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公開日:2026.05.15最終更新日:2026.05.15

ページビュー(PV)とは?ホームページの状態を把握するための基本指標

PVを味方に!ホームページを改善

ページビュー(PV)は、ホームページのページが表示された合計回数を示す、アクセス解析の中でも最も基本的な指標です。サイト全体やページごとの閲覧数を確認することで、お客様がどの情報に関心を持っているのか、どのページが見られていないのかといったホームページの現状が具体的に見えてきます。

この記事では、ページビューの意味やセッション数・ユーザー数との違い、PVから読み取れるホームページの状況、確認方法から改善への活かし方、計測時の注意点までを紹介します。

ページビュー(PV)とは

ページビューとは、サイト内のページがブラウザに表示された合計回数のことで、PVと略して表記されることもあります。

訪問者がページを開くたびに1PVとしてカウントされ、同じ人が同じページを複数回開いた場合も、その回数分だけ加算されます。例えば、一人の訪問者がトップページを見た後に会社概要ページへ移動し、再びトップページに戻った場合は3PVです。ブラウザの戻るボタンや更新ボタンでページが再読み込みされた場合も、それぞれ1回として数えられます。

このように、ページビューはホームページが実際にどれくらい閲覧されているかを最もシンプルに把握できる指標です。数字の見方も分かりやすいため、アクセス解析に慣れていない方でも、まず最初に確認しておきたい数値といえるでしょう。

ページビューとセッション数・ユーザー数の違い

ページビューとセッション数・ユーザー数の違い

ページビューと混同されやすい指標に、セッション数とユーザー数があります。どちらもアクセス解析で頻繁に目にする数値ですが、それぞれカウントの基準が異なるため、違いを正しく理解しておくことが大切です。

セッション数との違い

セッション数とは、訪問者がホームページにアクセスしてから離脱するまでの一連の行動を1回として数える指標です。1回の訪問で何ページ閲覧しても、セッション数は1のままカウントされます。

例えば、ある訪問者がトップページ、サービス紹介、料金ページの3ページを見て離脱した場合、PVは3ですがセッション数は1です。つまり、ページビューは閲覧されたページの数、セッション数は訪問の回数を示していると考えると分かりやすいでしょう。

なお、Googleアナリティクスでは30分以上操作がなかった場合にセッションが切れる仕組みになっており、その後に再びページを開くと新しいセッションとしてカウントされます。

ユーザー数との違い

ユーザー数とは、一定期間内にホームページを訪れた人数を示す指標です。同じ人が同じ端末で何度訪問しても、ユーザー数は1としてカウントされます。

例えば、1人の訪問者が1週間のうちに3回ホームページを訪れ、毎回2ページずつ閲覧した場合、PVは6、セッション数は3ですが、ユーザー数は1です。ページビューがページの閲覧回数、セッション数が訪問回数を表すのに対して、ユーザー数は実際に何人がホームページを見ているかを把握するための指標といえます。

ホームページにどれだけの人が来ているかを知りたい場合はユーザー数、どれだけ見られているかを知りたい場合はPVというように、目的に応じて使い分けることが大切です。

ページビューから読み取れるホームページの状況

ページビューから読み取れるホームページの状況

ページビューの数字は、ただ眺めるだけでは意味がありません。どの範囲でPVを確認するかによって、読み取れる情報が変わってきます。サイト全体、カテゴリー単位、ページ単位の3つの視点から見ることで、ホームページの状況をより具体的に把握できます。

サイト全体のPVから分かること

サイト全体のページビューは、ホームページがどれだけ多くの人の目に触れているかを示す認知度の目安になります。

月ごとの推移を追うことで、季節による需要の変化や、ブログ更新、広告出稿といった取り組みの効果を客観的に確認できます。PVが緩やかに増えている状態であれば、ネット上での露出が着実に広がっていると判断してよいでしょう。反対に、特に何もしていないのに数値が下がり続けている場合は、検索順位の低下や競合サイトの台頭といった原因を疑うきっかけになります。

まずはサイト全体のPVを毎月チェックする習慣をつけることが、ホームページの状態把握の第一歩です。

カテゴリー単位のPVから分かること

施工事例やサービス紹介、ブログ、よくある質問といったカテゴリーごとにPVを比較すると、訪問者が自社のどの情報に最も関心を持っているかが見えてきます。

例えば、会社概要よりも施工事例のPVが圧倒的に多い場合、訪問者はどんな会社かよりも、実際にどんな仕事をしてくれるのかを重視して検討していると読み取れます。この傾向が分かれば、施工事例をさらに充実させるという判断にもつながるはずです。

カテゴリーごとのページビューを比較することで、ホームページのどこに力を入れるべきかの優先順位が明確になります。

ページ単位のPVから分かること

個別ページのPVは、訪問者が抱えている悩みや興味の対象を最も直接的に示しています。

特定のブログ記事や商品ページだけが突出して閲覧されているなら、その内容が訪問者のニーズに合っている証拠です。そのページを起点にした導線の強化や、関連コンテンツの追加を検討する価値があります。反対に、成約に関わるサービス紹介ページや問い合わせページのPVが極端に少ない場合は、そもそもそのページにたどり着けていない可能性があります。

ページ単位のページビューを確認することで、ホームページのどこが強くてどこに課題があるのかを具体的に把握できます。

ページビューを確認する方法

ページビューを確認するには、アクセス解析ツールを使うのが基本です。最も一般的なのはGoogleアナリティクス(GA4)で、無料で利用でき、サイト全体からページごとのPVまで詳細に確認できます。

GA4ではページビューが「表示回数」という名称で表示されています。これはGA4がホームページだけでなくアプリの計測にも対応した仕組みになっているためで、意味はPVと同じです。確認する際は「レポート」から「エンゲージメント」、「ページとスクリーン」の順に進むと、ページごとの表示回数を一覧で見ることができます。

また、ご利用のレンタルサーバーやWordPressなどのCMSに解析機能が備わっている場合は、そちらでもページビューの確認が可能です。GA4ほど詳しい分析はできませんが、PVの大まかな傾向を手軽に把握したい場合には十分役立ちます。

ページビューをホームページ改善に活かす方法

ページビューをホームページ改善に活かす方法

ページビューは確認するだけでなく、そこから具体的な改善につなげてこそ意味があります。PVのデータをどのようにホームページの改善に活かせるのか、実践しやすい方法を紹介します。

PVが多いページを分析して自社の強みを把握する

ページビューが多いページには、訪問者が求めている情報が詰まっています。

どのページがよく見られているかを確認することで、自社のどこにお客様の関心が集まっているかが分かります。例えば、複数ある施工事例の中で特定の工事内容だけPVが突出している場合、その分野が自社の強みとして市場に評価されている可能性があります。

この気づきがあれば、その分野のコンテンツをさらに充実させたり、トップページで目立つ位置にリンクを配置したりといった対策が打てるようになります。

PVが多いページを定期的に確認することは、自社の強みを客観的に把握するための有効な手段です。

PVが少ない重要ページへのリンクを増やす

サービス紹介や問い合わせページなど、成約に直結する重要なページのPVが少ない場合、ページの内容ではなく、そこにたどり着くまでの導線に問題がある可能性があります。

まず見直したいのは内部リンクです。ページビューが多いブログ記事や関連性の高いページから、重要ページへのリンクを設置することで、訪問者の目に触れる機会を増やせます。また、外部サイトからの被リンクを獲得することも有効です。関連するポータルサイトや業界メディアに自社の情報が掲載されれば、そこを閲覧しているユーザーがリンクをクリックして訪問してくれるため、重要ページへの流入増加が期待できます。

PVが少ないからといってページ自体に問題があるとは限りません。まずはリンクの状況を確認してみましょう。

PV数を増やしたいページのSEOを強化する

内部リンクや被リンクの改善と合わせて、検索エンジンからの流入そのものを増やす取り組みも重要です。見てほしいページのPVが伸びない場合、そもそも検索結果に表示されていない、あるいは順位が低いことが原因になっているケースは少なくありません。

対策としては、ページのタイトルや見出しに検索されやすいキーワードを含めること、ページの内容を訪問者の検索意図に合った情報へ見直すこと、そしてページの文章量や情報の充実度を競合と比較して不足があれば補うことなどが挙げられます。

ページビューを増やすためにはリンクの強化だけでなく、SEOの視点からページ自体の品質を高めていくことが欠かせません。

PVの推移を定期的に確認して施策の効果を判断する

ブログの更新やリンクの設置、SEOの改善などを行ったら、その後のPVの変化を追うことが大切です。施策を打ちっぱなしにせず、ページビューの推移を定期的にチェックすることで、やったことが本当に効果を出しているかを判断できます。

確認の頻度は月に一度で十分です。前月と比較して数値がどう変化したかを見れば、どの施策が効いていて、どこにまだ課題が残っているかが把握できます。すぐに結果が出ないこともありますが、数ヶ月単位で傾向をつかむことで、次に何をすべきかの判断材料になります。

PVの推移を記録する習慣をつけることが、ホームページを継続的に改善していくための土台になります。

ページビューに関する注意点

ページビューに関する注意点

ページビューはホームページの状態を把握するうえで便利な指標ですが、数字をそのまま鵜呑みにすると、実態とかけ離れた判断をしてしまうことがあります。PVを正しく活用するために、知っておきたい注意点を紹介します。

PVが多いだけでは成果が出ているとは限らない

ページビューが増えていると、ホームページがうまくいっているように感じがちですが、PVの多さと成果は必ずしも一致しません。

例えば、PVが月に数千あっても問い合わせや購入がほとんどないのであれば、訪問者が求めている情報と、ホームページが提供している内容にズレがある可能性があります。また、訪問者がサイト内で迷って何ページも見ているだけというケースも考えられます。

ページビューはあくまで閲覧回数を示す指標です。成果につながっているかどうかは、問い合わせ数や成約率といった別の数字と合わせて判断することが大切です。

人以外のアクセスがPVに含まれることがある

ネット上には、検索エンジンや生成AIが情報収集のために自動で巡回するプログラムが数多く存在します。こうしたプログラムがホームページを訪れた場合も、ページビューとしてカウントされてしまうことがあります。

最近のアクセス解析ツールでは、有名なプログラムを自動で除外してくれるものが多いですが、新しいAIサービスの登場などによってPVが急激に跳ね上がることも珍しくありません。心当たりのない数値の変化があった場合は、人以外のアクセスが原因になっていないかを疑ってみましょう。

関係者のアクセスを除外する

ホームページの表示確認や更新作業で、自社の関係者がアクセスした回数も、設定をしなければすべてPVとしてカウントされます。

特にページビューがまだ多くないうちは、関係者による閲覧がデータの大部分を占めてしまい、本当のお客様の動きが見えなくなる恐れがあります。Googleアナリティクスであれば、特定のIPアドレスを除外する設定が可能です。固定のIPアドレスを持っていない場合は、ブラウザに計測を無効にする拡張機能を入れる方法もあります。

正確なPVを把握するために、関係者のアクセスは早い段階で除外しておきましょう。

PDFなどのファイル閲覧はPVに含まれない

チラシやカタログ、メニュー表などのPDFをホームページに掲載している場合、それらが開かれた回数はページビューには含まれません。アクセス解析ツールはあくまでWebページの表示を計測する仕組みのため、PDFやExcelなどのファイル閲覧は別のデータとして扱われます。

こうしたファイルの閲覧数を把握したい場合は、Googleアナリティクスでリンクのクリックをイベントとして計測する設定が必要です。カタログや資料のダウンロードを重視しているホームページでは、PVだけを見ていると実際の閲覧状況を見落とす可能性があるため、注意が必要です。

まとめ

ページビューは、ホームページのページが表示された回数を示す最も基本的な指標です。セッション数やユーザー数とはカウントの基準が異なるため、違いを正しく理解したうえで使い分けることが大切です。

サイト全体、カテゴリー単位、ページ単位とPVを確認する範囲を変えることで、お客様がどの情報に関心を持っているのか、どのページに課題があるのかが具体的に見えてきます。さらに、その数字をもとにリンクの見直しやSEOの強化、施策の効果検証まで行うことで、ページビューは単なる数字ではなくホームページを改善するための判断材料になります。

ただし、PVには人以外のアクセスや関係者の閲覧が含まれていることもあるため、正確なデータを見る環境を整えたうえで活用していきましょう。

この記事では、ホームページの基本指標であるページビューについて、意味や他の指標との違い、PVから読み取れるホームページの状況、改善への活かし方を解説しました。
大阪のホームページ制作会社セブンデザインでは、アクセス解析を踏まえたホームページの改善提案や運用サポートを行っています。
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