- SEO・SEM
- 2014.07.08
XMLサイトマップを作成してSEO成果を向上
自社のウェブサイトから成果が出てこない場合に、まず初めに思いつく対策は、検索エンジンからの訪問者を増やすではないでしょうか。
その際に、何かしらのSEOを実施していく必要がありますが、「ホームページ内部を触るのはちょっと怖い」とお考えの方も多いと思います。
このような場合に、効果的な施策の1つとして、XMLサイトマップの作成と送信があります。
XMLサイトマップを作成して送信することで、ホームページのすべてのページを検索エンジンに認識してもらうことが可能になり、規模の大きな(作り込まれたページ数が多い)ホームページであれば、検索エンジンからの訪問者を爆発的に増やせることもあります。
そこで今回は、SEOに効果的なXMLサイトマップ作成法と作成後に行うことについてご紹介をいたします。
XMLサイトマップは、比較的簡単に対策が可能なため、SEOでお困りの方はぜひ一度お試しください。
XMLサイトマップのファイル名
XMLサイトマップは、通常のテキストファイルで作成することが可能ですが、作成後にファイル名を「sitemap.xml」としなくてはなりません。
XMLサイトマップの設置場所
XMLサイトマップの設置場所は、弊社のサイトであれば、「https://www.sevendesign.biz/sitemap.xml」となるように、「www」の直下に設置しなくてはなりません。
XMLサイトマップの作成法
XMLサイトマップに記述する内容は、「XML宣言」「全ページのURL」と「URLごとの最終更新日」、「URLごとの更新頻度」、「URLごとの優先度」の5点になります。
XMLサイトマップの記述は、URLごとに「更新頻度」と「最終更新日」と「優先度」の記述を行っていきます。そのため、「url」タグで、1URLに関する記述を囲うことになり、その中に「URL」と「最終更新日」、「更新頻度」、「優先度」の記述を行っていきます。
XML宣言
「XMLのバージョン」と「文字コード」、「プロトコルの設定」に関する宣言を行います。
XMLのバージョンと文字コードは「?xml version=”1.0″ encoding=”UTF-8″?」、プロトコルの設定は「urlset xmlns=”http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9″」と記述します
URLの記述
URLに関する記述は、「loc」タグで行います。
locタグの中に、URLの記述を行いますが、index.htmlやスラッシュの有無は、揃えていくようにしなくてはなりません。
最終更新日の記述
最終更新日の記述は、「lastmod」タグで行います。
「○○年-○○月-○○日」という記述を行い、2014年7月7日であれば「2014-07-07」と記述します。
更新頻度の記述
更新頻度の記述は、「changefreq」タグで行います。
毎日更新するページであれば「daily」、毎週更新するページであれば「weekly」、月に1度更新するページであれば「monthly」と記述します。
優先度の記述
優先度の記述は、「priority」タグで行います。
0から1.00まで設定でき、トップページを1.00とし、サービスページなどは0.80、会社概要などを0.50と設定することが一般的な記述方法になります。
XMLサイトマップの記入例
URLは、優先順位の高い順に記述していきます。
一般的には、トップページを初めに記入し、その次にサイトマップページになります。サイトマップを2番目に持ってくることで、検索エンジンロボットがサイトマップに訪れてくれて、全ページのリンクを把握してくれるようになります。