サイト運営を継続する必要があり、PDCAサイクルを回しながら、しっかりと対策を行えば御社のどうなりたいを超える成果を得れるのです。
必要な対策を必要量行う重要性
このように数値データを見ながらサイト運営を行えば、必ず期待通りの成果を出せるようになります。
この数値データを活かす際に知っておいて欲しい情報としては、必要な対策を必要な分量行うことです。
例えば、SEOで言えば、SEO効果を出すためにライバルサイトのページ数と被リンク数を調査します。
そしてページ数が大体似ているのに検索順位に大きな差が生まれている場合は、ページの質を高めるか、質の高い被リンクを集めなくてはなりません。
もちろん、企業によってはページ作成だけでも追い抜ける可能性は十分にあります。
ただ、現在のグーグルやヤフー、マイクロソフトのビングは、質を意識しています。
そして、数値データを把握で来たら少しでも質の高いページを後何ページ作成しないか行けないや被リンクがいくつ必要かが分かることで効率が高まります。
このように数値データを見ながらサイト運営を行うことで、本当に効率的なホームページへと成長するのです。
ホームページ制作後にどうなりたいかと手段を検討
ホームページを制作する際には、必ずどうなりたいかを考えましょう。
もちろんですが、具体的な手段も合わせて検討したほうがより良い効果を得れるようになっています。
ただ、社内だけで検討するのは経験値が不足しているので難しいと言う場合は、そのホームページを作ってくれる業者などに相談をすると良いでしょう。
ホームページを公開しても、期待通りの成果を得るためには、しっかりとこれらを考えて対策を行えば御社があるべき姿へと成長します。