アクセス向上

公開日:2026.09.11最終更新日:2026.09.11

FAQリッチリザルトが廃止!構造化データをどうすればいいかを解説

GoogleがFAQリッチリザルトを廃止

2026年5月7日、GoogleはFAQリッチリザルトを検索結果から完全に廃止しました。これまでFAQに構造化データを実装してきた方の中には、この廃止を受けて構造化データ自体をどうすればいいのか、迷っている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、FAQリッチリザルトが廃止された理由や、リッチリザルトと構造化データの役割の違いを整理したうえで、FAQ構造化データを削除すべきかどうかを解説します。あわせて、実際にお客様のホームページで構造化データを外して検証した事例もご紹介します。

FAQリッチリザルトとは

FAQリッチリザルトとは、検索結果によくある質問と回答をアコーディオン形式で表示する機能のことです。

通常の検索結果は青色のタイトルと説明文のみですが、対象ページにFAQ構造化データが実装されていると、その下に質問項目が折りたたまれた状態で追加表示され、クリックすると回答が展開される仕組みでした。なお、この機能は現在廃止されており、検索結果に表示されることはありません。

検索結果上でページの占有面積が広がるため、通常の検索結果よりもユーザーの目に留まりやすく、クリック率の向上が期待できる機能でした。

FAQリッチリザルトが廃止された理由

FAQリッチリザルトの廃止は、段階的に進みました。

2023年8月、Googleは政府・医療系などの一部サイトを除き、FAQリッチリザルトの表示を大幅に縮小しています。この背景には、ページの本題と無関係な質問と回答を大量に追加し、検索結果で目立たせようとするスパム的な利用が横行していたことがあります。

そして2026年5月7日、Googleは残っていた政府・医療系サイトも含め、すべてのホームページでFAQリッチリザルトの表示を完全に廃止しました。この完全廃止についてGoogleは明確な理由を公表しておらず、検索結果の煩雑化対策やAI検索への注力など、いくつかの見方が業界内で挙がっている段階です。

なお、廃止は段階的にツール面にも及んでおり、2026年6月にはサーチコンソールのFAQレポートが削除され、2026年8月にはAPIサポートも終了する予定です。

FAQリッチリザルトと構造化データの役割は異なる

FAQリッチリザルトと構造化データの役割は異なる

FAQリッチリザルトが廃止されたことで、FAQ構造化データ自体も意味がなくなったと考えてしまいがちですが、この2つは別の話です。混同しないために、それぞれの役割を紹介します。

リッチリザルトは検索結果への表示

FAQリッチリザルトが担っていたのは、あくまで検索結果画面上での見た目の部分です。ユーザーに向けて情報を目立たせる表示のための機能でした。

この表示が2026年5月7日に完全廃止されたことで、FAQ構造化データを実装していても、検索結果上に質問一覧が現れることはなくなっています。

構造化データは検索エンジンの理解

FAQ構造化データは、ページ内の質問と回答の対応関係を検索エンジンに伝える仕組みであり、表示とは別の役割を持っています。リッチリザルトという表示先がなくなっても、この仕組み自体がなくなったわけではありません。

当社としては、FAQ構造化データの有無が検索順位に影響するとは考えていません。また、AI OverviewやPerplexity、ChatGPT Searchなどの生成AIが、FAQ構造化データを回答生成時の情報源として利用していると言われますが、これはGoogleが公式に認めた見解ではなく、業界内で言われているだけにすぎません。

FAQ構造化データは削除すべきかどうか

結論から言うと、FAQ構造化データを削除する必要はありません。

Googleは2026年5月、FAQ構造化データに関するドキュメントで、積極的に削除する必要はないと明言していました。リッチリザルトという表示先がなくなっただけで、検索エンジンがページ内容を理解するための仕組みとしては引き続き機能しているためです。

ただし、例外もあります。ページのテーマと関係のないFAQが構造化データに含まれている場合です。このようなFAQが混ざっていると、ページ全体のテーマ性が薄まり、検索エンジンが本来のテーマを正しく認識しづらくなる恐れがあります。無関係なFAQの数が増えるほどこの影響は大きくなるため、テーマと関係のないFAQは構造化データから外しておくのが望ましいです。

当社のFAQ構造化データへの対応

当社では、これまで多くのホームページにFAQの構造化データを実装してきました。

2026年5月のリッチリザルト廃止を受けて、実際にお客様数社のホームページでFAQの構造化データを削除して検証したところ、検索順位に変化は見られず、AI検索での紹介頻度にも目立った変化はありませんでした。

この結果から、当社としては構造化データをわざわざ削除する必要性は感じていません。ただし、ホームページ運営者がコードをすっきりさせておきたいという意向がある場合は、他の作業のタイミングに合わせて削除を依頼するのは一つの選択肢だと考えています。

構造化データが整理されていると、その後の運用や修正がしやすくなるというメリットがあります。

まとめ

FAQリッチリザルトの廃止は、検索結果での見た目が変わっただけで、FAQ構造化データ自体の価値がなくなったわけではありません。ページのテーマと無関係なFAQが含まれている場合を除き、既存の構造化データをわざわざ削除する必要はないというのが基本的な考え方です。

一方で、コードの整理やホームページの運用しやすさを重視するのであれば、他の修正作業のタイミングに合わせて見直すのも一つの選択肢です。

当社のホームページ制作サービスは、FAQ構造化データを含む構造化マークアップの実装・見直しに対応しています。既存のFAQ構造化データを残すべきか、削除すべきかの判断や実装状況の確認についてもご相談いただけます。お気軽にお問い合わせください。

お問い合わせ

ホームページ制作のご相談やご質問、お見積書の作成は無料で承っております。
まずはお気軽にお問い合わせください。

電話
06-7494-1148

平日 10:00〜18:00

メールでお問い合わせ

お問い合わせはこちら

お見積りのご依頼

無料お見積りはこちら