サーバー会社変更時の注意点はありますか?

サーバー会社の変更時の注意点としては、「メーラーの設定が必要になること」と「契約期間をかぶらせること」の2点があります。

そのため、サーバー会社を変更される際には、この2点が注意点になると理解をして対応されることがオススメです。

メーラーの設定が必要

サーバーを変更すると、outlookなどのメーラーの設定の変更が必要になっております。

パソコンでメールの送受信ができるようにするときに、メーラーに送信ポートや受信ポートなどを打ち込まれた経験はあると思いますが、この送信ポートと受信ポートなどがサーバー会社によって異なるため、これらの設定をすべてのパソコンのメーラーで新サーバーのモノへと切り替える作業が発生いたします。

そしてこのメーラーの設定は、社員さまの数が多ければ多いほどハードルが高くなっており、実際に弊社がこれまでにサポートしたメーラーの設定変更で最も社員数が多い会社さまは20人規模の会社さまになっており、それでもそれなりに大変な作業になっておりました。

そのため、サーバーを変更する際には、このメーラーの設定が必要になるということを意識しておく必要があり、一度契約したサーバー会社はメール用に別のサーバー会社と契約していない場合は、少し手間のかかる作業が発生いたします。

契約期間をかぶらせる

最近のサーバーでは、あまりそのような例はありませんが、サーバー会社を変更すると、直接ホームページのURLを入力したときに、旧サーバーを見に行ってしまうことがあります。

そしてこれが発生すると当然ですが、旧サーバーのホームページのデータを消していると、404 NOT FOUNDが表示されるようになっており、せっかく訪れた訪問者はそのホームページから離脱してしまうのです。

そのため、安全性のためにも、新サーバーにデータを移した後も、旧サーバーの契約は継続する必要があり、大体ですが期間として1週間から1ヶ月くらいは見ていただければ問題ないと思います。

ただ、現在の検索エンジンやブラウザは本当に優れているものになっていて、この1週間から1ヶ月は数年前に言われていたものになっておりますが、最近は新サーバーにホームページのデータを移し替えたとしても、間違いなく新サーバーの情報が表示されているように思います。

ただし、弊社の提案としては、万が一と言うこともありますので、旧サーバーを1ヶ月余分にご契約をいただいており、これらをしっかりと行うことで、訪問者がホームページに訪れても取りこぼしのないホームページとなっております。

また、この旧サーバーを見に行く現象は、ホームページだけではなく、メールも同じになるので、現在で言えば、ほとんど問題がありませんが、最悪のケースでは御社にメールが届かないことがあります。

サーバー会社変更とSEO

サーバー会社を変更するとSEOに不利なように思われるかもしれませんが、実際はそのようなデメリットはありません。

基本的にはサーバー会社の変更でSEOを考えると、古いサーバーと新しいサーバーの契約期間をかぶらせるのですが、その際に古いサーバーには旧サイトをそのまま残しておいて、新サーバーに新しいホームページを制作します。

そして新しいサーバーのホームページが完成したら、ドメインを新しいサーバーに紐づける作業を行うことで、ドメイン名を直接入力すると新しいホームページになるのです。

その際にひと昔前であれば、古いホームページが表示されたり、新しいホームページが表示されたりすることがあったのですが、現在は割と早く1時間もかからない程度で完璧に新しいホームページが表示されるようになっています。

そしてSEOのための施策を念のために行うのですが、この作業は旧ホームページのカノニカルタグをすべて新しいホームページのアドレスに書き直す、あるいは301リダイレクトで旧ホームページへとアクセスすると新ホームページへと転送する作業を行っております。

このリダイレクトを行うことで、90%ほどのSEO効果が引き継げるとグーグルが公表しているため、実際に弊社のこれまでの経験として、この作業で検索順位が落ちたということはありません。

ただし、やはりサーバー会社を変更するときに、ほとんどSEOの評価が変わらないと言っても、ある程度はSEOを意識してサーバー会社の変更を実施する必要はあると思います。

現在はサーバー会社変更の影響は現在ほとんどない

現在、サーバー会社変更による影響は、ほとんどないと言っても過言ではありません。

しかし、メールサーバーを利用している場合においては、その設定変更が必要になってくるので、それだけはしっかりと行わないといけません。

ホームページの方では、しっかりとWeb制作会社が対策を行ってくれるので、特に問題なくホームページを公開することが可能です。

ただし、ドメインとサーバーの浸透時間については、Web制作会社ではどうすることもできませんので、そこだけは余裕を持ったスケジューリングを行うことが大切になってきます。