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内部リンクの最適化でSEO効果を高める方法
内部リンクにSEO効果があることは多くの方がご存知です。しかし、適切に設置できていないと検索順位は上がりません。そのため、SEO効果を引き出すための活用法を正しく学ぶ必要があります。
この記事では、内部リンクの基本や設置方法に加え、当社が実際に試してSEO効果が出たやり方を紹介します。
SEOにおける内部リンクとは
内部リンクはページ同士を繋いでユーザーを別のページへと誘導するためのものですが、実は強力なSEO効果も秘めています。
内部リンクがないホームページは、検索エンジンから見ればバラバラな情報の集まりに過ぎません。これでは専門性が伝わりづらくなり、各ページが孤立した状態で評価されることになります。
しかし内部リンクによってテーマごとのまとまりが生まれれば、検索エンジンがそのまとまりも評価してくれるようになるため、サイト全体のSEO効果を底上げできます。
もちろんリンク一つの効果はそれほど高くありませんが、サイト全体で適切に設置すれば、検索順位を引き上げる最後の一押しとして高い効果を発揮するでしょう。
内部リンクがSEO評価を高める理由
内部リンクを設置することは、点と点を線で繋ぐことに他なりません。SEO評価を考える際に、ページ単体で評価されることと、サイト全体で評価されることでは、その効果は大きく異なってきます。ここでは、内部リンクを設置することでSEO評価が高まる理由を解説します。
リンク元と先の双方でSEO評価が高まる
検索エンジンは適切な内部リンクを評価しており、SEO効果を高める重要な要素としています。
リンク先ページは、他の関連ページからリンクを貼られるほど価値のある情報源として認識され、検索順位が引き上げられます。
リンク元ページでは、検索エンジンは検索結果から訪れたユーザーがすぐに検索結果に戻る行動をユーザーのためにならないページと判断するためマイナス評価をしているのですが、この離脱がなくなることで、マイナス評価を回避することができるようになり、検索順位を高めることが可能です。
このように内部リンクを適切に活用することで、リンク元と先ページの両方でSEO効果の向上が期待できます。
リンク先ページのクローラーの巡回頻度が高まりインデックスが早まる
検索エンジンのクローラーはリンクを辿り、様々なページにアクセスしています。
つまり、サイト内にある内部リンクが充実しているほど、クローラーのページへの巡回頻度が増えることを意味し、インデックス速度を高める効果があるのです。
検索エンジンのクローラーは1度のアクセスではインデックスしてくれないケースも多いため、内部リンクを充実させることは、検索結果での露出を高めるために必須の対策と言えます。
ページ同士の関連性が明確になり検索順位が高まる
関連ページを内部リンクで繋ぐことで、それらのページの関連性が明確になり、そのキーワードでの検索順位が高まります。
検索エンジンは、検索キーワードに対して詳しいページを上位表示しているため、関連性を高めることで、サイト全体で詳しいと判断され、高い評価をしてもらうことが可能です。
内部リンクがなくとも、検索エンジンは関連性を評価してくれるケースもありますが、確実に評価してもらうためには、内部リンクは必須と言えます。
検索順位を高める内部リンクの設置方法
内部リンクを最適化する具体的な手法を解説します。これまでに解説した評価の仕組みを活かして、以下のポイントを意識して設置することで、サイト全体のSEO評価を効率的に引き上げることができます。
アンカーテキストに対策キーワードを盛り込む
アンカーテキストは、検索エンジンがリンク先ページの内容を正確に把握するための極めて重要な手がかりになります。「詳しくはこちら」といった抽象的な言葉だけでは、リンク先にどのような情報が記載されているのかを伝えることは不可能です。
そこで、リンク先のページで上位表示を狙っているキーワードを、テキスト内に適切に含める工夫が求められます。具体的な言葉選びによって検索エンジンが移動先のテーマを正しく認識できれば、そのキーワードに関する価値ある情報源だと認められ、検索順位の向上に繋がります。
もちろん、アンカーテキストの内容とリンク先ページの中身がしっかりと一致していることが不可欠です。アンカーテキストとリンク先の情報が密接に連動して初めて、検索エンジンからの信頼を得て高い評価を得られるようになります。
自然な文脈で設置してクリックを促す
内部リンクを配置する際には、訪問者の邪魔にならない導線作りが大切です。文章の流れを無視して急にリンクが出てくると、読む気が失せてページを閉じられてしまうからです。
Googleは、実際にクリックされやすいリンクを評価する仕組みを持っています。そのため、さらに詳しい情報が欲しいと感じる箇所に、自然な文脈で設置してクリックを促す工夫が欠かせません。
適切な位置に配置してクリックされる確率が高まれば、サイト全体のSEO評価が向上します。
上位表示を狙う重要ページにリンクを集めて評価を集中させる
1ページ内に大量の内部リンクを設置すると、一つひとつのリンクが持つ価値は必然的に分散されて弱まります。闇雲にリンクを設置してしまうと、本当に上位表示を狙いたい重要なページへ届くシグナルまで薄まってしまうため注意が必要です。
収益に直結するページや競合が激しいキーワードで勝負したいページへ、関連するページから集中的に内部リンクを繋ぐ戦略を検討してください。
特定のページへリンクを絞り込むことで、検索エンジンはそのページをホームページの核心部分だと認識します。限られた評価を賢く一箇所に集めることが、狙ったキーワードでの検索順位向上を強力に後押しします。
画像を使う場合はAlt属性にアンカーテキストを入力する
バナーや図解を内部リンクに使用する際は、Alt属性が欠かせない要素です。
検索エンジンは画像内の文字を完全に解析することが難しいため、Alt属性に記述された内容をアンカーテキストとして認識します。
ただしSEO評価の強さで言えば、画像リンクよりもテキストリンクの方が有利である事実は否定できません。それでも画像で誘導を図るのなら、情報の不足を補う意味で適切なキーワードを含めたAlt属性が必須となります。
この設定を怠ると、リンク先の内容を検索エンジンが把握できず、検索順位の向上に繋がりません。
新しいページの場合は古いページからリンクを行う
新しいページは、どこからのリンクもない孤立した状態になりがちです。そのため、検索エンジンに存在を見つけてもらうまでに、どうしても時間がかかってしまいます。
そこで、すでに検索順位が高い古い関連ページから内部リンクを貼ることが重要です。実績のある古いページからリンクを繋ぐことで、クローラーを速やかに新しいページへと導くことができます。
この連携によって、新しいページの評価を底上げし、検索結果に表示されるまでのスピードを早める効果が期待できます。せっかく作ったページを埋もれさせないためにも、新しいページの場合は古いページからリンクを行う作業を忘れないようにしましょう。
SEO効果を高める内部リンク設置の注意点
内部リンクはSEO効果を高める上で極めて有効な手段ですが、闇雲に数を増やせば良いというものではありません。不適切な方法でリンクを設置し続けると、期待した効果が得られないだけでなく、検索エンジンからの信頼を損ない検索順位が落ちるリスクも生じます。ここでは、成果を確実なものにするために、必ず守るべき注意点を紹介します。
リンク切れは放置せず見つけ次第すぐに直す
リンク先のページが消えていたり、URLが間違っていたりするリンク切れを放置してはいけません。せっかくクリックした訪問者にストレスを与えるだけでなく、検索エンジンの巡回を妨げる原因にもなります。
サイト内のリンクが正しく動いているか定期的にチェックし、リンク切れは放置せず見つけ次第すぐに直すことが大切です。早めに対応することで、ホームページの信頼性を保ち、SEOへのマイナス評価も防げます。
ペナルティのリスクがある隠しリンクは絶対に行わない
背景と同じ色に設定したり、文字サイズを極端に小さくしたりして、人間の目には見えない形でリンクを埋め込む行為は絶対にやめてください。
これらは隠しリンクとしてGoogleのガイドライン違反の対象となり、重いペナルティを受ける危険性が非常に高いです。検索エンジンからの信頼を失う行為を排除し、正当な手段で評価を積み上げることが成功への近道と言えるでしょう。
内部リンクを貼って検索順位が上がった時の共通点
内部リンクを設置した後に検索順位が改善した事例には、いくつかの明確な共通点が存在します。ただ機械的にリンクを設置するのではなく、着実に成果へ結びついたケースを分析すると、成功に欠かせない特定のパターンが見えてきます。ここでは当社がこれまでに蓄積した実戦的なデータをもとに、検索順位を押し上げる要因となった重要な要素を解説します。
ユーザー行動が良くなった時
内部リンクの最適化によってGA4の直帰率が改善されると、ユーザー行動が良くなったと判断されて、検索順位が大きく上昇しました。
これは、ユーザーが求めるページへの内部リンクを提示することで、検索結果画面へ即座に引き返す動きを未然に防ぐことができたためです。
自社サイト内でユーザーの悩みが解決する仕組みは、検索エンジンにとっても質の高い回答であるという有力な証拠となり、結果として強力なSEO評価に結びつきました。
ブログ記事の下部に関連記事へのリンク枠を設置した時
ブログ記事の最下部に、関連記事へのリンクを3つ設置できる枠を用意しました。
これにより、関連記事へ自然な流れでリンクを配置できるようになり、内部リンクの網羅性が飛躍的に高まりました。
各記事から適切な導線が引かれたことで、ブログ全体のSEO評価が効率よく波及し、検索順位の底上げに大きく貢献しました。
まとめ
内部リンクの最適化は、サイト全体のSEO評価を底上げし、検索順位を引き上げるために不可欠な施策です。
単にページ同士を繋ぐのではなく、読者が次に求める情報を先回りして提示し、検索結果画面への離脱を防ぐ導線を整えてください。アンカーテキストの工夫や、重要なページへリンクの集中、さらに記事末尾へのリンク枠設置など、明確な意図を持った配置が検索順位の向上に直結します。
適切な内部リンクの構築は、SEO効果を高めるだけでなく、最終的な成果の向上をもたらします。今回紹介した実務に即した手法を日々の更新に取り入れ、最大限の効果を引き出してください。

