ホームページ運用を続けていると、競合サイトの表示速度の速さや動作のスムーズさが気になり、どのレンタルサーバーを使っているのか調べたくなることがあります。調査自体は無料のツールを使えば短時間で完了しますが、レンタルサーバーの種類によっては正確な判別が難しいケースもあります。
この記事では、当社が実際に行っている調査手順をまとめました。
SEOチェキ!で競合サイトのレンタルサーバーを調べる手順

競合サイトのレンタルサーバーを調べるには、SEOチェキ!を使うのが最も手軽です。URLを入力するだけで調査が完了し、無料で利用できます。
STEP1. SEOチェキ!にアクセスする
まずGoogleで【SEOチェキ!】と検索し、1位に表示される「SEOチェキ! 無料で使えるSEOツール」のページにアクセスします。
検索しても見当たらない場合は、以下のリンクからアクセスしてください。
調査ツールはaguse.jpなど他にも選択肢がありますが、操作手順のシンプルさと結果の見やすさという点では、SEOチェキ!が最も使いやすいツールです。用意するのはURLだけで、アカウント登録なども不要で使えます。
STEP2. 調査対象となる競合サイトのURLを入力する
SEOチェキ!のホームページが表示されたら、検索ボックスに調査したい競合サイトのURLを貼り付けます。

URLは、手打ちするのではなく、正確に入力するために、競合サイトのトップページにアクセスしてコピー&ペーストをするようにしましょう。入力後に「チェック!」ボタンをクリックすることで調査が開始されます。
STEP3. 調査完了後にサーバー・ドメインの項目を確認する
調査が完了したら、少し下にスクロールして、サーバー・ドメインの項目を確認します。通常であれば、ホストの項目を見れば、どのレンタルサーバーを利用しているかが分かります。

上記は当社の事例になり、エックスサーバーと表示されています。
STEP4. Whois情報からネームサーバーを確認する
稀に「ホスト」を見てもよく分からないケースがあります。その場合は、ドメイン取得年月日の項目にある「Whois」をクリックしましょう。
Whois情報を見ることで、ネームサーバーを確認することができ、具体的にどのレンタルサーバー会社を利用しているかを知ることができます。

「Whois」をクリック後に、ブラウザの検索機能を利用して【Name Server】と入力すれば、すぐに該当箇所に移動することができます。
STEP5. 検索エンジンを利用する
ネームサーバーを見てもどのレンタルサーバーかが分からない場合は、Googleなどの検索エンジンを利用して【”(どれか1つのネームサーバー)”】で検索を行いましょう。
当社の場合で言えば【”Name Server: ns4.xserver.jp”】となります。ダブルクォーテーションがない場合、検索されない可能性が高いため、忘れずに導入するようにしましょう。
そうすれば、多くの場合でAIによる概要がどのレンタルサーバー会社かを示してくれていたり、レンタルサーバー会社のマニュアルページが検索結果に表示されます。
STEP6. 検索しても分からなければ文字列の一部で再検索する
ネームサーバーで検索しても、関係のないホームページの情報ばかりが検索結果に表示されてしまい、レンタルサーバー会社が分からないケースがあります。
例えば、ns-1818.awsdns-35.co.ukといったネームサーバーの場合、AWSを利用していることを示しています。ただし数字の部分はホームページごとに異なるため、ネームサーバー全体をそのまま検索しても、その文字列を含む情報がヒットせず、AIによる概要や公式マニュアルに辿り着けないことがあります。
このような場合は、全体を入力するのではなく、awsdnsのようなアルファベット部分だけを抜き出して再検索しましょう。この部分はドメインそのものではなく、AWSという特定のシステムを利用していることを示す固有の文字列に該当するため、変動する箇所を除いて検索することで、対象のホームページがどのレンタルサーバーを利用しているか特定しやすくなります。
ちなみにAWSは厳密にはレンタルサーバーではありませんが、念のためにご紹介しています。
競合サイトがCDNを利用している場合は正確な判別が難しい
CloudflareなどのCDNサービスを導入しているホームページの場合、調査ツール上にはCDN側の情報が表示されるため、実際に契約している大元のレンタルサーバーまでは辿り着けません。
例えば、Cloudflareを利用しているホームページであれば、ネームサーバーは「ns.cloudflare.com」と表示されます。この場合、SEOチェキ!やWhois情報だけで元のレンタルサーバーを特定することは極めて困難です。
そのため、裏側に隠れたレンタルサーバーを無理に探すのではなく、セキュリティや高速化のシステムによって判別不可になっているという事実を、そのまま調査結果として扱うのが適切です。
DNS履歴の照会など専門的な手法を使えば特定できる場合もありますが、サーバーやネットワークの専門知識が必要になるため、詳しく調べたい場合はホームページ制作会社に相談するのも一つの方法です。
まとめ
競合サイトのレンタルサーバーは、SEOチェキ!を使えばURLを入力するだけで短時間に調べられます。ホスト名で判別できない場合もWhois情報やネームサーバーの検索を組み合わせることで、多くのケースで特定できます。
ただし、CDNを導入しているホームページはレンタルサーバーまで辿り着けないため、その場合は判別不可という事実をそのまま調査結果として扱うのが適切です。
