- 制作・運営
- 2022.07.03
ホームページ制作の修正は何回までしても良いのですか?
ホームページ制作には修正はつきものだと考えています。
そのため、具体的に修正回数は定めておりませんが、あまりにも小出しで大量に送ると言うのは控えていただきたいと考えています。
当社ではホームぺージの制作作業を細分化させ、各フェーズでのしっかりとした確認と修正指示をお願いしています。
基本は無制限でお受けします
基本的にはホームページ制作には、修正は必ず必要であると考えているので、無制限でお受けすることが可能です。
例えばウェブデザインなどがもっとも多い修正指示になってくると思いますが、どうせホームページを作るのであれば、自分も優れていると感じるウェブデザインが良いでしょう。
その際に、当社がウェブデザインを作成した後、何度修正指示をいただいても問題がないのですが、ただし具体的なイメージを明確にしていただきますようお願いしています。
というのも、Webデザイナーは、作成したウェブデザインが優れていると考えて、お客さまに提出をしております。
ここで言う優れていると言うのは、成約率の観点からになっていて、複数ある選択肢の中で、もっとも成約率が高そうな構成のウェブデザインになっています。
もちろん、お客さまにご納得いただくことも大切になっているので、修正は行う必要がありますが、修正指示が曖昧だとどう直せば良いかが分からないのです。
そのため、修正指示を行っていただく際には、できる限り具体的にお願いをいたします。
もちろん、個々はこの色でなどの指示でなくても問題はありません。
ただ、気に入らない箇所を具体的にお伝えいただければ、それらの情報を参考に成約率を考えたウェブデザインの修正が可能なのです。
今回はウェブデザインに限定をしていますが、その他の要素も同様になっています。
そうして頂ければ何度、支持をいただいたとしても、しっかりと良質なホームページへと成長できる周囲作業を行います。
修正の小出しは辞めて欲しい
何度修正指示を出していただいても構いませんが、できる限り内容をまとめてからご指示をいただければと思います。
企業ウェブマスターさまは、ホームページ制作だけに付きっきりで業務をされていないのは知っております。
ただ、小出し小出しで出されてしまうと、整合性が取れなくなってしまったり、他のホームページ制作案件に影響を与える可能性もあります。
そのため、特に回数制限は定めていませんが、基本的には1フェーズで2回の修正までと考えていただけましたら幸いです。
もちろん、3回になっても問題はありませんが、2回しかできないと思っていただくことで、小出しを回避することが可能です。
また、小出し回数が多いと、Webデザイナーも人であるため、どうせまた次も修正指示が来るだろうと考え、作業の後回しが始まってしまいます。
そうなってしまうと、納期がどんどん遅れていくだけになっていますので、しっかりと内容をまとめてお送りいただきますようお願いいたします。
フェーズをまたいだ指示はなるべく減らす
当社のホームページ制作は、企画の見直しから始まり、ワイヤーフレーム作成、ウェブデザイン作成、コーディングという順番でホームページを作っています。
基本的には、企画の見直しでしっかりと企画の問題点を改善してからワイヤーフレーム作成を行いと言うように各フェーズでしっかりとした作業を実施しています。
例えばここで稀にあるのが、コーディングが終わってから、ウェブデザインの修正指示があります。
もちろん、一見すればこれらの作業は問題がなさそうに見えますが、しかし当社はSEOに最適化されたコーディングを行っています。
そのため、ウェブデザインが変更されたことにより、少しだけコーディングが煩雑になってしまうと、その分成果が出しづらくなるのです。
また、コーディング中に、企画で定めたページを変更して欲しいなどの指示も稀にあります。
そうなってしまうと、内部リンクの整合性が取れないため、ユーザーに違和感があるホームページが完成されてしまいます。
もちろん、当社作業としても、フェーズをまたいだ修正指示は、労力が通常の2倍必要です。
ただ、弊社の労力よりも、お客さまの成果として悪い結果になる方が問題だと思いますので、基本的にはフェーズをまたいだ修正指示は控えるようにお願いします。
もちろん、まったく駄目だと言う話ではなく、成果を落とす確率を上げても修正したい場合はお受けいたします。
内容によっては有料対応に
基本的には企画内容でホームページを制作しているのですが、コーディング段階で突然、このページにこのコンテンツを足してくれなどの指示があるケースがあります。
もちろん内容にもよりますが、最悪のケースでは有料対応になることをご了承ください。
基本的には、お見積書は、各ページの内容も含めて検討をしています。
そのため、コンテンツが追加されてしまうと、当社の作業時間が一気に増えるので、そういった場合は有料対応になります。
また、削除や変更も同様になっております。
ただし、一度出したお見積書はなるべく変更しないようにホームページ制作を終わらせたいとも考えております。
そのため、現実的に対応ができる範囲であれば無料対応をさせていただきますが、どうしても作業量が多くなってしまう場合は有料対応でお願いします。
サイト運営フェーズで行うのも良い
修正指示は無制限でお受けしていますが、しかし内容によっては、サイト運営で予算を出して行ったほうがスムーズな公開が可能なケースも多くあります。
その場合は、しっかりとクライアントさまにお伝えしております。
なぜ、予算をかけてサイト運営の中で改善するかと言うと、小さな修正ではSEO効果や成約率はたいして変わらず、ほとんど自己満足の世界になるためです。
ホームページを公開後に、まずお客さまが考えるべきは、成果を出すことです。
当社においては、SEOが一般的になっているので、まずはSEOで上位表示を実現しなくてはなりません。
そのためには、結果が変わらないような修正指示を優先させて納期を遅くするよりも、それらの問題点は成果が出てからサイト運営の中で改善すれば良いと思われます。
公開が早まれば、その分サイト運営が開始できる日にちが早まり、成果が出る日にちが縮まります。
そして1日でも早く成果を出すのはお客さまの目標でもあると思われます。
そのため、もちろん致命的なミスについては、対応は絶対に必要ですが、そうではないのであればサイト運営の中で修正するようにしましょう。
ウェブデザイン修正に気を付けよう
最後にウェブデザインの修正指示には気を付けるようにしましょう。
実際にホームページ制作であったお話で、お客さまからウェブデザインの修正を何度も支持されてしまい、ざっくりと50回程度は修正を行ったと思います。
その際の修正指示が本当にアバウトなものになっていて、ここの色が違うから明るい色にして欲しいなどの修正指示でした。
具体的に当社もなぜ明るい色にするのですか?やもし希望の色があればお教えくださいと訪ねてはいたのですが、一切お答えいただけなかったのです。
そして、最終的には、Webサイト制作会社として見たときにこのウェブデザインで良いの?と思うくらいになっていました。
もちろんお客さまもそう感じられて、やっぱり元の方が良いから元に戻してくれとご依頼をいただいたのです。
このように大雑把な修正指示は、対応はさせていただいたとしても、どんどん整合性が取れなくなってしまいます。
結果、最終的に全体を見たときには非常に質の低いウェブデザインになるのです。
そのため、修正指示を出すなと言う話ではなく、少しでも良くなるように、自分ができる最大の具体的な修正指示をいただけましたら幸いです。