- お知らせ
- 2009.12.30
2009年に多かったWeb制作
当社は大阪の堺筋本町にあるWebサイト制作会社です。
当社では、もともとアクセス解析を使ったコンサルティング会社出身者が立ち上げたSOHOになっていて、得意分野はアクセス解析の利用になっています。
2009年のホームページ制作でもっともご相談が多かった事例をご紹介いたします。
ニーズはアクセス解析だが
現在のお客さまの多くが、前職時代の繋がりになっております。
アクアのホームページを公開した目的は、新規顧客の開拓ではありますが、現状ではまだ被リンク対策には手を出していないのでなかなか検索順位が上がりません。
そのため、現状では既存の代理店やWebサイト制作会社、印刷業者などからのお仕事が中心になっています。
そしてこれらの既存のクライアントさまの多くがもともとがアクセス解析会社出身であったため、アクセス解析で分析がしやすいホームページ制作になります。
アクセス解析はグーグルアナリティクスを利用して、各ページやそれぞれのデータがしっかりと取れるホームページ制作を希望されています。
実際に解析データやコンサルティングなどは提供をしておらず、ホームページ公開後には、代理店さまへの口頭でのアドバイス程度になっています。
そしてこれらを行っていて一点気づきがあり、それは確かに分析は必要ですが、分析のためには高い訪問者数が必要だという点です。
来年からはSEOに力を入れる
今年は基本的には分析がしやすいホームページ作りがテーマになっておりました。
しかし、実際に分析を行うにしても、ある程度は見込み顧客が集客できていなければいけません。
そしてこの見込み顧客を集めて初めてアクセス解析のデータが生きてくると思います。
そのため、来年からはアクセス解析はサイト運営の中で提案をするようにして、公開後は特にSEOに力を入れて行こうと考えています。
現在の中小企業さまや個人事業主さまにおけるホームページの集客は、SEOが中心と言って間違いありません。
そしてこのSEOにおいては、質の高いページ作りとページ数、被リンクの3点が重要になっています。
ページ数と質については、恐らく問題がなく達成ができるため、来年からは被リンクについてもう少し具体的な提案が行えれば良いと考えています。
被リンクを行うために
現在の被リンク対策は、結構闇雲に行われている企業さまが多いです。
無料ブログを利用して、そこに文法は正しいけれども、意味のない文章を記載して、1ページ1リンクを行うやり方です。
ただ、当社ではこの被リンク対策は数年後にはまったく意味をなさないと思っています。
もちろん数年間は上位表示ができるかもしれません。
しかし、グーグルがおかしいと考えるようになれば、それらのホームページは良くて圏外に表示されます。
悪いと、ペナルティーを課せられてしまい、検索結果に表示されないホームページが増えてくるのではないでしょうか。
もちろん、グーグルはあくまで1企業になっているため、先はまったく読めませんが、このような価値のない対策は必ず対応してくると思います。
では当社が行う被リンク対策はどのようなものを検討しているかをご紹介します。
当社では、基本的にはアメブロやはてな、ライブドアなどの無料ブログの利用でも良いとは考えています。
しかし、そこで更新する内容は、以下のポイントになります。
- クライアントさまと同テーマ
- ページ数は意識する
- 各ページの内容を高品質に
- しっかりとサイト運営を行う
- 被リンクを集める
このように無料ブログであったとしても、通常のホームページと変わらない品質で運用しようと考えています。
そうすることで、もし今後現在主流の対策がペナルティーを受けるようになったとしても、恐らくこれらをしっかりと行っていればペナルティーはあり得ません。
もしあり得るとすれば、無料ブログ自体がNGになるときですが、無料ブログがNGになるのは考えられません。
ただ、ここで問題になるのが、サイト運営を誰がするかになっております。
サイト運営はお客さま
上記の条件で被リンク対策を行うには、その業界に対しての知識レベルが絶対に必要です。
そのため、当社では対応が難しく、もちろん、無料ブログのカスタマイズを行うまでは可能ですが、それ以降の記事作成はお客さま自身でお願いしようと思っています。
もちろん、カスタマイズをして、準備ができたので更新してくださいとお願いするだけではありません。
しっかりと、更新マニュアルをご用意させていただき、本当に効果が出る活用法を実施いただければと思います。
このマニュアルでは、SEOで安心して利用し続けることがベースになります。
そのためには、検索順位を操作するためではなく、その記事を見た人が本当に役立ったと感じるものを作り込んでいくことが重要です。
もちろん簡単ではありません。
ただ、1年計画で、3,4個でも被リンクが増えれば、現在はライバルサイトに勝てないかもしれませんが、5年もすれば必ずアルゴリズムが変わると思います。
そして変わったときに、ライバルサイトが一気に検索順位を落とし、御社サイトが検索順位が向上すると思われます。
そのため、基本的には5年後を見ていただき、短期で成果を出そうと考えないようにお願いします。
当社サービスはサポートが充実しているのですが、無料ブログ運用ももちろんサポートいたしますので、お気軽にご相談いただけます。
その後解析を
SEO効果が出て集客力が高まってからアクセス解析の利用をおすすめしようと思います。
アクセス解析は、現状で言えば、ホームページの状態を数値データとして知れる唯一のツールです。
ただ、訪問者数が少ないと大半のページのアクセスが0になるので改善はできません。
そのため、集客対策がそこそこ成功した後でアクセス解析を利用して、ホームページの内部を改善していき、そして成約率を高めるのが良いでしょう。
アクセス解析はよく健康診断に例えられるのですが、健康診断では数値データを見て、対策を行うことで健康にすることが可能です。
ホームページも同様で、アクセス解析を見て数値データを改善すれば、成果が必ず出るようになっています。
そのため、来年からは、集客と成約に強いアクアと認知してもらえるように集客対策を中心に力を入れようと考えています。