- 2023.06.28
XMLサイトマップとは?ホームページのSEO効果や作成法、注意点
XMLサイトマップは、SEOとして重要なファイルになっています。
XMLサイトマップをGoogleに送信することによって、ホームページにある、すべてのページのURLをGoogleに伝えることができるので、サイト全体のSEO効果を高める効果があります。
当ページでは、XMLサイトマップとは何かや、SEO効果、作成法、注意点を紹介します。
XMLサイトマップとは
XMLサイトマップとは、GoogleにホームページにあるすべてのページのURLを伝えることができるファイルのことを言います。
XMLサイトマップを作成して、Googleに送信することによって、Googleはホームページにある、すべてのページのURLを把握することができ、すべてのページを検索結果に表示させることが可能です。
このXMLサイトマップは、sitemap.xmlというファイル名で、サーバーのトップページと同じ階層にアップロードして、その後にGoogleサーチコンソールから送信すれば完了です。
XMLサイトマップを作成はしたけれども、Googleサーチコンソールから送信していないと、GoogleにすべてのページのURLを伝えることができないので、検索結果に出てこないページが発生する可能性があります。
そのため、XMLサイトマップの作成から送信までを1セットとして考えるようにしましょう。
XMLサイトマップのSEO効果
サーチエンジンは、ホームページの情報収集を行うクローラーと呼ばれるプログラムを活用して、インターネットを巡回し、クローラーはリンクを辿り、さまざまなホームページを発見して、データベースに登録しています。
すなわち、リンクが1本もないホームページと言うのは、サーチエンジンに気が付いてもらえてない可能性があるので、検索結果に表示されない可能性が高くなります。
そこで、GoogleにXMLサイトマップを送信することによって、ホームページにあるすべてのページのURLをGoogleに伝えることができるので、ホームページにあるすべてのページの存在にGoogleが気が付き、検索結果に表示されるようになります。
さらには、GoogleはXMLサイトマップを定期的に確認しているので、確認のたびにホームページにクローラーが訪れるので、より高いSEO効果を発揮できる可能性が高くなるのです。
なぜ、クローラーの訪問頻度が高くなるとSEO効果が高まるかと言うと、サーチエンジンは、ページに1度訪問しただけでは、すべての情報をデータベースに格納しておらず、大まかに1年くらいをかけて、何度も同じページに訪問してページすべての情報をデータベースに登録しています。
このようにSEOを行っているホームページでは、XMLサイトマップの作成から送信までは重要な対策になっているので、まだXMLサイトマップを実装していないホームページは作成から送信までを行うようにしましょう。
XMLサイトマップの作成法
ツールで作成する場合
手動でXMLサイトマップを作成する場合には、自分でコードを書いても良いですが、ページ数が多いホームページだと、膨大な行数のコードの記述が必要になります。
そのため、手動で作成する場合には、自分で記述するのではなく、sitemap.xml Editorというツールを利用することで、ホームページのURLを記載するだけで、自動的にXMLサイトマップの作成が完了します。
ただし、あくまで自動ツールになっているので、念のためにXMLサイトマップの作成が終わったあとに、内容を確認して、URLに漏れがないかだけはチェックした方が良いでしょう。
WordPressで作成する場合
WordPressでホームページを制作している場合は、プラグインを実装することで、スムーズにXMLサイトマップを作成することが可能です。
XMLサイトマップ生成のプラグインには、Googleが提供しているXML Sitemapsというツールを利用しているホームページが多いです。
GoogleにXMLサイトマップを送信するのだから、Googleが提供しているプラグインを利用することが安全だと考えるお客さまが多いので、XML Sitemapsを利用されるケースが多いようです。
また、当社では、ホームページにSEOを行うために、All in One SEOというプラグインを利用しているので、XMLサイトマップの生成は、All in One SEOで行うことが多いです。
どちらのプラグインを利用していても、制作実績のホームページでは、不具合が発生した経験がないので、自分が扱いやすいプラグインを利用することがおすすめです。
XMLサイトマップに関する注意点
noindexページは記載しない
手動でXMLサイトマップを作成する場合は、noindexページのURLはXMLサイトマップに含めてはならず、indexページのみを記載しましょう。
noindexとは、検索結果ページに表示させたくない場合に設定するタグになるのですが、サーチエンジンが認識しなくても良いページのURLをXMLサイトマップに記載することは不自然です。
また、過去にGoogleも、noindexを記載したページはXMLサイトマップに記載しないでくれと発言をしています。
XMLサイトマップの上限
一般的なホームページでは不要な情報ですが、XMLサイトマップには上限があり、その上限とは、URLは50,000まで、サイズは非圧縮時で50MBまでとなっています。
ただし、このXMLサイトマップの上限は、2023年6月23日現在の情報になっており、Googleが仕様を変更している恐れもあるので、詳細を知りたい場合は、Google検索セントラルのサイトマップの作成と送信のページからご確認をお願いします。
まとめ
XMLサイトマップについて紹介しました。
XMLサイトマップをGoogleに送信することで、ホームページにあるすべてのページのURLをGoogleに伝えることができるので、サイト全体でSEO効果を発揮しやすくなります。
ただし、XMLサイトマップを送信しただけでは高いSEO効果を見込むことはできず、大切になるのはホームページの品質です。
ホームページのSEOに取り組んでいる方の参考になれば幸いです。