- お知らせ
- 2013.12.30
2013年のホームページ制作はどうだったか
2013年も本日と明日の2日で終わりです。
この2013年は多くの会社さまのホームページを制作させていただき、本当に感謝しております。
そこで今回は2013年のホームページ制作がどのような案件が多かったのかについてご紹介をいたします。
2013年はトップページのSEOが多かった
2013年のホームページ制作でもっとも多くの方が希望されたのがトップページのSEOです。
このトップページのSEOは、最終的にはグーグルが判断するため、当社が必ず上位表示ができるとは言い切れないものになっています。
対策法としては、価値のある同業他社や、同じテーマのホームページからの被リンクになっているので、その提案を中心に行いました。
ただ、実際に提案を行っていて多いニーズが、その被リンクを行うためのホームページの運営を代行して欲しいと言うものです。
これが非常に当社としては提案がしづらいものになっていて、現在被リンク対策を販売している業者の価格を見ると、大体が20,000円程度になっています。
そのため、クライアントさまも20,000円前後の見積を期待されていたと思いますが、実際に当社では、20,000円ではお受けいたしておりません。
その理由は作業時間がまったく違うのです。
一般的な対策
当社の被リンク対策の前に一般的な被リンク対策がどのようなものになるかをご紹介します。
もちろん、すべての被リンク対策ではないですが、低価格で販売されている被リンク対策の多くがこれに当たります。
まず、低価格であるため、基本的には外部にホームページ制作は行っておりません。
主に利用するのが無料ブログであるケースがほとんどです。
そしてその無料ブログに記事を作成するのですが、ここで問題点があり、それはお客さまのビジネスには一切関係がしないのです。
多くが趣味ブログになっていて、その趣味ブログの中から被リンクを行っています。
もっとひどい例だと、文法は正しいけれども意味が分からない文章を作成してそこから行っています。
この文法は正しいけれども日本語として成立しないページからの被リンクは、ワードサラダと呼ばれるスパム行為です。
そのためグーグルに見つからなければ、もちろん効果を発揮するケースがありますが見つかったら検索順位が落ちるだけではなくペナルティーを受けてしまいます。
ただ、実際に20,000円で提供するため、お客さまのビジネスに関連する内容を書いていれないと言うのはあると思います。
ただ、これらを利用してしまうと、今は検索順位が上がる可能性はありますが、今後は必ずペナルティーを課せられるようになると思います。
当社の対策
当社の対策においても、無料ブログを利用しています。
ただし書いている内容は、御社ホームページのテーマに合わせて記事を作成しています。
さらには、被リンクの仕方にも少しコツがあり、それはトップページだけに集中砲火をしていないことです。
例えば御社以外も、御社のライバルにならないようなホームページや、国が運営するホームページなどに被リンクを行います。
またさらには、トップページではなく下層ページを中心に行っております。
そしてさらに基本的には内部リンクが中心になっていて、10記事に付き1つくらいのペースで御社に対策を行っています。
なぜ、このような面倒くさいことをしているかと言うと、基本的には、グーグルに自然であると認めてもらいたいためです。
たとえば、一時的に御社の検索順位が上がったとしても、それが永続でなければ、ビジネスで利用するホームページとは言えません。
そのため当社の対策は、基本的には永久的な上位表示を目的としているのです。
もちろん、無料ブログも御社の社員さまが書いたくらいの質を目標に原稿を作成しています。
ただ、当社はWebサイト制作会社になるため、ホームページは専門家ですが、お客さまの業種については素人です。
そのためクライアントさまが書くよりも時間がかかりますし、さらには質も低くなってしまいます。
このように当社の対策は非常に手間がかかるものになっていて、20,000円でお請けできれば良いですが、現実的にはお受けできないものになっているのです。
被リンク以外の対策の提案も多い
現在のSEOにおいては被リンクが特効薬になっていて、被リンクがないと上位表示は厳しいですが、それだけを提案はしておりません。
もう一点の提案としては、例えば月額40,000円をいただき、月に2ページ増やす提案になっています。
ホームページ更新システムを構築させていただける企業さまはまだまだ少ないです。
そのため、更新業務は基本的には当社にご依頼をいただき、その予算として、月額40,000円を見ていただくことで、当社で2ページ作成を行います。
現実問題として、現在のグーグルやヤフージャパンなどの検索エンジンは被リンクがないと絶対に上げれません。
しかし、検索エンジンの根幹的な考えは、検索キーワードに対して詳しいウェブページを上位表示したいと考えています。
そのため、毎月2ページを増やせれば、年間で24ページ増えるため、ライバル企業よりも詳しく成長させることが可能なのです。
ただしこの場合においては、被リンクをどうすれば良いかを考えなくてはならず、一般的には加盟している団体や協会などからしっかりと被リンクを貰うのが良いでしょう。
また、余力があるようであれば、営業マン1人に付き1ブログを立ち上げていただき、週1でも良いので更新していただくことで成果を出しています。
2案件ほどはイベントサイト
SEO以外の案件としては、2013年は2サイトほどのイベントサイトを制作いたしました。
これらについては、ユーザーの見やすさや、どうやって人を集めるのかなどの検討になっていて、SEOからは離れた案件になっています。
SEOを検討したホームページ制作ももちろん楽しいのですが、ただやはりSEOのために、ウェブデザインやコーディングで、ここはこうした方が良いなどの制限が付いて回ります。
そしてさらには外注スタッフや下請け業者を利用すると、SEO案件を受けたとしても成果を出した実績がないと言うケースも多くあり、かなりの制限が付いて回ります。
イベントサイトであれば、SEOからは完全に切り離されていて、上手く訪問者を集める対策を検討していけば良いので、非常に楽しい案件となっておりました。
ただ、現在においては、イベントサイトなどの集客ルートが明確な場合を除き、SEOを考えないホームページ制作は失敗すると思われます。
そのため、恐らく今後もSEOを追求していく形になってくると思います。
もし、集客力の高いホームページをご希望であれば、ぜひともお気軽にご相談ください。
当社では、他のWebサイト制作会社よりも経験値としては高いと自負しておりますので、御社にとって最良のご提案をいたします。