- 2022.10.28
コンバージョンとは?ホームページの成果
ホームページ制作の打ち合わせでは、割と利用される機会が多い単語の中に、コンバージョンという言葉があります。
コンバージョンとは、ユーザーの心理的な変化を意味する言葉になっていて、ホームページ制作では、コンバージョン向上が目的になります。
そこで今回は、このコンバージョンの意味や、どういった状態になっているかなどについてご紹介をいたします。
ホームページにおけるコンバージョンとは
コンバージョンとは、ユーザーの心理の移り変わりを意味する言葉になります。
訪問したユーザーは、単なる訪問者です。
これら単なる訪問者が、お問い合わせや資料請求などを行うことで、コンバージョンされ、見込み顧客になります。
ホームページ制作で、打ち合わせなどで「コンバージョンを意識しましょう」と言われた経験がないでしょうか。
簡単に言うと、「お問い合わせをして貰うという点を意識しましょう」と言われています。
実際に高めるには、いくつかポイントがあり、そのポイントをご紹介したいと思います。
見込み顧客だけを集客
コンバージョンを高めるには、闇雲な集客対策ではいけません。
当社がホームページを制作後に提案する集客は、SEOとソーシャルメディアが多くなります。
まずSEOですが、SEOはグーグルとヤフージャパン、マイクロソフトビングがユーザー数が多い検索エンジンになっています。
どの検索エンジンも、基本的には自動アルゴリズムを利用して順位を決定していて、原稿や被リンクのテーマによって、表示される検索キーワードとランキングを定めています。
そのため、ホームページ内には、基本的には、ビジネスに関連する内容以外は掲載してはいけません。
ビジネスに関連する内容だけに限定をすれば、検索エンジンは、このホームページには、〇〇について書かれていると認識ができます。
さらには、ビジネスに関連する内容を公開していると、被リンクも御社ビジネスに関連する被リンクが獲得可能です。
これによりSEOは、本当に見込み顧客に限定した集客が可能になり、コンバージョン向上に役立つ集客対策になります。
そして次に、ソーシャルメディアがあります。
ソーシャルメディアでは、ホームページ制作後に、ツイッターとフェイスブック、インスタグラム、ライン、グーグルビジネスプロフィール、リンクトインを提案するケースが多いです。
ソーシャルメディアからの流入を考えた場合には、それぞれのアカウントを開設するのが一般的で、投稿内容は、ビジネスに関連する内容にしなくてはなりません。
ビジネスに関連する内容で投稿をしていれば、当然御社アカウントをフォローしてくれるユーザーは、御社ビジネスに興味がある方になります。
それらのユーザーが御社が行った投稿を例えばリツーイトしてくれれば、当然その方のフォロワーも御社ビジネスに興味がある方が存在し、成果に繋がります。
このように、御社を直接フォローしていない方であっても、情報が拡散されるようになっていて、ビジネスに関連する投稿に限定したほうが効果を発揮できるのです。
そして、本当にビジネスに関連する内容だけで投稿をし、そしてフォロワーも御社ビジネスに興味がある方であれば、飛躍的にコンバージョンレートを高めれるようになります。
コンバージョンに繋がるコンテンツ
すべてのウェブページで言えるのですが、ページには単に情報を掲載するだけではなく、しっかりとコンバージョンに繋がるコンテンツを作成しましょう。
実際にこれは非常に難しいです。
と言うのも、あまりにも営業くさいような文章だと、ユーザーはそのウェブページの閲覧を辞めてしまいます。
そのため、できる限り自然な形で、コンバージョンができるコンテンツ作成が重要になってきます。
そのページを見た人の意図を考えた原稿作成が大切です。
例えば、「ホームページを制作したい人に見て欲しい」と思ってウェブページを作成しても、「当社はホームページ制作を行えます」と記載しているだけではいけません。
これでは、コンバージョンしてくれず、適切な情報提供を行いながら、最終的に「当社はホームページ制作を行っています」という流れにしなくてはなりません。
実際に当社もこれらを考えてはいますが、十分に実行できているとは言えません。
ただ、まったく何も考えていないよりも、考えている方がコンバージョンレートが高まる可能性があり、しっかりと検討をするようにしましょう。
内部リンクをしっかりと設置
最後に、各ページに適切に内部リンクを設置しましょう。
もちろん、内部リンク先がない場合は、不要になっていますが、もし内部リンク先がある場合はしっかりと掲載すれば、より高い効果を得れるようになっています。
内部リンクのメリットには2つあり、まず本文を読んでいるユーザーが、次に気になる情報がある場合はそちらのページへとリンクを貼れば、誘導が可能です。
この誘導は非常に大切で、あるアクセス解析業者によると、2ページ以上閲覧したユーザーの成約率は非常に高いというデータを出していました。
そのため、1ページでも多く見てもらえるように、内部リンクを貼れば、コンバージョン数向上には非常に大切になるのです。
さらには、昨今のグーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングなど、主要な検索エンジンは、内部リンク評価を非常に高いものにしています。
もちろん、闇雲に張っても意味がありませんが、適切にユーザーの誘導を考えて張られた内部リンクは、先ページのSEOを1段階強くする効果があります。
そのため、内部リンクを適切に張る行為は、コンバージョンにおいて非常に大切になっていて、しっかりと意識したホームページ制作は、非常に効果的なものへと成長します
ホームページにおけるコンバージョンの種類
では、次に一般的によくあるコンバージョンの種類をご紹介します。
お問い合わせ
お問い合わせを行って貰えれば、単なる訪問者から、見込み顧客へと変更されます。
ただ、お問い合わせでは、一般的に個人情報を打たなくてはなりません。
例えば、氏名とメールアドレスは必須で、場合によっては電話番号も必須です。
そのため、ユーザーにとっては、問い合わせをすれば営業されるかもと考えてしまい、営業されても問題がないと思えるような情報提供が必要になります。
資料請求
お問い合わせよりもハードルが低くなるのが資料請求です。
昔は、資料請求があれば、紙で資料を郵送するケースが多かったですが、昨今では、PDFダウンロードページのURLを送るケースが増えています。
会社の考え方にもよりますが、多くの場合でメールアドレスだけでも資料請求が可能です。
単に資料を送付するだけではなく、資料請求をしてくれたユーザーには、しっかりと営業活動を行う必要があります。
メルマガ登録
メルマガ登録は、非常にハードルが低いですが、営業っぽいメール送信は不可ですが、メールマガジンで営業をしていく必要があります。
ただ、非常に効率的な営業であるのは間違いがなく、メールをしっかりと作成すれば、そのメール1つで不特定多数に営業活動が行えます。
実際に当社クライアントにおいても、ホームページ制作時にメルマガを開始され、計画的に配信を行えば、高い成果を出している企業があります。
ここで以下が大切だと思われます。
- テーマからずれない
- 週1や2週に1度は必ず送信
- 営業色が強いメールはしない
一点注意点があり、営業色が強いは、売り込みをし過ぎないになっています。
例えば、上記でメルマガ配信で高い成果を出しているクライアントは、ネットショップ運営をしていて、安売りセールなどをメルマガで配信しています。
このように、売り込みをし過ぎが駄目で、別に商品案内を行っても、登録時のテーマ紹介に記載している内容であれば、特に問題がありません。
会員登録
最後に、会員登録もコンバージョンです。
BtoBではあまり見られませんが、会員登録を行ってくれたユーザーは、御社商品やサービスに興味を持ってくれる可能性が非常に高いです。
そのため、会員登録数を増やす目的で、適切に質を高めることによって、成果に繋げれます。
ホームページ制作ではコンバージョンレートを意識
ホームページ制作において、コンバージョンが最終目的になっています。
そのための手段として、SEOやソーシャルメディア運用などの集客対策を実施しています。
実際に制作実績でも、いつの間にか、目的がSEOで上位表示させることになっているケースがあります。
結論から言うと、狙ったキーワードで上位表示ができていなくても、コンバージョン数さえ増えていれば、まったく問題がありません。
そのため、ホームページ制作前からサイト運営中まで、しっかりと目的はコンバージョン数の向上であると理解をしましょう。
ここさえぶれなければ、御社が最も楽に見込み顧客を集客できる方法を検討する足掛かりになっていて、期待以上の成果を出せます。