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公開日:2026.10.18最終更新日:2026.10.18

テストサイトとは?当社がホームページ制作時におすすめする理由

テストサイトとは

当社では、ホームページ制作時にテストサイトを作ることをおすすめしています。テストサイトがあれば、公開前の確認だけでなく、PHPのバージョンアップや公開後の修正も本番のホームページに影響を与えずに試せます。

このページでは、当社がテストサイトをおすすめする理由と、テストサイトを作るドメインやサーバーの選び方、作り方、費用を紹介します。予算の都合でテストサイトを作らずにホームページを制作する場合の注意点もまとめています。

テストサイトとは

テストサイトとは、本番のホームページとは別の場所に、同じ内容のホームページを用意したものです。制作会社によっては、ステージング環境や検証環境と呼ぶこともあります。

ユーザーが訪れる本番のホームページとは切り離されているので、テストサイトでページを作ったり内容を書き換えたりしても、本番のホームページには影響しません。

ホームページ制作では、完成したホームページをまずテストサイトに用意し、依頼した側が表示や動きを確認してから本番のホームページへ反映します。テストサイトで問題がないことを確かめたホームページを、本番のホームページとして公開する流れです。

当社がホームページ制作時にテストサイトをおすすめする理由

当社がホームページ制作時にテストサイトをおすすめする理由を紹介します。

公開前に完成したホームページを確認できる

テストサイトがあれば、完成したホームページを本番のホームページとして公開する前に、依頼した側が実際に操作して確認できます。

テストサイトは本番のホームページと同じ仕組みで動いているので、デザインの画像やPDFで確認するのとは違い、ページを移動したりボタンを押したりと、ユーザーが使うのと同じ操作で確かめられます。担当者が自分のパソコンやスマートフォンからURLを開くだけで見られるので、社内の複数の人に確認してもらうこともできます。

公開前に誤りや不具合を見つけて直しておけば、ユーザーの目に触れる前に対応できます。公開してから気づいた場合は、修正が終わるまで間違った情報や動かない機能をユーザーに見せることになります。

PHPやWordPressのバージョンアップを本番の前に試せる

WordPressで制作したホームページは、公開後もPHPやWordPress、プラグインのバージョンアップが必要になります。テストサイトがあれば、バージョンアップを本番のホームページで行う前に、テストサイトで問題が起きないかを試せます。

PHPはホームページを動かすプログラムの言語で、古いバージョンはサポートが終わるとセキュリティの更新が行われなくなります。レンタルサーバー会社が古いバージョンの提供を終了することもあり、どこかのタイミングでバージョンアップは避けられません。

ただし、PHPやWordPressのバージョンを上げると、プラグインやテーマが新しいバージョンに対応しておらず、レイアウトが崩れたり、問い合わせフォームなどの機能が動かなくなったりすることがあります。本番のホームページでいきなりバージョンアップを行うと、こうした不具合がそのままユーザーに見えてしまいます。

テストサイトで先に試しておけば、不具合が起きた場合も原因を調べて対応してから、本番のホームページのバージョンアップを行えます。

公開後の修正や機能の追加を本番の前に試せる

ホームページは公開して終わりではなく、ページのデザインを変えたり、予約や会員登録などの機能を追加したりと、公開後も手を加えていくものです。テストサイトがあれば、こうした修正や機能の追加を本番のホームページに反映する前に、テストサイトで作って確認できます。

本番のホームページで直接修正すると、作業の途中の状態がユーザーに見えてしまいます。機能の追加では、ほかのプラグインとの相性で既存の機能が動かなくなるなど、思わぬ不具合が起きることもあります。

テストサイトで修正や機能の追加を完成させ、依頼した側が確認してから本番のホームページへ反映すれば、ユーザーに不完全な状態を見せずに済みます。公開前と同じように確認してから反映できるので、公開後の修正も安心して依頼できます。

テストサイトを制作するドメインの選び方

テストサイトを制作するドメインには、いくつかの選択肢があります。どのドメインを選ぶかで、テストサイトで試せることや管理のしやすさが変わります。

別ドメインを取得する

本番のホームページとは別に、テストサイト用のドメインを取得して作る方法です。当社が最もおすすめしているのは、この方法です。

別ドメインのテストサイトは、本番のホームページと完全に切り離されているので、テストサイトで何をしても本番のホームページに影響が出ません。PHPのバージョンを本番とは別に設定できる点も大きな違いです。

たとえばエックスサーバーでは、PHPのバージョンをドメイン単位で切り替える仕組みになっているので、テストサイトだけPHPのバージョンを上げて、問題が起きないかを試せます。

ドメインの取得と更新に費用がかかりますが、公開後のPHPのバージョンアップまで考えると、最も安心してテストサイトを使い続けられる方法です。

サブドメインに設置する

本番のホームページのドメインにtestなどの文字を付けたサブドメインを作り、そこにテストサイトを設置する方法です。新しくドメインを取得する必要がないので、費用をかけずに用意できます。当社では、テストサイトのためにドメインを取得するのは費用がもったいないという場合に、サブドメインをおすすめしています。

ただし、サブドメインは本番のホームページと同じドメインの一部として扱われるので、レンタルサーバーによってはPHPのバージョンを本番と別に設定できません。エックスサーバーの場合、管理画面から切り替えられるのはドメイン単位なので、サブドメインのテストサイトは本番のホームページと同じPHPのバージョンで動きます。

公開前の確認や、ページの修正、機能の追加を試す用途であれば問題なく使えます。PHPのバージョンアップを試したい場合だけは、別ドメインのテストサイトが必要になります。

同ドメインのサブディレクトリーに設置する

本番のホームページと同じドメインの中に、testなどの名前のフォルダを作り、そこにテストサイトを設置する方法です。サブドメインと同じく、新しくドメインを取得する費用はかかりません。WordPressのプラグインを使ってテストサイトを作る場合も、本番のドメインの中にフォルダを作る、この形になることが多くあります。

サブディレクトリーのテストサイトは、本番のホームページと同じドメインの中にあるので、PHPのバージョンも本番と同じになります。本番のホームページのファイルと同じ場所に置かれるので、作業の際に本番のファイルを誤って書き換えたり消したりするおそれもあります。

さらに、パスワードなどの制限をかけ忘れると、テストサイトのページが本番のホームページの一部として検索エンジンに読み込まれることがあります。手軽に用意できる一方で、ほかの方法より注意が必要な設置場所です。

制作会社のテストサイト用ドメインを利用する

制作会社がテストサイト用に持っているドメインの中に、テストサイトを作ってもらう方法です。依頼した側でドメインを用意する必要がなく、制作会社がすぐに準備できます。

ただし、ドメインは制作会社のものなので、依頼した側では管理できません。保守などの契約を結んでいない場合、公開から一定期間が過ぎるとテストサイトが削除されることがあります。制作会社を変えた場合や、制作会社との契約が終わった場合も、テストサイトは使えなくなります。

公開後にバージョンアップや修正を試したいと思ったときに、テストサイトが残っていないこともあるので注意が必要です。

制作中の確認だけに使うのであれば手軽な方法ですが、公開後も長くテストサイトを使い続けたい場合は、自社でドメインを用意するほうが安心です。

テストサイトを制作するサーバーの選び方

サブドメインやサブディレクトリーにテストサイトを作る場合は、本番のホームページと同じサーバーに置かれます。別ドメインでテストサイトを作る場合は、どのサーバーに置くかを選ぶ必要があります。サーバー環境が違うと、テストサイトで問題がなくても本番のホームページで同じように動くとは限らないので、本番のホームページとどれだけ同じ環境にできるかで選びます。

本番のホームページと同じサーバーを利用する

本番のホームページを公開しているレンタルサーバーに、テストサイト用のドメインを追加して作る方法です。多くのレンタルサーバーには、1つの契約で複数のドメインを使えるマルチドメインの機能があり、これを使ってテストサイトを設置します。当社が最もおすすめしているのは、この方法です。

本番のホームページと同じサーバーなので、サーバーの設定や使えるPHPのバージョンなどの環境がそろいます。テストサイトで確認できた動きは、本番のホームページでもほぼ同じように再現できます。

サーバーを新しく契約する必要がないので、追加でかかるのはテストサイト用のドメインの費用だけです。レンタルサーバーの管理画面から設定するだけで用意できるので、手間もあまりかかりません。

テストサイト用に本番のホームページと同じレンタルサーバー会社を契約する

契約しているプランでマルチドメインが使えない場合や、追加できるドメインの数に余裕がない場合は、本番のホームページと同じレンタルサーバー会社で、テストサイト用のサーバーを別に契約する方法があります。

このとき、レンタルサーバー会社だけでなく、プランも本番のホームページと同じものを契約します。同じレンタルサーバー会社でも、プランによってサーバーの性能や使える機能などの仕様が異なることがあります。会社とプランをそろえておけば、サーバーの仕組みや選べるPHPのバージョンも同じになり、本番のホームページに近い環境でテストサイトを動かせます。

サーバーの費用が毎月かかる点はデメリットですが、本番のホームページと違うレンタルサーバー会社を選ぶよりも、テストサイトで確認した結果を信頼できます。

制作会社のテストサイト用サーバーを利用する

制作会社がテストサイト用に用意しているサーバーに、テストサイトを作ってもらう方法です。依頼した側でサーバーを契約する必要がなく、費用もかからないことが多い方法です。

ただし、制作会社のサーバーは、本番のホームページを公開するレンタルサーバーとは会社もプランも違うことがほとんどです。サーバーの設定や使えるPHPのバージョンが本番と異なるので、テストサイトでは問題なく動いていたのに、本番のホームページに反映したら動かなかった、ということが起こり得ます。

制作中に完成したホームページを確認する用途であれば十分ですが、公開後のバージョンアップや機能の追加を試すには、本番のホームページと同じ環境のサーバーを用意するほうが確実です。

テストサイトの作り方

テストサイトは、ホームページ制作会社に作ってもらう方法と、WordPressのプラグインを使って自社で作る方法があります。

ホームページ制作会社に依頼する

ホームページ制作会社にテストサイトの作成を依頼する方法です。

制作会社は、本番のホームページのデータをテストサイトにコピーし、ドメインやサーバーの設定、外部に見られないようにする制限までまとめて行います。本番のホームページと同じように動くテストサイトを、確実に用意できる方法です。

作業費がかかるので有料になりますが、テストサイトでPHPのバージョンアップを試したい、公開後の修正を確認したいなど、何に使いたいかを伝えておけば、目的に合ったドメインやサーバーを提案してもらえます。

新しくホームページを作る場合は、見積もりの段階でテストサイトも作ってほしいと伝えておきましょう。制作の途中や公開後に依頼するよりも、まとめて準備してもらえます。

WordPressならプラグインを導入する

WordPressで制作したホームページであれば、テストサイトを制作できるプラグインを導入して、自社で作る方法があります。代表的なプラグインにはWP Stagingなどがあり、無料版でもテストサイトを作れるので、費用をかけずに制作できます。

ただし、プラグインで作ったテストサイトは、使っているテーマやほかのプラグインとの相性によって、レイアウトが崩れたり、一部の機能が動かなかったりすることがあります。テストサイトで表示がおかしくても、本番のホームページの問題なのか、テストサイトを作ったときの問題なのかを判断しにくくなります。

また、プラグインで作るテストサイトは本番のドメインの中に作られることが多く、PHPのバージョンは本番と同じになります。WP Stagingの無料版では、テストサイトで行った変更を本番のホームページに反映する機能がないので、テストサイトで確かめた修正は本番のホームページで改めて行う必要があります。

費用を抑えたい場合の方法として考え、PHPのバージョンアップまで試したい場合は制作会社に依頼しましょう。

テストサイトを外部に見られないようにする制限

テストサイトは関係者だけが確認するためのものなので、外部の人や検索エンジンに見られないように制限をかけておきます。制限をかけていないと、作りかけのページが検索結果に表示され、ユーザーが本番のホームページと間違えて訪れてしまうことがあります。

パスワードで閲覧を制限する

テストサイトを開いたときにパスワードの入力を求め、知っている人だけが見られるようにする方法です。

パスワードの制限には、レンタルサーバーの管理画面から設定し、IDとパスワードの入力を求めるBasic認証と、WordPressのプラグインで設定し、パスワードだけの入力を求める方法などがあります。

どちらの方法でも、パスワードを知らない人はテストサイトのページを見られないので、外部の人に見られることを防げます。検索エンジンもページの中身を読み込めないので、テストサイトが検索結果に表示されることもありません。

パスワードは、テストサイトを確認する社内の担当者や制作会社にだけ伝えます。テストサイトの確認が多い時期が終わった後も、制限は外さずにかけたままにしておきましょう。

noindexで検索結果に表示させないようにする

noindexは、検索エンジンにページを検索結果に表示しないよう伝える設定です。WordPressでは、管理画面の表示設定にある「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」にチェックを入れると設定できます。

ただし、noindexは検索結果に表示させないだけで、URLを知っている人はテストサイトを見られます。noindexだけで外部の人に見られることは防げないので、パスワードの制限と組み合わせて使いましょう。

また、テストサイトのデータを本番のホームページへ反映するときは、noindexの設定までそのまま反映されないように注意が必要です。本番のホームページにnoindexが残っていると、サイト全体が検索結果に表示されなくなります。公開後は、本番のホームページでnoindexが外れているかを必ず確認しましょう。

テストサイトを制作するときにかかる費用

テストサイトを作るときにかかる費用は、ドメインとサーバーの費用と、制作会社に支払う作業費に分かれます。

ドメインとサーバーの費用は、テストサイトをどこに制作するかで変わります。

別ドメインで制作する場合は、テストサイト用のドメインの取得と毎年の更新に費用がかかります。本番のホームページと同じサーバーにマルチドメインで設置すればサーバーの費用は増えませんが、テストサイト用にサーバーを別に契約する場合は、毎月のサーバーの費用もかかります。

サブドメインやサブディレクトリーに設置する場合は、ドメインもサーバーも新しく用意する必要がないので、この費用はかかりません。

ドメインとサーバーの詳しい料金は、契約するレンタルサーバー会社やドメイン登録サービスの料金表でご確認ください。

制作会社に支払う作業費は、ホームページ制作時にテストサイトを用意する費用と、公開後にテストサイトで行った修正を本番のホームページへ反映する費用があります。

当社の場合、ホームページ制作時にテストサイトを用意する費用は基本的にページ数によって決まり、10万円程度からです。予約や会員登録などの機能があり、プログラムが複雑なホームページは、もう少し費用がかかります。

一度テストサイトを制作しておけば、普段の修正のたびにテストサイトを制作し直す費用はかかりません。ただし、テストサイトで修正したデータを本番のホームページに反映するには、その都度作業費がかかります。当社の場合、反映する作業費は変更したファイルの数などの作業量によって変わり、5万円前後からを目安にしていただいています。

WordPressのプラグインを使って自社で制作する場合は、作業費をかけずに用意できる可能性があります。ただし、レイアウトが崩れたり、PHPのバージョンアップを試せなかったりする点は理解しておく必要があります。

テストサイトを作らずにホームページを制作するときの注意点

予算の都合などでテストサイトを制作しない場合は、修正やバージョンアップを本番のホームページで直接行うことになります。ユーザーに影響を出さないために、次の点に注意しましょう。

バージョンアップや修正の前に必ずバックアップを取る

本番のホームページでPHPやWordPress、プラグインのバージョンアップを行ったり、修正を加えたりする前には、必ずバックアップを取っておきます。テストサイトで事前に試せない分、不具合が起きたときにすぐ元の状態に戻せるようにしておくことが大切です。

WordPressの場合、バックアップはファイルだけでなく、ページの内容などが保存されているデータベースもまとめて取ります。レンタルサーバーの自動バックアップ機能やバックアップ用のプラグインを使えば、作業前の状態を保存できます。

バックアップは取るだけでなく、戻し方も事前に確認しておきましょう。不具合が起きてから戻し方を調べると、その間ずっと不具合のあるホームページをユーザーに見せることになります。自社で戻せない場合は、作業を依頼する制作会社に戻してもらえるかを確認しておくと安心です。

修正や機能の追加はアクセスの少ない時間帯に行う

本番のホームページで修正や機能の追加を行うと、作業中に表示が崩れたり、一時的にページが見られなくなったりすることがあります。不具合が起きた場合の影響を小さくするために、作業はアクセスの少ない時間帯に行います。

アクセスの少ない時間帯は、Googleアナリティクスで時間帯別のアクセス数を見れば判断できます。一般的には深夜や早朝が少なくなりますが、業種によってユーザーが訪れる時間帯は違うので、自社のホームページのデータで確認しておきましょう。

ただし、アクセスが少なくても、不具合が起きたときに対応できる人がいない時間帯は避けます。連休の前日や営業時間外の遅い時間に作業して不具合が起きると、翌営業日まで直せないことがあります。作業する時間は、制作会社や社内の担当者がすぐに対応できるかもあわせて考えて決めましょう。

まとめ

テストサイトがあれば、公開前の確認から公開後のバージョンアップや修正まで、本番のホームページに影響を与えずに試せます。ホームページを長く安心して使い続けるために、制作時からテストサイトを用意しておくことをおすすめします。

当社では、ホームページ制作時にテストサイトの用意をご提案し、PHPのバージョンアップまで試せる別ドメインでの制作をおすすめしています。ご予算に合わせた方法もご提案しますので、ホームページの制作やリニューアルをお考えの際は、お気軽にご相談ください。御社の目的やご要望をヒアリングしたうえで、公開後も安心して使い続けられるホームページをご提案します。

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