ホームページの集客

公開日:2026.10.20最終更新日:2026.10.20

チラシや名刺などの印刷物からホームページへ集客する方法

印刷物からホームページへ集客

チラシや名刺などの印刷物は、受け取った人に手軽に情報を届けられる一方で、載せられる情報の量に限りがあり、配った後に内容を変えることもできません。印刷物からホームページへ集客すれば、変わった情報もホームページで伝えられ、印刷物を見て興味を持ったユーザーにそのまま問い合わせや申し込みをしてもらえます。

このページでは、印刷物からホームページへ集客するメリットや向いているシーン、QRコードの載せ方などのポイントを紹介します。あわせて、印刷物を見て訪れたユーザーに合わせたWebページの作り方や、集客効果を測る方法、当社が印刷物にQRコードを設置してホームページへ集客した事例も解説します。

印刷物からホームページへ集客するメリット

印刷物からホームページへ集客すると、印刷物だけでは難しかった情報の伝え方や、問い合わせの受け方ができるようになります。ここでは、印刷物からホームページへ集客するメリットを紹介します。

情報が変わってもホームページなら更新できる

チラシや名刺などの印刷物は、一度印刷して配ると内容を変えられません。

営業時間や料金、キャンペーンの内容、担当者の連絡先などが変わると、手元に残っている印刷物は古い情報のままになり、刷り直すには費用と時間がかかります。

印刷物からホームページへ集客する形にして、変わる可能性がある情報は印刷物に載せずにホームページに載せておけば、情報が変わってもホームページを更新するだけで、印刷物を見たユーザーに新しい情報を伝えられます。

たとえば、チラシに「最新の料金はホームページで確認できます」と書いておけば、料金を改定してもチラシを刷り直さずに済みます。刷り直しの回数が減れば、印刷にかかる費用を抑えられます。

印刷物を手放した後もホームページで情報を確認してもらえる

チラシやリーフレットは、受け取った人が読み終わると捨てられてしまうことが多く、名刺はたくさんの名刺の中に埋もれて見返されないことがあります。印刷物が手元からなくなると、載っていた情報を確認する手段がなくなります。

印刷物からホームページへ集客しておけば、ユーザーは印刷物を手放した後でも、会社名や商品名で検索したり、スマートフォンの履歴やブックマークから開いたりして、必要なときに情報を確認できます。

たとえば、イベントで配るリーフレットにQRコードを載せ、会場マップやタイムスケジュールをホームページに載せておけば、来場者はリーフレットを持ち歩かなくても、スマートフォンで会場の場所や時間を確認できます。リーフレットを捨てられても来場者が困らず、主催者側はリーフレットの内容をシンプルにできます。

ホームページからそのまま問い合わせや申し込みにつなげられる

印刷物を見て興味を持っても、電話をかけたりメールを書いたりするのは手間がかかり、後で連絡しようと思ったまま忘れられてしまうことがあります。

印刷物からホームページへ集客すれば、ユーザーはホームページで詳しい内容を確認したうえで、問い合わせフォームや予約フォームからそのまま問い合わせや申し込みができます。フォームは営業時間外でも受け付けられるので、夜や休日にチラシを見たユーザーからの問い合わせも逃しません。

たとえば、セミナーの案内チラシからホームページの申し込みフォームへ誘導すれば、参加を決めたその場で申し込んでもらえます。印刷物だけでは届かなかった問い合わせや申し込みを、ホームページで受け取れるようになります。

印刷物からホームページへの集客に向いているシーン

印刷物からホームページへの集客は、印刷物を手渡しや配布で届けるシーンで効果を発揮しやすくなります。主なシーンは次のとおりです。

展示会やイベント 多くの人と短い時間で接するため、その場で詳しく説明しきれません。配ったチラシやパンフレットからホームページへ集客すれば、展示会やイベントが終わった後に、興味を持った人に詳しい内容を見てもらえます。
店舗での配布 来店したお客様にショップカードやチラシを渡しておけば、次の来店を考えたときに、ホームページで営業時間やメニューを確認してもらえます。予約をホームページで受け付けている店舗では、再来店のきっかけにもなります。
営業や商談 名刺や会社案内だけでは、伝えられる実績や事例に限りがあります。名刺交換や商談の後にホームページを見てもらえれば、制作実績やお客様の声などで信頼を得やすくなります。
ポスティングや新聞折込 受け取った人がその場で行動するとは限りません。チラシからホームページへ集客しておけば、必要になったときにホームページで詳しく調べてもらえます。
商品の同梱物 商品に同梱する案内やサンクスカードからホームページへ集客すれば、使い方の説明や関連商品を見てもらえ、リピート購入につなげられます。

どのシーンも、印刷物を受け取った後に詳しく知りたいと思うユーザーが多いシーンです。自社で印刷物を配る機会を振り返り、ホームページへの集客につなげられるかを検討してみてください。

印刷物からホームページへ集客する時のポイント

印刷物からホームページへ集客するには、印刷物を見た人にホームページを開いてもらう工夫が必要です。ここでは、印刷物を作るときに押さえておきたいポイントを紹介します。

印刷物には要点だけを載せて詳しい情報はホームページに載せる

印刷物に情報を詰め込みすぎると、文字が小さくなって読みづらくなり、何を伝えたいのかが分かりにくくなります。

読む気をなくした人は、ホームページを見るところまで進みません。印刷物には、サービスの特徴や強み、対象となる人など、興味を持ってもらうための要点だけを載せ、料金の詳細やサービスの流れ、事例、よくある質問などの詳しい情報はホームページに載せるように分けると効果的です。

たとえば、リフォーム会社のチラシなら、印刷物には施工例の写真を1〜2枚とキャッチコピーだけを載せ、ほかの施工例や工事の流れはホームページで見てもらう形にします。印刷物で興味を持ってもらい、ホームページで詳しく知ってもらう役割分担ができれば、印刷物からホームページへの集客につながりやすくなります。

ホームページを見る理由を印刷物に書く

印刷物にQRコードやURLを載せただけでは、ホームページを開くメリットが伝わらず、見てもらえないことがあります。

印刷物からホームページへ集客するには、「施工事例をもっと見る」「料金表はこちら」「Web限定のクーポンを配布中」のように、ホームページを開くと何が分かるのか、何が得られるのかを具体的に書くことが大切です。

「詳しくはホームページへ」のような書き方だけでは、何が詳しく載っているのかが伝わりません。QRコードやURLのすぐ近くに一言添えるだけで、印刷物を見た人がホームページを開くきっかけになります。

QRコードとURLを両方載せる

QRコードはスマートフォンで読み取るだけでホームページを開けて便利ですが、すべての人が使えるわけではありません。スマートフォンのカメラの調子が悪い人や、QRコードの読み取りに慣れていない人、スマートフォンではなくパソコンで見たいと考える人もいます。QRコードしか載っていない印刷物では、こうした人がホームページを開く手段がなくなってしまいます。

印刷物からホームページへの集客を取りこぼさないよう、QRコードとURLは両方載せておきましょう。URLを載せておけば、手入力でホームページを開けるうえ、印刷物を見た人がURLから会社名やサービス名を覚えてくれることもあります。

URLは手入力されることを考えて、できるだけ短く分かりやすいものにすることが大切です。ページを作るときに、URLを短く意味の分かる英単語にしておけば、入力の手間が減り、打ち間違いも起きにくくなります。数字と記号が長く並んだURLや、日本語をそのまま使ったURLは、印刷物に載せると長くなり、手入力でホームページを開いてもらうのが難しくなります。

印刷物の内容に合ったページへ案内する

印刷物のQRコードやURLからトップページへ案内すると、印刷物を見て興味を持った人は、知りたい情報をホームページの中から自分で探さなければなりません。メニューをたどっても目的のページが見つからなければ、そのままホームページを閉じてしまうこともあります。

印刷物からホームページへ集客するときは、印刷物の内容に合ったページへ案内しましょう。たとえば、新しいサービスを紹介するチラシならそのサービスのページへ、施工例を載せたチラシなら施工事例のページへ、採用の案内なら採用ページへ案内すると、印刷物を見た人が知りたい情報にすぐたどり着けます。

名刺や会社案内のように、会社全体を知ってもらうための印刷物であれば、トップページへの案内で問題ありません。印刷物ごとに、受け取った人が次に何を知りたいかを考えて、案内するページを選ぶことが大切です。印刷物は配った後も長く手元に残るので、案内先のページは削除したりURLを変えたりしないようにしましょう。

QRコードは読み取りやすい大きさと位置に載せる

QRコードが小さすぎたり、読み取りにくい位置にあったりすると、スマートフォンをかざしても読み取れず、ホームページを開くのをあきらめられてしまいます。

QRコードの大きさは、一般的に一辺2cm程度以上がひとつの目安とされていますが、載せるURLが長いと模様が細かくなるため、より大きくする必要があります。

QRコードの周りには余白を取り、背景の模様や写真に重ねないようにしましょう。位置は、チラシの折り目や印刷物の端、名刺の角などを避け、目に入りやすく、スマートフォンをかざしやすい場所に載せます。

光沢のある紙では光が反射して読み取りにくくなることもあるので、印刷する前に実際にスマートフォンで読み取れるかを確認しておくと安心です。

ホームページを検索エンジンで探せるキーワードを印刷物に載せる

印刷物を受け取った人が、後からQRコードやURLではなく、検索エンジンでホームページを探すことも少なくありません。印刷物を手放した後や、印刷物が手元にない場所でホームページを見たくなったとき、検索で見つからなければ印刷物からの集客につながりません。

印刷物には、「【店名 地域名】で検索」のように、ホームページを検索エンジンで探せるキーワードを載せておきましょう。会社名や店名が一般的な言葉で、ほかの会社やお店と区別しにくい場合は、地域名やサービス名を組み合わせたキーワードにすると、ホームページを見つけてもらいやすくなります。

載せる前に、そのキーワードで実際に検索し、自社のホームページが上位に表示されるかを確認しておくことが大切です。

印刷物からの集客に合わせたWebページの作り方

印刷物からホームページへ集客できても、開いたWebページが印刷物を見た人に合っていなければ、すぐに離脱されてしまいます。ここでは、印刷物からの集客に合わせたWebページの作り方を紹介します。

印刷物と同じデザインや言葉でWebページを作る

印刷物のQRコードを読み取って開いたWebページが、印刷物とまったく違う色や雰囲気だと、見た人は本当に印刷物と同じ会社のホームページなのか、正しいページを開けたのかと不安になります。印刷物で興味を持った気持ちが途切れ、そのままページを閉じてしまうこともあります。

印刷物からの集客に合わせたWebページは、印刷物と同じ色やロゴ、写真を使い、ひと目で印刷物とつながっていると分かるデザインにしましょう。キャッチコピーやサービス名、キャンペーン名などの言葉も印刷物とそろえておくと、印刷物を見た人が迷わず内容を読み進められます。

たとえば、チラシで「春のリフォームキャンペーン」と打ち出しているなら、Webページの最初の画面にも同じキャンペーン名と写真を載せておくと、チラシの続きとして見てもらえます。

スマートフォンで見やすいWebページにする

印刷物のQRコードから来るユーザーは、ほとんどがスマートフォンでWebページを開きます。パソコンで見やすいように作ったページをスマートフォンで開くと、文字が小さかったり、表が画面からはみ出したり、ボタンが押しにくかったりして、内容を読む前に離脱されてしまいます。

印刷物からの集客を考えるなら、Webページはスマートフォンで見たときの読みやすさを優先して作りましょう。文字の大きさや行間を十分に取り、1つの段落を短くして、スクロールしながら読み進めやすい構成にします。

画像の容量を抑えて表示を速くすることも大切です。外出先で印刷物を見てQRコードを読み取ったユーザーは、通信環境がよくない場所にいることもあり、表示に時間がかかるとページが開く前にあきらめられてしまいます。

問い合わせや申し込みのボタンを見つけやすい位置に置く

印刷物を見てWebページを開いたユーザーが、内容を読んで問い合わせや申し込みをしたいと思っても、問い合わせのボタンがページの一番下にしかなかったり、ほかのリンクと見分けがつかなかったりすると、探しているうちに気持ちが冷めてしまいます。

印刷物からの集客に合わせたWebページでは、問い合わせや申し込みのボタンを見つけやすい位置に置きましょう。ページの最初の画面と、サービスの説明や料金を読み終えたあたりにボタンを置いておけば、問い合わせたいと思ったときにすぐ押せます。

スマートフォンでは、画面の下にボタンを固定して表示しておく方法も効果的です。ボタンの色はページの中で目立つ色にし、「無料で相談する」「見学を予約する」のように、押すと何ができるのかが分かる言葉にすると、問い合わせや申し込みにつながりやすくなります。

電話での問い合わせが多い業種では、スマートフォンで押すとそのまま電話をかけられるボタンも置いておくと安心です。

印刷物からホームページへの集客効果を測る方法

印刷物は、配っただけではどれだけの人がホームページを見たのか分かりません。集客効果を測っておけば、効果の高い印刷物や配り方が分かり、次に作る印刷物の改善につなげられます。ここでは、印刷物からホームページへの集客効果を測る方法を紹介します。

印刷物ごとに専用のWebページを用意する

印刷物からホームページへの集客効果を測るには、印刷物のQRコードやURLの案内先として、サイト内のどこからもリンクせず、ほかのホームページからの被リンクもない専用のWebページを用意する方法があります。

ホームページのメニューやほかのページ、外部のホームページからはたどり着けず、印刷物のQRコードやURLからしか開けないページにしておけば、そのページを訪れた人は印刷物を見た人だと判断できます。

専用のWebページは、検索結果にも表示させない設定にしておきます。検索エンジンから訪れる人がいると、印刷物を見ていない人の訪問が数に含まれてしまいます。

チラシ用、展示会のパンフレット用のように印刷物ごとに専用のWebページを分けておけば、どの印刷物からの集客が多いのかを比べられます。専用のWebページの訪問者数は、Googleアナリティクスでページごとの表示回数やユーザー数を見れば確認できます。

QRコードやURLにパラメーターを付けて計測する

パラメーターとは、URLの末尾に付けて、どこから来たユーザーなのかを見分けるための文字列です。たとえば、QRコードに入れるURLの末尾に「?utm_source=flyer&utm_medium=qr」のようなパラメーターを付けておくと、Googleアナリティクスでそのパラメーターから来たユーザーだけを絞り込めます。

Googleアナリティクスでは、トラフィック獲得のレポートでセッションの参照元やメディアを見れば、パラメーターごとの訪問者数を確認できます。問い合わせや申し込みをコンバージョンとして設定しておけば、印刷物のQRコードから来たユーザーのうち、何人が問い合わせや申し込みをしたのかまで分かります。

チラシと名刺、配った時期や地域ごとにパラメーターを変えておけば、どの印刷物から成果が出たのかを比べられます。

ただし、QRコードからWebページを見ていったん離脱し、後日あらためて検索エンジンから来て問い合わせた場合や、電話で問い合わせた場合は、印刷物からのコンバージョンとして数えられません。パラメーターで測れる数は、印刷物からの集客効果の一部と考えておきましょう。

QRコードの読み取り数を確認する

QRコード作成サービスの中には、QRコードが読み取られた回数を確認できるものがあります。

QRコードにサービス側のURLを入れておき、読み取られたらサービスを経由してホームページへ転送する仕組みで、転送された回数を読み取り数として確認できます。読み取られた日時や地域、使われた端末などを確認できるサービスもあり、印刷物を配った後にどれだけ反応があったのかをすぐに把握できます。

読み取り数を確認できるかどうかや、確認できる内容は、使うQRコード作成サービスによって違います。有料プランでしか使えない機能も多く、サービスが終了したり有料プランを解約したりすると、印刷物に載せたQRコードからホームページを開けなくなることもあります。

長く配る印刷物にこうしたQRコードを使うときは、サービスの料金や続けて使えるかを確認したうえで選びましょう。

当社が印刷物にQRコードを設置してホームページへ集客した事例

当社では、大阪のうどん屋さんのホームページで、印刷物にQRコードを設置してホームページへ集客する取り組みを行いました。主な狙いは、来店したお客様に、もう一度お店に足を運んでもらうリピート訪問です。

お店のレジ横にリーフレットを置き、会計のときにお客様に手に取ってもらえるようにしました。リーフレットにはQRコードを設置し、読み取るとまずホームページで割引券が表示されるようにしました。割引券という分かりやすい理由があることで、リーフレットを受け取ったお客様にQRコードを読み取ってもらいやすくしています。

さらに、割引券のページから新作メニューのページへの導線を作り、割引券を見に来たお客様に新作メニューも知ってもらえるようにしました。

取り組みを始めてからは、ホームページで新作メニューを見てから来店されるお客様が出てきたため、現在ではWeb限定のドリンク付きメニューなども用意し、より多くのお客様にお店のメニューを知ってもらえるようにしています。

結果として、リピート訪問するお客様の数が増え、新作メニューも取り組みを始める前に比べてよく売れるようになりました。リーフレットだけでは伝えきれない新作メニューの魅力をホームページで伝えられたことが、来店と注文につながっています。

まとめ

印刷物は配って終わりにせず、ホームページへ集客する入口として使うことで、印刷物だけでは伝えきれない情報を届け、来店や問い合わせにつなげられます。大切なのは、印刷物とホームページを別々に考えるのではなく、印刷物を見た人がホームページで何を知りたいかを考えて、両方を合わせて作ることです。

当社では、ホームページ制作の際に、チラシやリーフレットなどの印刷物から集客することも考えて、QRコードの案内先やページの作り方をご提案しています。印刷物と連動したページを用意して、リピート訪問や新作メニューの売上につなげた実績もあります。

印刷物も活用して集客できるホームページを制作したいとお考えなら、お気軽にご相談ください。御社の印刷物の使い方や集客の目的をヒアリングしたうえで、最適なホームページをご提案します。

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