ホームページの作り方

公開日:2026.11.08最終更新日:2026.11.08

ページのURLを日本語にしない方がいい理由と既存ページの扱い

ページのURLは日本語にしない方がいい

WordPressでブログ記事や事例ページを作ると、タイトルからページのURLが日本語で自動的に付けられ、そのまま公開しているケースがよくあります。日本語URLはブラウザ上では読みやすく見えても、コピーしてメールやSNSで共有すると長い文字列に変わってしまいます。

この記事では、ページのURLを日本語にしない方がいい理由と既存ページの扱いを解説し、当社がホームページ納品時に伝えているページのURLの付け方も紹介します。

日本語URLとは

日本語URLとは、ページのURLのうち、ドメインの後ろに続く部分が日本語になっているものです。たとえば「https://example.com/blog/ページのurlの付け方/」のように、ブログ記事のタイトルがそのままURLに入っている形が日本語URLにあたります。同じページでも英語のURLであれば、「https://example.com/blog/page-url/」のように英単語で表します。

日本語URLと似た言葉に日本語ドメインがあります。日本語ドメインは「ホームページ制作.jp」のようにドメインそのものを日本語にしたもので、ページのURLとは別のものです。日本語ドメインもこの後で紹介する理由と同じ理由で避けた方がよいものの、ドメインはホームページ制作段階で制作会社のサポートを受けながら決めるので、基本的に英語のドメインで取得します。

ページのURLも、制作会社がホームページ制作で作るページは英語で設定するのが基本です。サービス紹介の中にあるキッチンリフォームの詳細ページであれば、「/サービス/キッチンリフォーム/」ではなく「/service/kitchen-reform/」のように付けます。

日本語URLに気をつけたいのは、ホームページの納品後にお客様がブログ記事や事例ページなどの新規ページを自分で作成するときです。

ページのURLを日本語にしない方がいい理由

ページのURLを日本語にすると、ブラウザのアドレスバーでは日本語のまま読めても、ページを共有したり管理したりする場面で不便が出てきます。

コピーすると「%E3%83」のような長い文字列になる

日本語URLは、ブラウザで見ると日本語で表示されていても、コピーして貼り付けると「%E3%83%9B」のような英数字と記号の文字列に変わります。

URLには英数字と一部の記号しか使えない決まりがあり、日本語の部分は自動的に変換されて送られています。変換すると日本語1文字が9文字になるので、「ホームページ」の6文字だけでも54文字に増えます。

ブログ記事のタイトルをそのままページのURLにしていると、URL全体が200文字を超えることも珍しくありません。長いURLは、メールやチャットに貼ったときに画面の大部分を占めてしまい、どこまでがURLなのかが分かりにくくなります。

メールやSNSで共有すると怪しいURLに見える

ページのURLを日本語にしていると、共有したリンクを受け取った相手には意味の分からない英数字の羅列にしか見えません。どのページへのリンクなのかがURLから読み取れず、迷惑メールやなりすましのリンクと見分けがつきにくくなります。

取引先にメールでページを案内したときや、SNSで事例ページを紹介したときに、受け取った人がクリックをためらう原因になります。英語のURLであれば、「/works/kitchen-reform/」のようにURLを見ただけで会社のどのページなのかが伝わり、安心して開いてもらえます。

メールで途中から改行されてリンクが切れることがある

メールソフトによっては、本文の1行が一定の文字数を超えると自動的に改行されます。

日本語URLをコピーして貼った長いリンクは途中で改行されやすく、改行より前の部分だけがリンクとして扱われてしまいます。受け取った人がクリックしても、URLの途中までしか読み込まれないので、ページが見つからないという表示になります。

せっかくページを案内しても開いてもらえず、相手に手間をかけさせることになります。ページのURLを英語で短くしておけば、メールで送っても1行に収まり、リンクが切れる心配がありません。

アクセス解析でどのページか分かりにくくなる

サーバーのアクセスログや一部のアクセス解析ツールでは、日本語URLが変換された英数字の文字列のまま表示されます。

ページのURLが「%E3%83」のような文字列で並ぶと、どのページがよく見られているのかを一覧から読み取れません。ページごとのアクセス数を比べたり、問い合わせにつながったページを調べたりするたびに、URLを日本語に戻して確認する手間がかかります。

英語のURLにしておけば、「/blog/page-url/」のように一覧を見ただけでページが分かり、アクセス解析の結果をそのまま改善に使えます。

既存の日本語URLのページの扱い

すでに日本語URLで公開しているページは、すべてを英語のURLに変える必要はありません。ページの数と、そのページがどのように使われているかで判断します。

日本語URLのページが多い場合は既存のページはそのままにする

ブログ記事や事例ページを長く更新してきたホームページでは、日本語URLのページが数十から数百に増えていることがあります。この場合は、今までのページの日本語URLはそのままにして、これから作る新規ページを英語のURLにする方法が現実的です。

すべてのページのURLを変えようとすると、ページの数だけ作業が発生し、どこかで設定漏れが起きやすくなります。既存のページはそのまま残し、新規ページから英語のURLに切り替えていけば、手間をかけずに日本語URLの割合を少しずつ減らせます。

SNSやメールなどで頻繁に紹介されるページは英語のURLに変えてリダイレクトする

日本語URLのページの中でも、SNSやメールで頻繁に紹介するページは英語のURLに変えておく価値があります。たとえば代表的な施工事例のページや採用情報のページ、取引先によく案内するサービスの詳細ページなどは、URLを共有する回数が多く、長い文字列になる不便さがそのたびに出てきます。

ページのURLを英語に変えるときは、古い日本語URLにアクセスした人が新しいURLへ自動的に移動するように、301リダイレクトを設定します。リダイレクトを設定しておけば、これまでにSNSやメールで共有したリンクやブックマークからでも、変わらずページを開いてもらえます。

あわせて、ホームページ内の他のページから貼っている内部リンクも新しい英語のURLに書き換えておくと、リダイレクトを経由せずにページを表示できます。

当社がホームページ納品時に伝えているページのURLの付け方

当社では、ホームページの納品時に、お客様がブログ記事や事例ページを作るときのページのURLの付け方をお伝えしています。

WordPressは、パーマリンクの設定によっては記事のタイトルからページのURLを自動で作るので、何もしないまま公開すると日本語のURLになってしまいます。投稿の編集画面にあるパーマリンクの設定欄では、スラッグと呼ばれるURLの末尾の部分を自由に書き換えられるので、公開する前にこのスラッグを英語に変えてもらうようにしています。

スラッグの付け方は、ページのタイトルから重要なキーワードを2〜3個選び、それぞれを英単語にしてハイフン(-)でつなぐ方法です。たとえば「キッチンリフォームの費用と工期の目安」というタイトルのブログ記事であれば、キッチンリフォームと費用を選んで「kitchen-reform-cost」のように付けます。

タイトルの言葉をすべて英語にする必要はなく、URLを見たときにどのページかが分かれば十分です。

選んだキーワードを英単語にするとURLが長くなる場合は、重要度の低いキーワードを省いて短くします。英語のURLにしても長すぎると、メールで送ったときに改行されたり、共有したときに読みにくくなったりする問題が残ります。

ページのURLを短く、ページの内容が分かる英単語だけで付ける方法を納品時にお伝えすることで、納品後にお客様が作るページでも共有しやすいURLを保てます。

まとめ

ページのURLは日本語ではなく、短い英語で付けるのが基本です。すでに日本語のURLで公開しているページは、ページの数や使われ方を見て、英語のURLに変えるかどうかを判断します。

当社では、ホームページ制作で作るページを英語のURLで設定し、納品時にはお客様がページを作るときのURLの付け方もお伝えしています。公開後にお客様が更新を続けても、共有しやすいURLを保てる状態でホームページをお渡しします。

ホームページの新規制作やリニューアルをお考えの際は、お気軽にご相談ください。御社の更新の体制をヒアリングしたうえで、公開後も運用しやすいホームページをご提案します。

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