ホームページの公開

公開日:2026.10.17最終更新日:2026.10.17

ホームページ制作の検収で確認すること!公開前と公開後に分けて解説

ホームページ制作の検収で確認すること

ホームページ制作の終盤になると、制作会社から検収をお願いされます。検収は完成したホームページが依頼どおりにできているかを確認する作業ですが、何をどこまで確認すればよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。一般的に、ホームページ制作の検収は公開前のテストサイトだけで行いますが、当社では公開前と公開後の2回に分けて検収を行っています。

このページでは、公開前の検収で確認することと、公開後に本番のホームページで確認しておきたいことを分けて紹介します。検収期間の目安や、見つけた不具合を制作会社に伝える方法、検収が終わった後に見つかった不具合の扱いもまとめています。

ホームページ制作の検収とは

ホームページ制作の検収とは、制作会社から納品されたホームページが、依頼した内容や契約どおりにできているかを依頼した側が確認し、受け入れる作業です。

制作会社は公開前に社内でチェックを行いますが、原稿の内容が正しいか、自社の業務の流れに合った動きになっているかは、依頼した側でなければ判断できません。検収は制作会社任せにせず、自社の担当者が実際にホームページを操作して確認することが大切です。

検収で問題がなければ、制作会社に検収が完了したことを伝えます。多くの制作会社では、検収の完了をもってホームページの納品が完了したものとし、制作費の請求を行います。検収書に押印や署名をして提出する形をとる制作会社もあります。検収が完了した後は、不具合があっても修正の扱いが変わる場合があるので、確認が一通り終わってから検収の完了を伝えましょう。

当社はホームページ制作の検収を公開前と公開後に分けて行う

一般的に、ホームページ制作の検収は公開前のテストサイトだけで行う制作会社が多く、テストサイトで問題がなければそのまま公開して納品完了となります。

当社では、公開前のテストサイトでの検収に加えて、公開後にも本番のホームページで検収を行っています。

昨今のホームページ制作では、WordPressを使うケースが多くなっています。WordPressは画像やリンクのURLをドメインや階層ごと記録しています。テストサイトは本番のホームページとドメインや階層が異なることが多く、公開時にその違いを正しく切り替えられないと、画像が表示されない、リンクがつながらないといった不具合が起きることがあります。

テストサイトで問題がなかったからといって、本番のホームページでも同じように動くとは限りません。公開後にあらためて検収を行うことで、公開時に起きた不具合を見つけて、ユーザーの目に触れる前に対応できます。

公開前と公開後の2回に分けて検収を行うことで、依頼された内容どおりのホームページを確実に納品できるようにしています。

ホームページ公開前の検収で確認すること

ホームページ公開前の検収では、テストサイトを使って完成したホームページを確認します。ここで紹介するのは当社が公開前の検収で確認していただいている内容で、確認する項目は制作会社によって異なります。

原稿や画像が依頼どおりに入っているか

公開前の検収では、依頼した原稿や画像が正しいページの正しい位置に入っているか、内容に誤りがないかを確認します。

制作会社は渡された原稿をもとにページを作りますが、原稿の内容そのものが正しいかまでは判断できません。会社名や住所、電話番号、営業時間、料金といった情報に誤りがあると、ユーザーに間違った情報を伝えることになります。

誤字や脱字に加えて、最新の情報になっているか、修正を依頼した箇所が反映されているかを確認しましょう。画像は、使う予定の写真が入っているか、別の写真と入れ替わっていないかを見ておくと安心です。

パソコンとスマートフォンで表示が崩れていないか

公開前の検収では、パソコンとスマートフォンの両方でテストサイトを開き、文字や画像が重なっていないか、文章が途中で切れていないか、画像が大きすぎたり小さすぎたりしていないかを確認します。

スマートフォンは画面が小さいので、メニューが開くか、表が横にはみ出していないかをチェックしましょう。社内にある複数の機種やブラウザで見ておくと、ユーザーの環境に近い状態で確認できます。

確認する時間が取れない場合は、パソコンのGoogle Chromeと、自分のスマートフォンに最初から入っているブラウザで見ておけば十分です。それ以外の機種やブラウザでの確認は、制作会社に任せましょう。

リンクやボタンが正しいページにつながるか

公開前の検収では、メニューやボタン、文中のリンクをクリックして、正しいページにつながるかを確認します。

リンク先が間違っていると、ユーザーが知りたい情報にたどり着けず、問い合わせの機会を逃すことにつながります。特に、問い合わせや資料請求のボタン、外部のホームページへのリンクは見落としやすいので、1つずつクリックして確かめましょう。

スマートフォンでは、電話番号をタップしたときに発信画面が開くかをあわせて確認します。

問い合わせフォームから送信できるか

問い合わせフォームは、ホームページから問い合わせを受け付ける大切な窓口です。

公開前の検収では、実際にフォームに入力して送信し、送信が完了するか、入力した内容が担当者のメールアドレスに届くかを確認します。自動返信メールを設定している場合は、送信した人に届く文面に誤りがないかを見ておきましょう。

必須項目を空欄にしたときにエラーが表示されるかなど、入力を間違えたときの動きを確認しておくと安心です。

管理画面からページを更新できるか

WordPressなどで制作したホームページは、公開後に自社で管理画面からページを更新します。

公開前の検収では、実際に管理画面にログインし、お知らせや事例などのページを追加したり、内容を書き換えたりできるかを確認します。更新したときにレイアウトが崩れないか、画像を追加できるかを試しておきましょう。公開後に更新できないことに気づくと、急いで情報を載せたいときに対応が遅れてしまいます。

テストサイトで一度操作しておくことで、公開後の更新にも慣れておけます。

ホームページ公開後の検収で確認すること

公開前の検収を終えてホームページを公開した後にも、本番のホームページで確認しておきたいことがあります。制作会社が公開後の検収を行わない場合でも、公開から数日のうちに依頼した側で確認しておきましょう。

本番のホームページで表示や動きがテストサイトと同じか

公開後の検収では、本番のホームページで表示や動きがテストサイトのときから変わっていないかを確認します。

テストサイトから本番の環境へ切り替えるときに、画像が表示されない、レイアウトが崩れる、リンクがつながらないといった不具合が起きることがあります。ただし、公開前の検収でテストサイトを確認していれば、本番のホームページで全ページを確認し直す必要はありません。

切り替えで起きる不具合はサイト全体に出ることが多く、数か所を確認して問題がなければ、全体も問題ないと判断できます。

主要なページをパソコンとスマートフォンで開いてレイアウトが崩れていないかをざっと見て、メニューやボタンのリンクをいくつかクリックし、正しいページにつながるかを確かめましょう。問い合わせフォームは、本番のホームページから実際に送信できるかを確認しておけば十分です。あわせて、本番のホームページの管理画面にログインできるかも確認しましょう。

URLがhttpsで表示されているか

公開後の検収では、ホームページのURLがhttpsで始まっているかを確認します。

httpsは通信を暗号化する仕組みで、SSLの設定が正しく行われていると、ブラウザのアドレスバーに鍵のマークが表示されます。設定に不備があると、ブラウザに安全ではないことを示す警告が表示され、ユーザーが不安を感じてホームページを閉じてしまう原因になります。

トップページだけでなく、下層ページや問い合わせフォームのページがhttpsで表示されているかを確認しましょう。httpで始まるURLを入力したときに、httpsのURLへ自動で切り替わるかをあわせて見ておくと確実です。

旧サイトのURLから新しいページへ移動するか

リニューアルでページのURLが変わった場合、公開後の検収では、旧ホームページのURLにアクセスしたときに新しいページへ移動するかを確認します。この転送は301リダイレクトと呼ばれます。

設定されていないと、検索エンジンやブックマーク、ほかのホームページのリンクから訪れたユーザーが、ページが見つからないことを示すエラーページにたどり着いてしまいます。旧ホームページで検索エンジンから評価されていたページの評価を、新しいページへ引き継ぐうえでも301リダイレクトは欠かせません。

アクセスの多かったページや、名刺や印刷物に載せているURLを中心に、旧URLを開いて対応する新しいページへ移動するかを確かめましょう。初めてホームページを制作する場合や、URLが変わらない場合は、この確認は必要ありません。

ホームページ制作の検収期間の目安

ホームページ制作の検収期間は、公開前のテストサイトで1週間程度とする制作会社が一般的です。検収期間は契約書や見積書に記載されていることが多いので、依頼した時点で確認しておきましょう。当社の場合は、公開前のテストサイトで1週間、公開後の本番のホームページで1週間の検収期間を設けています。

検収は通常の業務と並行して行うことになるので、検収が始まる日が決まったら、確認する担当者の予定をあらかじめ空けておくことが大切です。社内の複数の部署に確認してもらう場合は、誰がどのページを見るのかを先に決めておくと、期間内に確認を終えやすくなります。

検収期間を過ぎると、連絡がなくても検収が完了したものとみなす契約になっている制作会社もあります。期間内に確認しきれないときは、期限を迎える前に制作会社へ連絡し、延長できるかを相談しましょう。

検収で見つけた不具合を制作会社に伝える方法

検収で見つけた不具合は、制作会社がすぐに場所と内容を把握できる形で伝えることが大切です。伝え方があいまいだと、確認のやり取りが増えて修正が遅れることがあります。

不具合が起きたページのURLを伝える

検収で見つけた不具合を伝えるときは、不具合が起きたページのURLを必ず添えます。

トップページのメニューから入ったページ、のような伝え方では、制作会社がどのページかを特定するのに時間がかかります。ホームページには似た構成のページが多く、ページ名だけでは別のページと取り違えることもあります。

ブラウザのアドレスバーに表示されているURLをコピーして貼り付ければ、制作会社はすぐに同じページを開けます。テストサイトで検収している場合は、テストサイトのURLのまま伝えて問題ありません。

不具合の箇所はスクリーンショットや原稿のコピーで示す

不具合の箇所は、言葉だけで説明せず、スクリーンショットや原稿のコピーで示します。

レイアウトの崩れや画像の表示の不具合は、画面のスクリーンショットを撮り、問題の箇所に印を付けて送ると、制作会社が一目で状況を把握できます。原稿の誤りは、スクリーンショットではなく該当する箇所の文章をコピーして伝えましょう。文章をコピーしておけば、制作会社はページ内を検索して該当箇所をすぐに見つけられます。

修正後の文章をあわせて書いておくと、そのまま差し替えてもらえるので、修正の間違いを防げます。

確認に使ったパソコンやスマートフォンとブラウザを伝える

表示の不具合は、使っているパソコンやスマートフォン、ブラウザによって起きたり起きなかったりします。制作会社が同じ環境で確認できないと不具合を再現できず、原因を調べるのに時間がかかります。

検収で不具合を伝えるときは、パソコンかスマートフォンか、スマートフォンならiPhoneかAndroidか、ブラウザはChromeやSafariなど何を使ったかを添えましょう。分かる範囲で機種名やOSのバージョンを書いておくと、制作会社がより早く原因を絞り込めます。

不具合が起きるまでの操作の手順を伝える

問い合わせフォームのエラーやボタンが反応しないといった動きの不具合は、どの操作をしたときに起きたのかが分からないと、制作会社が同じ状況を再現できません。

検収で動きの不具合を見つけたら、どのページで、どの項目に何を入力し、どのボタンを押したら何が起きたのかを、順番に書いて伝えましょう。たとえば、問い合わせフォームで電話番号にハイフンを入れて送信したらエラーが表示された、のように書くと、制作会社はすぐに同じ操作で確認できます。

エラーメッセージが表示された場合は、その画面のスクリーンショットを添えておくと原因を調べやすくなります。

見つけた不具合は一覧にまとめて伝える

検収で見つけた不具合は、見つけるたびに1件ずつ連絡するのではなく、一覧にまとめて伝えます。

連絡がばらばらに届くと、制作会社が対応漏れを起こしたり、同じ不具合を二重に確認したりする原因になります。Excelやスプレッドシートなどで、ページのURL、不具合の内容、修正してほしい内容を1行ずつ書き出した一覧を作ると、制作会社が修正内容を管理しやすくなります。

社内の複数の担当者で確認する場合は、窓口となる担当者が一覧をまとめてから送ると、指示の食い違いを防げます。修正が終わった項目を一覧で確認済みにしておくと、再確認の漏れがなくなります。

検収が終わった後に見つかった不具合の扱い

検収が終わってホームページの運用が始まった後に、不具合が見つかることがあります。検収後の不具合を無料で直してもらえるかどうかは、期間と不具合の原因によって決まります。

検収後も一定期間は無料で修正してもらえる

検収が終わった後でも、契約で定めた期間内に見つかった不具合であれば、制作会社に無料で修正してもらえます。この期間は無料修正期間や保証期間と呼ばれ、一般的には1ヶ月程度としている制作会社が多く、当社でも1ヶ月以内に見つかった不具合を無料で修正しています。

無料修正期間を過ぎてから見つかった不具合は、有料での修正になるのが一般的です。保守契約を結んでいる場合は契約の範囲内で対応してもらえることがあるので、契約内容を確認してから相談しましょう。公開してしばらくは不具合に気づきやすい時期なので、気になる点があれば期間を過ぎる前に早めに制作会社へ連絡することが大切です。

無料で修正してもらえるのは制作会社が原因の不具合

無料修正期間内に修正してもらえるのは、リンク先が間違っている、スマートフォンで表示が崩れる、問い合わせフォームのメールが届かないといった、制作会社が依頼した内容どおりに作っていなかったことが原因の不具合です。

自社でページを更新したときにレイアウトが崩れた、WordPressやプラグインを自社でバージョンアップした後に表示がおかしくなった、サーバー会社の仕様変更で一部の機能が動かなくなったといった制作会社が原因ではない不具合や、デザインを変えたい、ページを追加したいといった仕様の変更は、期間内であっても無料修正の対象外です。

原因が分からない場合は、自己判断で触らずに、いつ何をした後に不具合が起きたのかを制作会社に伝えて調べてもらいましょう。

まとめ

ホームページ制作の検収は、完成したホームページが依頼どおりにできているかを依頼した側が確かめる大切な機会です。公開前のテストサイトで原稿や表示、動きを確認し、公開後は本番のホームページで切り替え時の不具合がないかをざっと見ておくことで、ユーザーの目に触れる前に不具合を直せます。

当社では、公開前と公開後に1週間ずつの検収期間を設け、公開から1ヶ月以内に見つかった不具合は無料で修正しています。ホームページの制作やリニューアルをお考えの際は、お気軽にご相談ください。御社の目的やご要望をヒアリングしたうえで、最適なホームページをご提案します。

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