セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2022.05.22

リニューアル前に見たいホームページのアクセス解析データ

ホームページをリニュアルする際には、ウェブマスターやWeb制作会社の勘や経験から実施するのではなく、数値データに基づく必要があります。

勘や経験に頼ったリニューアルを実施した場合、問題点だと思っていた箇所が、実は成果に繋がるコンテンツであったため、逆にホームページの成果数を落としてしまう可能性があります。

今回は、リニューアルを行う前に、最低限チェックしたいアクセス解析の数値データを紹介します。

リニューアルにはアクセス解析が必須

これからホームページをリニューアルする方は、アクセス解析が示す数値データを確認しましょう。

アクセス解析を利用することで、現状ホームページ全体や重要コンテンツがどれくらいの訪問者数やPV数を獲得できているのかを知ることができるので、リニューアル後にはどれくらいに増やしたいという目標を立てることが可能です。

さらに、リニューアルの目的は単にデザインを一新させるのではなく、成果数の向上になってくるので、現サイトが抱える問題点の発見にも役立ちます。

ホームページリニューアルでアクセス解析を確認しない企業では、ウェブマスターやWeb制作会社の勘や経験から問題点をピックアップします。

しかし、これでは、現状が分かっていないので、もしかすれば成果に繋がっている要素を改悪してしまう恐れもあるのです。

このように、ホームページをリニューアルする際には、アクセス解析は必須とも言え、アクセス解析会社を利用して、詳細な分析データを出してもらうことがおすすめですが、予算をかけたくない場合は、ウェブマスターやWeb制作会社が閲覧しても問題ありません。

ホームページをリニューアルする前に見たいアクセス解析のデータ

ホームページ全体の現状把握

アクセス解析会社のレポートも、1ページ目は、ホームページ全体の概要が掲載されています。

これは、アクセス解析を使って何かアクションを起こす際には、まずはホームページ全体の状態を把握することが大切だからです。

そのため、現サイトの現状を把握するために、ホームページ全体の訪問者数やPV数、直帰率、平均滞在時間を確認しましょう。

集客力を分析

当社の制作実績から、ホームページの集客ルートは、SEOとSNS、リスティング広告、メルマガ、リアルでの告知の5つからの訪問がメインです。

どの集客ルートが人気があるかが分かれば、リニューアル後に、さらに多くの見込み顧客を集客する方法、さらに成果が出ていない集客ルートではどんな対策が必要になるかを検討することが可能です。

また、多くの労力をかけているのに、ほとんど集客効果がないルートは、リニューアルを機にその対策を辞める選択も考えられます。

ホームページの集客は、闇雲に行っても成果を出すことが難しいので、運営の中でもアクセス解析をチェックすべきではありますが、普段は忙しくて見る暇がない場合は、リニューアル前だけでも必ず確認することを推奨します。

人気があるページの把握

ホームページで人気があるページを確認するようにしましょう。

人気があるページは、アクセス解析が示すPV数と入口回数、平均滞在時間の数値データです。

PV数が多いページは、内部リンクを使って、ページに訪問しているユーザーが多いことを指していて、他のページを見た後に、ページにアクセスする可能性が高いことを意味します。

入口回数が多いページは、サーチエンジンやSNS、メールマガジンなどからホームページの入口となっているページになり、ホームページ外の対策が成功していると言えるでしょう。

最後に、平均滞在時間は、ページの内容がよく読まれていることを意味しているので、コンテンツの内容がユーザーにとって魅力的で良質であると言えます。

これらの数値データを確認して、なぜその結果になったのかを検討することで、成功しているページの作成法を成果が出ていないページに実施することが可能です。

直帰率

これまでの制作経験から、アクセス解析が示す数値データの中で、もっともホームページの成果を妨げているのが直帰率です。

直帰率とは、該当ページが入口になったけれども、訪問者がそのページだけを見て離脱したことを指しています。

すなわち、直帰者を減らすことで、訪問者に複数ページを閲覧してもらうことが可能になり、自然とホームページの成果数が向上していきます。

ただし、この直帰率は、1点注意点が存在しています。

例えば、自社の近隣にある施設を紹介するページで、それぞれの施設のホームページに発リンクしているページでは、直帰率が高くても問題ありません。

自社のホームページに最適な直帰率の活用が求められていて、必ず数値データだけを確認するのではなく、現在のホームページの状況から対策法を検討していくようにしましょう。

まとめ

ホームページリニューアル前に見たいアクセス解析の数値データを紹介しました。

これまでの制作経験で言うと、リニューアル前にアクセス解析を実装していないや、実装はしているけれども一度も見たことがないという企業が多い傾向にあります。

もちろん、無理をして普段から毎日見なくても良いですが、最低限、ホームページをリニューアルする際には、ウェブマスターとWeb制作会社が確認をした方が、高い成果の出るホームページへと成長します。