株式会社セブンデザイン SEOに強い大阪のホームページ制作会社

  • 2022.06.10

サイト運営者が最低限知っておきたいポイント

成果が出るホームページでは、制作よりも、多くの労力が必要になるのがサイト運営です。

サイト運営を効率的に行うためには、がむしゃらに更新作業を行うのではなく、ウェブマスターが最低限知っておくべきポイントが存在しています。

今回は、当社がホームページ制作後に、お客さまに紹介してきたサイト運営者が知っておきたいポイントを紹介します。

サイト運営者が知るべきこと

ホームページはユーザーのために存在している

Web制作会社からホームページはユーザー目線でなくてはならないと言われた経験があると思います。

ホームページは、ユーザー目線でなければ、集客力と成約力で成果を出すことができません。

集客では、SEOやSNS運用、リスティング広告出稿を行う企業が多いと思いますが、それぞれがユーザー目線でなければ、訪問者をホームページに呼び込むことができません。

SNS運用やリスティング広告であれば、ユーザー目線でないとアクセスがないというのは理解できると思いますが、昨今ではSEOもユーザー目線の追求がアルゴリズムに含まれています。

すなわち、従来のように、多くの文字数の文章を作成したり、キーワード出現頻度を最適化したとしても、現在のSEOでは成果を出すことはできず、サーチエンジンは本文を読み、その文章がユーザーにとって有益かを調査してランキングを決定しています。

成約では、昨今はホームページの数が多く、状況によっては1企業で複数のホームページを運営しているので、ユーザーが知りたい1つの情報に対して、多数のホームページが存在しています。

その結果、ユーザーの選択肢が多く存在し、それを訪問者も理解しているので、ユーザーにとって価値あるコンテンツ提供でなければ、他のホームページへと移動してしまい、御社サイトで成果に繋がるアクションを行ってくれることがなくなりました。

このように、現在は、ユーザー目線の追求こそが成果を出すための秘訣になり、サイト運営者は、ホームページ制作後の品質をサイト運営でさらに高めていく必要があるのです。

SEOは魔法じゃない

多くの企業にホームページ制作後にSEOをサポートしていて、たまにSEOを魔法と勘違いされているケースがあります。

SEOを魔法と感じられてしまうお客さまでは、ホームページ制作時にSEOの実績を確認され、ホームページ制作後は、まったく運営を行わない傾向が見られます。

しかし、SEOは、サイト運営努力の結果に他なりません。

もちろん、ホームページ制作時に、サーチエンジンが好むサイト・ページ構成やデザイン、ウェブ標準でのコーディングなどの手法は必要ですが、しかし現在のSEOではそれだけで上位表示ができるほど甘くないのです。

ホームページを公開した後、お客さまが毎日ユーザー目線で新規ページ作成やリライトを繰り返した結果、SEO効果を発揮し、狙い通りの検索順位へと成長するのです。

実際の事例で、当社の競合になるWeb制作会社がホームページを制作して、1年間SEO効果が出るのを待っていた企業があり、当社にご相談をいただきました。

お客さまは、1年間、何もせず、ただ検索順位が上がるのを待っていたそうです。

そこで当社が年間の運営スケジュールを策定して、お客さま更新をお願いしたところ、4ヶ月で狙ったキーワードで上位表示を実現しています。

このように、SEOは、ホームページ制作だけで狙い通りに上位表示を実現できるものではなく、日々の運営の結果であると理解するようにしましょう。

被リンクはナチュラルリンクを集める

被リンクの役割は、被リンク先のページのSEO効果の向上と、訪問者の集客になります。

しかし、無料ブログなどを活用して、自作自演で被リンク本数を増やしたとしても、現在のサーチエンジンは低品質な場合は無効化処理を行っています。

さらに、自作自演の被リンクの多くが被リンク元のページの品質の低さから、訪問者が御社サイトに移動してくれることはありません。

そこで大切になってくるのが自作自演ではなく、他のウェブマスターが自発的に行ってくれるナチュラルリンクになります。

現在のSEOにおいては良質なページを作成することが基本になるので、被リンク元のページの品質の高さから必ず効果を発揮するようになるでしょう。

さらに、良質なページからの被リンクであれば、訪問者の移動も実現できるので、御社のホームページの訪問者数を底上げすることが可能です。

ナチュラルリンクを集める方法は、ホームページにあるすべてのページを良質にすることです。

すなわち、ユーザーが良いページを発見したと感じ、自分のホームページの更新ネタに利用しようと考えてもらえるくらい品質の高いページ作成が重要です。

ホームページの良質化は、検索順位を高める効果もあるので、そこにプラスアルファで被リンクを得ることができれば、ホームページ全体の検索順位が高まるでしょう。

集客法はSEO以外にもある

ホームページの集客対策は、SEOだけではありません。

例えば、SNS運用やリスティング広告の出稿、リアルでの告知活動、メルマガ配信など、さまざまな集客対策が存在します。

そのため、SEOに固執するのではなく、複数の集客対策を実施するようにしましょう。

SEOには、Googleコアアルゴリズムアップデートと呼ばれる仕様変更が存在しており、一般的には過剰なSEO対策を行っているホームページの検索順位が落ちてしまいます。

そのため、コアアルゴリズムアップデートの影響を受けないためには、ユーザー目線のサイト運営を継続することが重要になるのですが、まれにユーザーのための新規ページ作成やリライトを行っているホームページも影響を受ける可能性があります。

そのため、すべてのホームページが可能性として、コアアルゴリズムアップデートの影響を受ける恐れがるので、サーチエンジン以外からの集客対策も行う必要があるのです。

また、SEOは必ず上位表示が実現できるものではないので、もしどんなに頑張ってサイト運営をしても検索順位が上がらない場合は、他の集客対策に取り組むことが大切です。

このように、ホームページには複数の集客ルートがあり、SEOだけに固執するのではなく、最低でもあと一つは集客ルートを持つ必要があります。

アクセス解析を見る習慣を持つ

ホームページを公開直後は不要ですが、訪問者数が増え始めた段階で、アクセス解析を見る習慣をつけるようにしましょう。

当社の制作実績では、多くの企業がアクセス解析を利用した経験がないので、初めから細かな分析を行う必要はありません。

まずは、アクセス解析の結果を見て、自分なりに考えてみたり、さらにはサーチエンジンやSNSを使って、アクセス解析の勉強を行うようにしましょう。

そうしていれば、次第にどのような数値データをどのように活用すれば良いかが見えてきます。

いきなり使いこなすことは難しいと思われるので、まずはアクセス解析ツールの示す数値データに慣れることが大切です。

まとめ

サイト運営者が知っておきたいポイントを紹介しました。

従来のホームページ制作は、公開後に更新をしなくても成果を出せていましたが、現在は、継続したサイト運営を行わなくては成果を出すことができません。

このサイト運営はがむしゃらに行っていては効率が悪いので、最低限上記を把握したうえで、開始するようにしましょう。

また、Web制作会社のサポートを受けることで、サイト運営効率が最大化され、少ない努力で最大の成果を得ることが可能になります。