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- 2022.07.11
SEOキーワードって何個設定したらいいの?
当社はホームページ制作後に、SEOキーワードを設定していただいてます。
このSEOキーワードの話をすると何個設定したらいいのと聞かれます。
この数については、そもそもキーワード数で考えるのではなく、ページ単位で考えることが重要です。
トップページSEOキーワードの考え方
当社ではトップページのみに限り、ホームページ制作前にキーワードを定めてもらっています。
このキーワードは基本的にはメインキーワードを1つ定めた後、その同義語のキーワードを定めていただいています。
そしてこの話をするといくつまで定めたらいいの?と質問を受けるのですが、原則いくつでも定めていただけます。
ただ、多いパターンとしては、検索順位チェックツールGRCの無料版でも計測できる10キーワードが多くなっています。
多くのクライアントさまでは、何とか10を見つけ出して、それらのキーワードを定めており、10未満も11以上もありません。
そのため、トップページのキーワード数はいくつと聞かれれば、10とお応えしています。
そして公開されたらこのトップページSEOの分析のために、GRCを回しながらサイト運営をおすすめしています。
最近のSEOを見ていると、トップページのSEOにこだわるホームページは失敗するなどの記事をよく見ます。
しかし、確かに流入数で見れば下層ページの方が多くなりますし、さらには成約数も下層ページの方が多いです。
しかし、個々のページで評価したときには実はトップページで上位表示ができているのであれば、トップページのSEO効果が最も高く、もっとも成約率も高いのです。
そのため、確かにトップページの検索順位にこだわるのはあまり良いことではありません。
しかし諦めると言う意味ではないと理解をしなくてはなりません。
下層ページの考え方
下層ページのSEOキーワードはどうしたらいいのかとお悩みの方も多いと思います。
こちらについては、まずキーワード単位ではなくページ単位で考えましょう。
例えば、まずサイト運営のために1ページを作成しようと考えたとして、その時にまずはページタイトルを定めるようにします。
そしてそのページタイトルに使われた単語が上位表示キーワードになってくるため、基本的には、2,3語になってくると思います。
もちろんタイトル以外にも見出しなども効果があるのですが、タイトルと見出しの両方に利用された単語がもっとも検索順位が高まる可能性が高いのです。
そのため、タイトルに利用されていないような単語については、あまり上位表示を狙うと言うのは非常にまれなケースです。
ただし、実際にサイト運営の中でアクセス解析グーグルアナリティクスやグーグルサーチコンソールを見るとタイトルにない単語で流入がある可能性もあります。
その場合は、さらに集客力を高めたいならタイトルに含めるのが良いでしょう。
そのため、下層については、いくつの単語を上位表示させるかをお伝えすることが本当に難しく、基本的にはクライアントさま次第になっています。
2022年は雑記よりも特化が良い
当社は、2021年までは実は特化と雑記どちらが良いかと言われれば、どちらでも良いとお応えしていました。
その理由は特化であれ雑記であれ、サイト運営量で充分にカバーができていたためです。
例えば、ホームページ制作で上位を取りたいと思ったときに、特化であれば、作成するすべてのページはホームページ制作に関する内容になります。
逆に雑記であれば、SEOや検索エンジン、リスティング広告やYouTube広告、ツイッターとフェイスブック、インスタグラム、ラインなどのソーシャルメディアなど多岐にわたります。
そしてもしSEOで上位表示を行いたいのであれば、SEOに関連する記事の数を増やせば十分に対応ができておりました。
しかし、2022年に入ってからは、実はそのハードルが高くなったように思われます。
もちろん雑記でも、記事数が膨大であれば上がるかもしれませんが、現状ホームページ制作実績の会社さまでは、上がっておりません。
そして、そちらの企業さまでは、1つのキーワードに絞って、雑記になっている他の記事は、別のホームページを作ってそちらに移動させようかを考えています。
もちろん、雑記だから絶対に上がらないことはないと思います。
実際に当社がさまざまなキーワードで検索をしていても、雑記でも上がっているホームページを見かけます。
ただ、当社のホームページ制作実績においては、雑記系のブログを運営している会社さまは、検索順位を少し落として、そこから上がっておりません。
そのため、あくまで当社の提案としては、現在においては特化したホームページをおすすめいたします。
SEOの中で増やしていこう
SEOキーワードは、当初はトップページだけのキーワード数になっていて、さらにはサービスなどのWebサイト制作会社が作成したページは業者がしっかりと作成してくれます。
ただ、実際に当社では、20ページくらいのホームページを作ることが多いのですが、大体全体として、50前後のキーワード設定になっています。
そしてそこからサイト運営を行いながら、着実にキーワード数を増やしていただいています。
基本的にはこのホームページ全体のキーワード数は非常に大切です。
もちろん、検索順位が高いや低いは関係がありませんし、クロール済み - インデックス未登録と検出 - インデックス未登録もおそらく関係がありません。
実際に当社でクロール済み - インデックス未登録と検出 - インデックス未登録のページをnoindexにして見たことがあるのですが、関連ページの検索順位が落ちています。
そのため、そのページ自体は評価されていないけれども、恐らくキーワードは認識していると思われます。
基本的にはキーワード数が多い方が上位表示がしやすいので、しっかりとサイト運営を行いながら増やしていくようにしましょう。
ホームページ制作直後にエクセルを使ってで解説
当社では上記のような話をホームページ制作直後に、実際にキーワードをエクセルで管理して頂いているので、エクセルを使ってご紹介をしています。
これらの話は、何もない状態だと分かった気になってしまいますが、実態はほとんど分かっていません。
そのため、しっかりとSEOで上位表示を狙う単語をエクセルで管理しながら、最初はよく分からなくても必ず明確に分かってくるタイミングがあります。
実際にホームページ制作実績の会社さまでは、公開するまでほとんどパソコンを利用していない職人がウェブマスターさまの経験もあります。
現在ではそれらの会社さまもエクセルを使いこなしているのです。
そのため、誰でもできるものになっているので、多少面倒くさいですがエクセルを利用して管理していくようにしましょう。
また、同じ上位表示キーワードのページは絶対に作ってはなりません。
その理由はカニバリ発生率の向上を防ぐ対策になっています。
サイト運営の中で調整は必須
ホームページ制作時にSEOキーワードの数を聞かれれば、現実的な数とお伝えをしています。
また、このキーワードはサイト運営を行っていると、ホームページ全体でどんどん増えるものにしなくてはなりません。
トップページで上位表示を狙うキーワードに関連する内容のページが多ければ多いほど、トップページは上位表示できる可能性が高まります。
そしてもう一点気を付けておくべき内容がありそれは調整です。
新規ページを作成していると、このページはこういうキーワードの方が良いと言うのが思いつくケースがあります。
その時はしっかりと調整を実施するようにしましょう。
ここで調整をしないと、後々迷路のようにややこしいホームページとなってしまいますし、最悪のケースは重複してしまうこともあり得ます。
そのため、調整は必須であり、さらには後回しではなく、気が付いたら即対応することが安心で安全なSEOに繋がるのです。