- 2022.03.19
更新システムは成果が出るホームページ制作に必須
現在のホームページ制作で成果を得るには、公開後に、ホームページをほったらかすことは駄目で、スケジュールに基づき定期的な運営が必要になります。
そのため、ホームページから成果を出したいと考える企業は、ホームページ制作時に、更新システムの実装を検討しなくてはなりません。
今回は、成果が出るホームページの更新システムの重要性や選び方を紹介します。
成果の出るホームページにおける更新システムの重要性
従来のホームページは、更新システムが一般的ではなかったので、制作後に更新することは滅多にありませんでした。
しかし、更新をしないホームページであったとしても、訪問者数を向上させる方法があったり、さらにはユーザーもホームページを更新するという認識がなかったので、公開しているコンテンツが古かったとしても、そのホームページで問い合わせることが一般的でした。
しかし、大きく変わったのが、ホームページの更新システムで有名なWordPressの出現です。
WordPressが出てきてから、少しずつWeb制作会社がホームページを制作する際には、WordPressを実装することが当たり前になり、現在当社の制作実績の9割以上がWordPress制作の案件になっています。
そのため、多くのホームページでは予算をかけずに、常に最新の情報を公開できる仕組みができたので、古い情報を掲載しているホームページでは、問い合わせを獲得することが難しくなりました。
さらに、サーチエンジンも、検索順位が決定するルールに更新頻度を含めているので、ホームページを公開後に更新していないとSEO効果を発揮できなくなり、訪問者数不足になるようになりました。
このように、現在のホームページ制作で成果を狙うのであれば、更新システムの実装は必須の時代になっているのです。
また、更新システムを実装する予算は、WordPressであれば、ホームページ制作料金の他に、30万円くらいが一般的になり、運営費用がかからないことを考慮すれば、決して高い買い物にはなりません。
更新システムの選び方
ホームページの更新システムには、既製品とフルスクラッチ開発の2つがあり、それぞれの特徴について紹介します。
既製品
予算を下げて、更新システムを実装したホームページを制作したい場合は、既製品の利用がおすすめです。
既製品には、コーポレートサイトであればWordPress、ネットショップであればEC-CUBEとWelcartが有名なツールになっています。
上記のツールは、すべて無料で利用することが可能になっているので、更新システムの購入料金は一切かからないというのが魅力です。
ただし、Web制作会社に制作してもらう場合には、カスタマズ費用が必要になっているので、多少の料金は必要ですが、複雑なホームページを制作しない限りは、ホームページ制作費の他に、コーポレートサイトで30万円くらい、ネットショップで50万円くらいの予算が向上するだけになります。
また、それぞれの既製品の更新システムでは、プラグインと呼ばれる追加機能がリリースされているので、自社の要望が実現しやすくなっています。
さらに、それぞれの更新システムを提供している企業はサポートは行ってくれませんが、これらのツールは多くの企業が利用しているので、GoogleなどのサーチエンジンやTwitterなどのSNSで検索すれば、必ず具体的な解決策を見つけることが可能になります。
もちろん、成果についても、制作実績では、上記の既製品の更新システムを使って、高いSEO効果や成果数を出している企業も多いので、成果については一切問題がありません。
そのため、予算を抑えたい場合は、既製品のホームページ更新システムの実装をおすすめします。
フルスクラッチ開発
Web制作会社にホームページの更新システムの構築を依頼すれば、オリジナルのフルスクラッチ開発が可能です。
予算は、大きく向上してしまいますが、細部までこだわった管理画面を構築することにより、お客さまの運営作業をスムーズにすることが可能です。
先述している通り、昨今の成果が出るホームページでは、更新が必須になっているので、スムーズな運営が行えるという点は、お客さまにとって大きなメリットになるでしょう。
ただし、依頼するWeb制作会社がSEOやSNSを使った集客対策をまったく知らない場合は、集客力の最適化ができないこともあるので注意が必要です。
そのため、集客について知識を持っている会社か、もし難しい場合は、集客力の高いWeb制作会社にサポートを依頼するようにしましょう。
制作実績で見たときには、フルスクラッチ開発は高い効果を獲得している企業が多く見られるので、予算に余裕がある場合は、ぜひ実装をご検討ください。
更新システムのバージョンアップは必須
更新システムを実装したホームページでは、そのまま10年も20年も利用し続けるということはできず、定期的なシステムのバージョンアップが必要になります。
既製品であれば、3ヶ月に1度くらいバージョンアップ版がリリースされますが、当社の制作実績では1年に1度予算をかけていただき、バージョンアップを行っています。
フルスクラッチ開発の場合は、3年に1度あるかないかのペースになっており、システムが古くなってきたのでセキュリティ上の問題が発生しそうと感じたタイミングでバージョンアップをお願いしています。
また、更新システムだけではなく、PHPのバージョンアップも行われていて、PHPのバージョンアップは5年に1度くらい行う必要があり、バージョンアップの内容次第では、更新システムを最新のPHPで書き直す必要も出てきます。
ただし、そこまで多くの予算がかかるケースは非常に稀で、ホームページを制作した会社に依頼をすれば、値引などもしてくれるはずです。
そのため、そこまで多くの予算がかかる想定はしなくても良いですが、バージョンアップは必須であるため、ホームページ制作時に、Web制作会社にバージョンアップの予算と周期を確認するようにしましょう。
まとめ
現在の成果が出るホームページは、更新システムの実装が必須になっています。
そのため、成果を求めるすべてのお客さまは、ホームページ制作時に必ず更新システムを実装するようにしましょう。
運営予算が大きく下がるので、それも踏まえて既製品を選ぶかフルスクラッチ開発を選ぶかを検討しましょう。