ホームページ制作を依頼して、デザイン案がトップページと一部の下層ページだけだったので、ほかのページは作ってもらえるのかと不安になる方もいるのではないでしょうか。デザイン案を全ページ分作るかどうかは制作会社によって異なり、主要ページだけデザイン案を作り、ほかのページは主要ページのデザインをもとに仕上げる進め方もよくあります。
このページでは、デザイン案を全ページ作る場合と主要ページだけ作る場合の違いを、制作費用や制作期間、公開前に確認できる範囲などから解説します。当社がどちらで作るかを決める基準も紹介しているので、ホームページ制作を依頼する前の参考にしてください。
ホームページ制作のデザイン案は全ページ作る会社と主要ページだけ作る会社がある
ホームページ制作では、コーディングに入る前にデザイン案を作り、見た目を確認してもらうのが一般的です。ただ、デザイン案をどこまで作るかは制作会社によって異なり、全ページ分のデザイン案を作る会社と、主要ページだけデザイン案を作る会社があります。
全ページ作る会社では、トップページから会社概要やお問い合わせのような下層ページまで、すべてのページのデザイン案を用意します。依頼した会社は全ページのデザインを確認し、修正を終えてからコーディングに進みます。
主要ページだけ作る会社では、トップページやサービス紹介ページなど、ホームページの中心になるページのデザイン案を作ります。デザイン案を作らないページは、ワイヤーフレームでレイアウトを決め、主要ページのデザインで決めた色や文字の大きさ、ボタンの形などに合わせてコーディングの段階で仕上げます。
デザイン案を全ページ作る場合と主要ページだけ作る場合の違い
デザイン案を全ページ作るか主要ページだけ作るかで、ホームページ制作の進み方や仕上がりにはいくつかの違いが出ます。ここでは、依頼する側が知っておきたい5つの違いを紹介します。
制作費用の違い
デザイン案を全ページ作る場合は、ページ数に応じてデザインの作業が増え、制作費用が高くなります。下層ページが20ページ、30ページと多いホームページでは、デザイン案の費用だけで大きな金額になることもあります。
主要ページだけデザイン案を作る場合は、デザインの作業がトップページと一部の下層ページに限られます。ほかのページはコーディングの段階で主要ページのデザインに合わせて仕上げるので、デザイン案にかかる費用を抑えられます。ページ数が多いホームページほど、全ページ作る場合との費用の差は大きくなります。
制作期間の違い
デザイン案を全ページ作る場合は、すべてのページのデザイン案を作り、確認と修正を終えてからコーディングに入ります。ページ数が多いほどデザインの工程が長くなり、公開までの制作期間も延びます。
主要ページだけデザイン案を作る場合は、デザインの工程が短く済み、早い段階でコーディングに進めます。公開日が決まっているホームページや、できるだけ早く公開したいホームページでは、制作期間を短くしやすい進め方です。
公開前に仕上がりを確認できる範囲の違い
デザイン案を全ページ作る場合は、コーディングに入る前に全ページの見た目を確認できます。テストサイトで初めて見るページがないので、公開前に思っていた仕上がりと違うと感じることが少なくなります。
主要ページだけデザイン案を作る場合は、デザイン案のないページの見た目を、テストサイトで初めて確認します。コーディングの後にレイアウトを大きく変えるような修正は、追加費用がかかったり、制作会社に受けてもらえなかったりすることがあります。デザイン案のないページは、ワイヤーフレームの段階でレイアウトや載せる内容をしっかり確認しておくことが大切です。
ページごとのデザインが似てくるかの違い
デザイン案を全ページ作る場合は、ページごとにデザインを考えるので、ページの内容に合わせて色使いや雰囲気を変えることができます。
主要ページだけデザイン案を作る場合は、ほかのページが主要ページのデザインをもとに作られるので、ページ同士のデザインが似てきます。ワイヤーフレームでレイアウトを変えることはできますが、色使いやパーツの形は主要ページと共通になります。
社内での確認の手間の違い
デザイン案を全ページ作る場合は、社内で確認するデザイン案の数が多くなります。担当者や決裁者など確認する人が多い会社は、全ページの意見をまとめるだけで時間がかかります。
デザイン案の確認が終わった後も、公開前にテストサイトでのチェックは必要です。ただ、全ページの見た目はデザイン案で確認済みなので、テストサイトで思っていたものと大きく違うページが出ることは少なく、公開前のチェックは比較的スムーズに進みます。
主要ページだけデザイン案を作る場合は、確認するデザイン案が少なく、デザインの段階では社内の意見をまとめやすくなります。その代わり、デザイン案のないページはテストサイトで初めて見た目を確認するので、公開前のチェックに時間がかかります。ページ数が多いホームページでは、テストサイトでのチェックの時間を社内で確保しておく必要があります。
当社がデザイン案を全ページ作るか主要ページだけ作るかの選び方
当社では、ホームページ制作のデザイン案は主要ページだけ作る進め方を基本にしています。ただ、ホームページの内容や御社の状況によって、全ページ作るほうが合うケースと、主要ページだけ作るほうが合うケースがあると考えています。当社がどちらが合うかを判断するときの基準を紹介します。
ほとんどのページで雰囲気を変えたいなら全ページ作る
ページごとに色使いや雰囲気を変えたいページが一部だけであれば、そのページをデザイン案を作るページに加えれば対応できます。採用ページだけ会社案内とは違うトーンにしたい場合は、トップページや会社案内ページと合わせて、採用ページのデザイン案を作ります。
一方で、商品やサービスのページをそれぞれ別ブランドのように見せたい場合など、ほとんどのページで雰囲気を変えたいホームページは、デザイン案を全ページ作るほうが合います。主要ページのデザインをもとに作る進め方では、どうしても色使いやパーツの形が共通になり、ページごとの違いを出しきれません。
ページ数が少ないなら全ページ作る
ページ数が少ないホームページは、デザイン案を全ページ作っても制作費用や制作期間が大きく増えません。トップページと数ページの下層ページだけのホームページであれば、主要ページだけ作る場合との差は小さくなります。
費用の差が小さいのであれば、コーディングの前に全ページの見た目を確認できるほうが、テストサイトでのチェックも楽になります。ページ数が少ないホームページでは、デザイン案を全ページ作るほうが合うと考えています。
予算や納期に限りがあるなら主要ページだけ作る
制作費用を抑えたい場合や、公開日が決まっていて制作期間を短くしたい場合は、デザイン案を主要ページだけ作るほうが合います。デザインの作業と確認の時間が少なく済み、その分を原稿の準備やほかの作業に回せます。
ページ数が多いホームページで全ページのデザイン案を作ると、デザイン案の費用と期間が大きくなります。主要ページのデザインをしっかり固めれば、ほかのページもそのデザインに合わせて統一された見た目で仕上げられるので、予算や納期に限りがある場合は主要ページだけ作る進め方をおすすめしています。
まとめ
ホームページ制作のデザイン案を全ページ作るか主要ページだけ作るかは、ホームページのページ数やデザインへのこだわり、予算や納期に合わせて選ぶことが大切です。
当社では、主要ページだけデザイン案を作る進め方を基本にし、ホームページの内容に合わせてデザイン案を作るページを決めています。デザイン案のないページは、ワイヤーフレームでレイアウトを確認したうえで、主要ページのデザインに合わせて仕上げます。
ホームページ制作をご検討中の方は、お気軽にご相談ください。ヒアリングで御社のページ数や予算、公開時期を伺い、デザイン案を作るページも含めてご提案します。
