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公開日:2026.10.13最終更新日:2026.10.13

ホームページに掲載する顔写真の効果!載せるかどうかの判断方法も解説

ホームページに顔写真載せる?

ホームページ制作を進めるなかで、代表やスタッフの顔写真を載せるかどうか迷う企業は少なくありません。顔写真には訪問者に安心感を与える効果がある一方で、業種やホームページの目的によっては、顔写真がなくても十分に会社の魅力を伝えられる場合もあります。

この記事では、ホームページに顔写真を掲載する効果と、載せるかどうかの判断方法を解説します。顔写真を載せることが多いページや撮影・掲載するときの注意点、顔写真を載せない場合に安心感を伝える方法も紹介するので、自社のホームページに顔写真が必要かを考える際の参考にしてください。

ホームページに顔写真を掲載する効果

ホームページに顔写真を掲載すると、訪問者が会社やスタッフに対して持つ印象が変わります。ここでは、顔写真を載せることで得られる効果を紹介します。

訪問者に安心感を与えられる

ホームページの訪問者は、問い合わせや依頼の前に、どのような会社なのかを慎重に見ています。

文章だけでは会社の様子がつかみにくく、本当に信頼してよいのか判断に迷う人も少なくありません。代表やスタッフが顔を出しているホームページは、誰が責任を持って仕事をしているのかがはっきりしています。顔を出すことは自分たちの仕事に責任を持つ姿勢を示すことにもなり、訪問者は顔の見えない会社よりも誠実な印象を受けます。

特に初めて取引する会社や、費用の大きいサービスを検討している方にとっては、顔を出して仕事をしているかどうかが判断材料の1つになります。顔写真があれば、会社の信頼性を文章で長く説明しなくても、訪問者の安心感につながります。

問い合わせのハードルが下がる

問い合わせをためらう理由の1つに、どのような人が対応するのか分からない不安があります。

電話をかけたらどんな人が出るのか、相談したらどのような対応をされるのかが想像できないと、問い合わせの一歩が重くなります。ホームページに担当者の顔写真があると、訪問者は問い合わせた後のやり取りをイメージしやすくなります。対応する人の表情や雰囲気が分かることで相談する前の緊張がやわらぎ、問い合わせのハードルが下がります。

安心感を持ってもらうだけでなく、実際に連絡するところまで後押しできる点も、顔写真の効果です。

職場の雰囲気が伝わる

採用の場面では、顔写真は職場の雰囲気を伝える役割を持ちます。

求職者が応募前に知りたいのは、仕事内容や給与だけでなく、どのような人と一緒に働くのかという点です。ホームページにスタッフの顔写真が並んでいれば、年齢層や男女比、職場の明るさなどを感覚的につかめます。風通しのよい職場と文章で書くより、スタッフの表情が見えるほうが求職者には伝わりやすくなります。

応募前に職場の雰囲気をつかんでもらえるので、入社後に思っていた職場と違ったというミスマッチを減らすことにもつながります。

ホームページに顔写真を載せるかどうかの判断方法

顔写真は載せれば必ず効果が出るものではなく、会社の状況によって必要性が変わります。ここでは、ホームページに顔写真を載せるかどうかを判断するときの基準を紹介します。

担当者で依頼先が決まりやすい業種かどうか

士業や治療院、美容室、学習塾、保険代理店など、お客様が担当者を見て依頼先を決めやすい業種では、ホームページに顔写真を載せることをおすすめします。

もちろん、依頼先を選ぶときに一番重視されるのは専門性や実績です。しかし、同じような専門性を持つ会社が複数あると、お客様は最終的にこの人に任せたいと思えるかどうかで依頼先を決めます。

顔写真があれば、専門性や実績に加えて担当者の人柄や雰囲気も比べてもらえるようになり、依頼先として選ばれる後押しになります。

採用に力を入れているかどうか

採用に力を入れている会社は、ホームページに顔写真を載せる価値があります。

社員の顔写真がない採用ページでは、仕事内容や待遇が分かっても、入社後に自分が働く姿を思い浮かべにくくなります。応募を増やしたい会社や、入社後のミスマッチを減らしたい会社は、採用ページを中心に顔写真を載せることを検討しましょう。

採用が会社の課題になっているなら、顔写真は優先して載せたい要素の1つです。

強みが似ている同業他社が多いかどうか

強みが似ている同業他社が多い業界では、ホームページに顔写真を載せることをおすすめします。

同じようなサービスや料金の会社が多いと、お客様は複数のホームページを見比べてから依頼先を決めます。そのときに同業他社の多くが顔写真を載せていなければ、自社が載せることで違いを出せます。反対に、同業他社のほとんどが顔写真を載せている業界では、載せていないことで不安を持たれるおそれがあります。

強みが似ている同業他社が少ない会社であれば、顔写真がなくても、自社ならではの強みで選ばれる理由を伝えられます。

ホームページで顔写真を載せることが多いページ

ホームページで顔写真を載せるページは、業種やホームページの目的によって異なります。ここで紹介するのは顔写真を載せることが多いページで、ほかのページに顔写真を使っているホームページも数多くあります。どのページに顔写真を載せるかは、会社ごとに判断しましょう。

トップページ

トップページに顔写真を載せると、ホームページを開いた訪問者に、人の顔が見える会社という印象を最初から与えられます。スタッフが働いている様子の写真をメインビジュアルに使ったり、会社紹介に代表の写真を入れたりする形がよく見られます。

トップページは多くの訪問者が最初に見るページなので、顔写真を載せる場合はサイト全体のイメージに合う写真を選ぶことが大切です。人を前面に出したい会社ほど、トップページでの顔写真の使い方がホームページの印象を左右します。

実績ページ

実績ページでは、担当したスタッフの顔写真を実績と一緒に載せることがあります。どの実績をどの担当者が手がけたのかが分かると、訪問者は自分が依頼したときの担当者の姿をイメージしやすくなります。

お客様と担当者が一緒に写った写真を載せれば、お客様とよい関係を築いていることも伝えられます。ただし、お客様が写る写真は、お客様の許可を得てから載せましょう。

代表挨拶のページ

代表挨拶のページは、会社の考え方や想いを代表自身の言葉で伝えるページです。文章だけでも内容は伝わりますが、代表の顔写真があると誰がこの言葉を書いているのかがはっきりし、メッセージに説得力が出ます。

中小企業では、代表が営業や現場の対応まで担っていることも多くあります。代表の顔が分かることは、取引を始める前の安心材料にもなります。

スタッフ紹介のページ

スタッフ紹介のページは、顔写真を載せる代表的なページです。スタッフ一人ひとりの顔写真に名前や担当業務、ひとことコメントなどを添えると、訪問者はどのような人たちが働いているのかを具体的に知ることができます。

問い合わせの前にスタッフ紹介のページを見て、担当者になりそうな人を確認する訪問者も少なくありません。

採用ページ

採用ページでは、社員インタビューや一日の仕事の流れなどに社員の顔写真を使うことが多くなります。求職者は採用ページを見ながら、自分がこの会社で働く姿を想像します。

実際に働いている社員の顔写真があれば、年齢層や職場の雰囲気が伝わり、応募するかどうかを判断する材料になります。

ブログやコラム記事

SEOでE-E-A-Tが重視されるようになってから、ブログやコラム記事に執筆者の顔写真を載せるホームページが増えました。記事の冒頭に執筆者の顔写真と経歴を載せると、誰がどのような経験をもとに書いているのかが伝わります。

専門的な内容を扱う記事ほど、書き手の顔と経歴が分かることで、内容を安心して読んでもらいやすくなります。

ホームページの顔写真を撮影・掲載するときの注意点

顔写真は撮影して載せたら終わりではなく、撮影前の準備から掲載後の管理まで気をつけたい点があります。ここでは、ホームページの顔写真を撮影・掲載するときの注意点を紹介します。

掲載するページの目的を明確にしてから撮影する

顔写真を撮影する前に、その写真をどのページに、どのような目的で載せるのかを明確にしておきましょう。同じスタッフの顔写真でも、スタッフ紹介のページで親しみやすさを伝えたい場合と、実績ページで専門家としての信頼感を伝えたい場合では、表情や服装、背景の選び方が変わります。

目的を決めないまま撮影すると、ページに合う写真が手元になく、撮り直しが必要になることがあります。訪問者にどのような印象を持ってほしいかは会社ごとに違うので、撮影前に社内で話し合っておくことが大切です。

掲載する本人から同意を得る

ホームページに顔写真を載せるときは、掲載する本人から必ず同意を得ましょう。社員であっても、顔写真をインターネット上に公開されることに抵抗を感じる人はいます。会社の指示だからと断れずに撮影に応じ、後から不満を持たれることも考えられます。

同意を得るときは、どのページに、どのくらいの期間載せるのかまで伝えておくと、後のトラブルを防げます。口頭だけでなく、書面やメールなど記録が残る形で同意をもらっておくと安心です。

特に女性スタッフの顔写真はプライバシーに配慮する

女性スタッフの顔写真をホームページに載せるときは、プライバシーに特に配慮しましょう。警察庁の令和7年の統計では、ストーカー事案の被害者の86.9%が女性です。

顔写真とフルネームを一緒に載せると、個人を特定されやすくなります。名前は名字だけにする、ローマ字や愛称で表記するなど、顔写真と一緒に載せる情報は必要な範囲にとどめましょう。趣味や出身地、よく行く場所などの情報も、組み合わせると行動を推測される手がかりになるので注意が必要です。

自社で差し替えができるようにしておく

人事異動や転勤があると、掲載している顔写真や担当業務の情報が実際と合わなくなります。顔写真の差し替えをそのたびにホームページ制作会社へ依頼していると、対応が遅れたり費用がかかったりして、古い情報が載ったままになりがちです。

ホームページを制作するときに、スタッフ紹介などの顔写真を自社で差し替えられる仕組みにしておきましょう。WordPressなどのCMSで管理画面から写真を入れ替えられるようにしておけば、異動や転勤があってもすぐに対応できます。

退職した人の顔写真は本人に確認して扱いを決める

退職した人の顔写真をどう扱うかは、本人に確認して決めましょう。退職後も顔写真が載ったままになっていると、本人の意思に反して掲載を続けることになりかねません。

当社のお客様で、採用サイトに顔写真を載せていた社員が退職したケースがありました。悪意はなくそのまま掲載を続けていたところ、退職した本人からの連絡で気づきました。採用活動の最中だったため、できればそのまま使わせてほしいとお願いし、そのとき進めていた採用活動が終わるまでに限って利用の許可をいただきました。

もちろん、許可が出なかった場合に備えて、差し替える準備もしていました。

退職者から削除の依頼があった場合は、すぐに対応することが基本です。退職が決まった段階で、掲載を続けてよいか、続けるならいつまでならよいかを確認しておけば、慌てて差し替える必要もなくなります。

写真のトーンや撮影時期をそろえる

複数の顔写真を並べるページでは、写真のトーンや撮影時期をそろえることが大切です。明るさや背景、服装、撮影した時期がばらばらだと、ページ全体のまとまりがなくなります。ほかと条件が違う写真が1枚だけあると、その人だけが浮いて見えることもあります。

顔写真を載せる人全員を同じ日に同じ場所で撮影できれば理想ですが、予定が合わなかったり、載せる人が後から増えたりして難しいこともあります。後から撮影するときは、以前の写真と背景や明るさ、構図をそろえて撮りましょう。撮影時の条件を記録しておくと、次に撮影するときも同じトーンで撮りやすくなります。

古い写真を使い続けない

何年も前の顔写真を使い続けると、髪型や服装、年齢の印象が今の本人と変わってしまいます。今の姿と見た目が大きく変わった顔写真は、撮り直しを検討しましょう。

当社のお客様で、スタッフの顔写真を並べたページに、1人だけ10年ほど前に撮影した写真を使っているケースがありました。プロのカメラマンが撮影した写真でしたが、ほかのスタッフと比べて髪型や服装が古く、その方だけが浮いて見えていました。さらに、社外の人と実際に会ったときに写真と明らかに年齢が違うと感じられ、違和感を持たれてしまうこともありました。

そこでその方だけ撮り直してもらったところ、ページ全体に統一感が出て、訪問者がスムーズに見られるページになりました。顔写真で得た安心感も、実際に会ったときの印象が違えば逆効果になりかねません。

顔写真を載せない場合にホームページで安心感を伝える方法

すべてのホームページに顔写真が必要なわけではありません。顔写真を載せたくない企業や、顔写真がホームページのイメージに合わない場合もあります。ここでは、顔写真を載せない場合にホームページで安心感を伝える方法を紹介します。

似顔絵やイラストで人物像を伝える

顔写真の代わりに、似顔絵やイラストで代表やスタッフの人物像を伝える方法があります。本人の特徴をとらえた似顔絵なら、顔写真ほど個人を特定されにくく、どのような人が働いているのかという雰囲気を伝えられます。

イラストはやわらかく親しみやすい印象を与えやすく、スタッフ全員を同じタッチでそろえれば、ページ全体に統一感も出せます。

ただし、士業や金融、医療など、堅実さや高級感を大切にするホームページでは、イラストのやわらかさが雰囲気に合わない場合があります。サイト全体のイメージと合わないときは、イラスト以外の方法を検討しましょう。

手元や後ろ姿の写真で雰囲気を伝える

顔が写らない手元や後ろ姿の写真でも、働く人の雰囲気は伝えられます。顔は出したくないけれど、人が働いている様子は見せたいという会社に向いている方法です。作業中の手元や、打ち合わせをしている後ろ姿の写真があれば、どのような環境で、どのように仕事をしているのかが訪問者に伝わります。

写真を選ぶときは、お客様が依頼したときに実際に目にするシーンを選ぶと安心感につながります。たとえば治療院なら施術中の手元、美容室ならカット中の手元、士業なら相談を受けている時の後ろ姿などです。訪問者は写真を見ながら、自分が依頼したときの様子をイメージできるようになります。

コメントで人柄や考え方を伝える

スタッフ一人ひとりのコメントを載せることで、顔写真がなくても人柄や考え方を伝えられます。仕事で大切にしていることや、お客様への思い、仕事のやりがいなどを本人の言葉で書いてもらうと、どのような人が対応するのかを訪問者がイメージしやすくなります。

コメントは、決まり文句のような内容よりも、本人ならではのエピソードを入れたほうが人柄が伝わります。名前を名字だけにしたり、役職だけにしたりしても、コメントの内容から人物像は十分に伝わります。

お客様の声で対応の様子を伝える

お客様の声を載せると、スタッフがどのような対応をしているのかを第三者の目線で伝えられます。親身に相談に乗ってくれた、説明が分かりやすかったなど、対応についての感想が載っていれば、訪問者は自分が依頼したときの対応をイメージできます。

自社で丁寧に対応していると書くより、実際に依頼したお客様の言葉のほうが訪問者には信じてもらいやすくなります。お客様の声を集めるときは、サービスの結果だけでなく担当者の対応についても聞いておくと、安心感を伝える材料になります。

まとめ

ホームページに顔写真を掲載すると、訪問者に安心感を与えられるだけでなく、問い合わせのハードルを下げたり、採用で職場の雰囲気を伝えたりする効果があります。

一方で、すべてのホームページに顔写真が必要なわけではありません。担当者で依頼先が決まりやすい業種かどうか、採用に力を入れているかどうか、強みが似ている同業他社が多いかどうかを基準に、自社に顔写真が必要かを判断しましょう。

顔写真を載せる場合は、掲載するページの目的を決めてから撮影し、本人の同意やプライバシーへの配慮、異動や退職があったときの扱いまで考えておくことが大切です。顔写真を載せない場合でも、似顔絵やイラスト、手元や後ろ姿の写真、スタッフのコメント、お客様の声などで、訪問者に安心感を伝えることはできます。

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