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公開日:2026.05.15最終更新日:2026.05.26

ページビュー(PV)とは?ホームページの状態を把握するための基本指標

PVを味方に!ホームページを改善

ページビュー(PV)は、ホームページのページが表示された合計回数を示す、アクセス解析の中でも最も基本的な指標です。サイト全体やページごとの閲覧数を確認することで、お客様がどの情報に関心を持っているのか、どのページが見られていないのかといったホームページの現状が具体的に見えてきます。

この記事では、ページビューの意味やアクセス数やユーザー数などとの違い、確認方法、増やす方法、計測時の注意点までを紹介します。

ページビュー(PV)とは

ページビューとは、サイト内のページがブラウザに表示された合計回数のことで、PVと略して表記されることもあります。

訪問者がページを開くたびに1PVとしてカウントされ、同じ人が同じページを複数回開いた場合も、その回数分だけ加算されます。例えば、一人の訪問者がトップページを見た後に会社概要ページへ移動し、再びトップページに戻った場合は3PVです。ブラウザの戻るボタンや更新ボタンでページが再読み込みされた場合も、それぞれ1回として数えられます。

このように、ページビューはホームページが実際にどれくらい閲覧されているかを最もシンプルに把握できる指標です。数字の見方も分かりやすいため、アクセス解析に慣れていない方でも、まず最初に確認しておきたい数値といえるでしょう。

ページビューとその他の指標との違い

ページビューとその他の指標との違い

ページビューと混同されやすい指標に、アクセス数・セッション数・ユーザー数があります。いずれもアクセス解析で頻繁に目にする数値ですが、それぞれカウントの基準が異なるため、違いを正しく理解しておくことが大切です。

アクセス数との違い

アクセス数は、ホームページへの訪問に関する数値全般を指す言葉として使われることが多く、ページビュー、セッション数、ユーザー数のいずれかを意味している場合がほとんどです。つまり、アクセス数には明確な定義がなく、人によって指している数値が異なります。

例えば、制作会社やコンサルタントから「御社のアクセス数は月間5,000です」と言われた場合、それがページビューなのかセッション数なのかユーザー数なのかで、実態は大きく変わります。アクセス数という言葉が出てきた際は、具体的にどの指標を指しているのかを確認するようにしましょう。

セッション数との違い

セッション数とは、訪問者がホームページにアクセスしてから離脱するまでの一連の行動を1回として数える指標です。1回の訪問で何ページ閲覧しても、セッション数は1のままカウントされます。

例えば、ある訪問者がトップページ、サービス紹介、料金ページの3ページを見て離脱した場合、PVは3ですがセッション数は1です。つまり、ページビューは閲覧されたページの数、セッション数は訪問の回数を示していると考えると分かりやすいでしょう。

なお、Googleアナリティクスでは30分以上操作がなかった場合にセッションが切れる仕組みになっており、その後に再びページを開くと新しいセッションとしてカウントされます。

ユーザー数との違い

ユーザー数とは、一定期間内にホームページを訪れた人数を示す指標です。同じ人が同じ端末で何度訪問しても、ユーザー数は1としてカウントされます。

例えば、1人の訪問者が1週間のうちに3回ホームページを訪れ、毎回2ページずつ閲覧した場合、PVは6、セッション数は3ですが、ユーザー数は1です。ページビューがページの閲覧回数、セッション数が訪問回数を表すのに対して、ユーザー数は実際に何人がホームページを見ているかを把握するための指標といえます。

ホームページにどれだけの人が来ているかを知りたい場合はユーザー数、どれだけ見られているかを知りたい場合はPVというように、目的に応じて使い分けることが大切です。

中小企業が目指すべきページビュー数の目安

中小企業が目指すべきページビュー数の目安

ここで紹介する目安は、自社のビジネスに関連するキーワードでコンテンツを公開し、見込み客を集められている状態を前提にした数字です。事業と無関係なキーワードでアクセスを集めても問い合わせにはつながらないため、ページビューの量だけでなく、どんなキーワードで流入しているかも合わせて確認することが大切です。

なお、ページビュー数の目安は業種や地域、知名度によって差があるため、あくまで一つの基準として参考にしてください。

コーポレートサイト

コーポレートサイトの場合、中小企業が目標にしたいページビュー数は月間3,000~10,000PVです。これまでの制作・運用経験から、月間3,000PVを超えたあたりから問い合わせが出始める傾向があります。

コーポレートサイトは会社名やサービス名の指名検索が中心になるため、ページビューが伸びにくいサイト種別ではありますが、会社の強みやサービス内容を掘り下げたページを追加していくことで、指名検索以外の流入も徐々に増やすことができます。

月間3,000PVに届いていない場合は、ページ数や情報量の不足が原因になっていることが多いため、事業に関連するテーマでのコンテンツ追加を検討しましょう。

サービスサイト

特定のサービスや商品に特化したサービスサイトでは、月間5,000~10,000PVが目標の目安になります。成果が出始めるのは月間5,000PV前後で、この水準を超えると問い合わせや資料請求の件数が目に見えて増えてくるケースが多いです。

サービスサイトはコーポレートサイトと比べてコンテンツの幅を広げやすく、サービスの詳細ページや導入事例、よくある質問、関連するお役立ち情報などを充実させることで、検索経由の流入を伸ばしやすい特徴があります。

ページビューが目標に届いていなくても問い合わせが出ているなら深刻な問題ではありませんが、流入数が増えれば成約の母数も増えるため、コンテンツの拡充は継続して取り組みたいところです。

採用サイト

採用サイトの目標ページビュー数は、月間3,000~5,000PVが目安です。成果が出始めるラインは月間3,000PV前後で、この水準を超えると応募数が安定してくる傾向があります。

採用サイトは求人媒体や会社説明会をきっかけに社名で検索して訪れるユーザーが多いため、コーポレートサイトやサービスサイトと比べるとページビューが集まりにくいのが一般的です。ただし、閲覧しているのは自社に関心を持った求職者なので、ページビューの大きさよりも応募につながる導線が整っているかが重要になります。

ページビューが伸びない場合は、求人媒体から採用サイトへのリンク設定や、仕事内容・働き方・社員の声といった求職者が知りたい情報の充実度を見直してみましょう。

ECサイト

ECサイトの場合、月間5,000~10,000PVを目標にするのが現実的です。月間5,000PVを超えたあたりから購入件数が安定し始め、売上の見通しが立てやすくなります。

ECサイトは商品数がそのままページ数になるため、取り扱い商品を増やすこと自体がページビューの底上げにつながります。加えて、商品の選び方や使い方を解説するコンテンツを用意すれば、商品名を知らない潜在的な顧客にもリーチできるようになります。

ページビューが目標に届かない場合は、商品ページのタイトルや説明文に検索されやすいキーワードが含まれているか、カテゴリーの構成がユーザーにとって分かりやすいかを確認してみてください。

ページビューを確認する方法

ページビューを確認するには、アクセス解析ツールを使うのが基本です。最も一般的なのはGoogleアナリティクス(GA4)で、無料で利用でき、サイト全体からページごとのPVまで詳細に確認できます。

GA4ではページビューが「表示回数」という名称で表示されています。これはGA4がホームページだけでなくアプリの計測にも対応した仕組みになっているためで、意味はPVと同じです。確認する際は「レポート」から「エンゲージメント」、「ページとスクリーン」の順に進むと、ページごとの表示回数を一覧で見ることができます。

また、ご利用のレンタルサーバーやWordPressなどのCMSに解析機能が備わっている場合は、そちらでもページビューの確認が可能です。GA4ほど詳しい分析はできませんが、PVの大まかな傾向を手軽に把握したい場合には十分役立ちます。

ページビュー数を増やす方法

ページビュー数を増やす方法

ページビューを増やすには、新しいページを作って流入の入口を広げる方法と、今あるページを改善して1ページあたりの集客力を高める方法の両方が必要です。さらに、サイト内の回遊や外部からの流入経路を整えることで、ページビューの伸びを加速させることができます。ここでは、中小企業でも取り組みやすい施策を紹介します。

新規ページを作成して検索エンジンからの集客を増やす

ページビューを増やすうえで最も効果が大きいのが、新しいページの作成です。

ホームページのページビューは、検索結果に表示されるページの数に比例して増える傾向があります。自社のサービスや商品に関連するキーワードを洗い出し、そのキーワードで検索するユーザーの疑問や悩みに応えるページを1つずつ追加していくことで、検索エンジンからの入口が着実に広がります。

ポイントは、1ページにつき1つのテーマに絞ることです。あれもこれも詰め込んだページは検索意図とずれやすく、順位が上がりにくくなります。まずは月に数ページでも構わないので、自社の専門性を活かしたコンテンツを継続的に公開していきましょう。

既存ページの内容を見直して検索順位を上げる

新規ページの作成と並行して、すでに公開しているページの改善にも取り組みましょう。

検索結果に表示されているのにクリックされていないページは、タイトルやメタディスクリプションが検索意図に合っていない可能性があります。また、掲載順位が2ページ目以降に留まっているページは、本文の情報量が競合に比べて不足していたり、見出し構成がユーザーの知りたい流れに沿っていなかったりすることが原因として考えられます。

Googleサーチコンソールで表示回数はあるのにクリック数が少ないページを抽出し、優先的にリライトしていくと効率よくページビューを改善できます。

内部リンクを整理してサイト内の回遊を増やす

ページビューは、外部からの流入だけでなく、サイト内でユーザーが別のページに移動することでも加算されます。

そのため、内部リンクを適切に設置して回遊を促すことは、ページビューを増やす有効な手段です。具体的には、関連性の高いページをリンクでつなぐこと、ブログ記事からサービス紹介ページへの導線を設けること、記事の末尾に関連記事へのリンクを配置することなどが挙げられます。

内部リンクを整えれば、1回の訪問あたりの閲覧ページ数が増えるだけでなく、検索エンジンがサイト構造を把握しやすくなり、各ページのSEO評価向上にもつながります。

外部からの流入経路を広げる

検索エンジン以外の流入経路を増やすことも、ページビューの底上げには効果的です。

代表的な方法としては、SNSでの情報発信、業界のポータルサイトや関連メディアへの掲載による被リンクの獲得、そして取引先や知人への直接的な紹介があります。SNSは自社のブログ記事やサービス情報を投稿することで、検索エンジンではリーチできない層にもホームページの存在を知ってもらえます。

被リンクは検索順位にも良い影響を与えるため、業界団体のホームページや地域の企業情報サイトなどに自社の情報を掲載してもらえないか確認してみましょう。

費用をかけずにできる施策が多いので、検索エンジン対策と並行して少しずつ取り組んでいくのがおすすめです。

Web広告を活用して短期的にアクセスを集める

SEOやコンテンツの追加は成果が出るまでに時間がかかりますが、Web広告を使えば短期間でページビューを増やすことができます。

リスティング広告であれば、特定のキーワードで検索したユーザーに対してホームページを表示できるため、すぐに見込み顧客のアクセスを集められます。キャンペーンの告知や新サービスの認知拡大など、タイミングが重要な場面では特に有効です。

ただし、広告を止めれば流入も止まるため、広告だけに頼るのではなく、SEOやコンテンツの強化による自然検索からの流入を土台として育てながら、必要に応じて広告で補うという使い分けが大切です。

ページビューを計測する時の注意点

ページビューを計測する時の注意点

ページビューはホームページの状態を把握するうえで便利な指標ですが、数字をそのまま鵜呑みにすると、実態とかけ離れた判断をしてしまうことがあります。PVを正しく活用するために、知っておきたい注意点を紹介します。

PVが多いだけでは成果が出ているとは限らない

ページビューが増えていると、ホームページがうまくいっているように感じがちですが、PVの多さと成果は必ずしも一致しません。

例えば、PVが月に数千あっても問い合わせや購入がほとんどないのであれば、訪問者が求めている情報と、ホームページが提供している内容にズレがある可能性があります。また、訪問者がサイト内で迷って何ページも見ているだけというケースも考えられます。

ページビューはあくまで閲覧回数を示す指標です。成果につながっているかどうかは、問い合わせ数や成約率といった別の数字と合わせて判断することが大切です。

人以外のアクセスがPVに含まれることがある

ネット上には、検索エンジンや生成AIが情報収集のために自動で巡回するプログラムが数多く存在します。こうしたプログラムがホームページを訪れた場合も、ページビューとしてカウントされてしまうことがあります。

最近のアクセス解析ツールでは、有名なプログラムを自動で除外してくれるものが多いですが、新しいAIサービスの登場などによってPVが急激に跳ね上がることも珍しくありません。心当たりのない数値の変化があった場合は、人以外のアクセスが原因になっていないかを疑ってみましょう。

関係者のアクセスを除外する

ホームページの表示確認や更新作業で、自社の関係者がアクセスした回数も、設定をしなければすべてPVとしてカウントされます。

特にページビューがまだ多くないうちは、関係者による閲覧がデータの大部分を占めてしまい、本当のお客様の動きが見えなくなる恐れがあります。Googleアナリティクスであれば、特定のIPアドレスを除外する設定が可能です。固定のIPアドレスを持っていない場合は、ブラウザに計測を無効にする拡張機能を入れる方法もあります。

正確なPVを把握するために、関係者のアクセスは早い段階で除外しておきましょう。

PDFなどのファイル閲覧はPVに含まれない

チラシやカタログ、メニュー表などのPDFをホームページに掲載している場合、それらが開かれた回数はページビューには含まれません。アクセス解析ツールはあくまでWebページの表示を計測する仕組みのため、PDFやExcelなどのファイル閲覧は別のデータとして扱われます。

こうしたファイルの閲覧数を把握したい場合は、Googleアナリティクスでリンクのクリックをイベントとして計測する設定が必要です。カタログや資料のダウンロードを重視しているホームページでは、PVだけを見ていると実際の閲覧状況を見落とす可能性があるため、注意が必要です。

SEOの直接的な要因ではない

ページビューが多いページほど検索順位が上がると考えている方もいますが、ページビュー数自体はGoogleの検索順位を決める直接的な要因ではありません。Googleはページの内容や被リンク、ユーザーの検索意図との一致度などを評価基準にしており、ページビューの多さで順位を決めているわけではないためです。

ただし、ページビューが伸びていないということは、検索結果に表示されていないか、表示されてもクリックされていない状態を意味するため、SEOの施策がうまく機能していないサインとして捉えることはできます。ページビューはSEOの成果を間接的に測る指標として活用し、順位そのものはサーチコンソールで確認するようにしましょう。

まとめ

ページビューは、サイト内のページが表示された回数を示す最も基本的な指標です。セッション数やユーザー数とはカウントの基準が異なるため、違いを正しく理解したうえで使い分けることが大切です。

中小企業の場合、ホームページの種類ごとに目指すべきページビューの目安は異なりますが、いずれも自社のビジネスに関連するキーワードで集客できていることが前提になります。目安に届いていない場合は、新規ページの作成や既存ページの見直し、内部リンクの整備、外部からの流入経路の確保など、できるところから取り組んでいきましょう。

ただし、ページビューには人以外のアクセスや関係者の閲覧が含まれていることもあるため、正確なデータを見る環境を整えたうえで活用することが重要です。

この記事では、ホームページの基本指標であるページビューについて、意味や他の指標との違い、増やし方を解説しました。
大阪のホームページ制作会社セブンデザインでは、アクセス解析を踏まえたホームページの改善提案や運用サポートを行っています。
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