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公開日:2026.10.02最終更新日:2026.10.02

ホームページの構成とは?制作前に考える必要なページと階層の決め方

ホームページの構成とは?

ホームページ制作を検討し始めると、どのようなページが必要で、どのように整理すればよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。構成があいまいなまま制作を進めると、完成後に作り直すことになり、余計な手間と費用がかかります。

この記事では、ホームページの構成の意味から、制作前に考える必要なページと階層の決め方、各ページの構成の考え方までを解説します。2010年からホームページ制作を続けてきた当社の制作実績から見たページ数の目安や、構成を決めるときに重視していることも紹介しますので、これからホームページを制作する方は参考にしてください。

ホームページの構成とは

ホームページの構成とは

ホームページの構成とは、どのような情報をどのページに、どのような順番で載せるかを決めた設計図のことです。構成には、サイト全体の構成とページ単位の構成の2つがあります。

サイト全体の構成はサイトマップで確認できる

サイト全体の構成とは、ホームページにどのようなページがあり、それぞれのページがどのようにつながっているかをまとめたものです。

トップページを頂点に、会社概要やサービス紹介、お問い合わせなどのページを枝分かれさせたツリー状の図で表し、これをサイトマップと呼びます。サイトマップを見れば、必要なページがそろっているか、目的のページにたどり着きやすい並びになっているかを、制作に入る前に確認できます。

なお、ここでのサイトマップは構成図のことで、検索エンジンにページの情報を伝えるためのXMLサイトマップや、訪問者向けにページの一覧を載せたHTMLサイトマップとは別のものです。

ページ単位の構成はワイヤーフレームで確認できる

ページ単位の構成とは、1つのページの中にどのような情報を、どの位置に、どの順番で載せるかをまとめたものです。この配置を、色や写真などの装飾を入れずに線と文字だけで図にしたものをワイヤーフレームと呼びます。

ワイヤーフレームを見れば、デザインに入る前に、伝えたい情報が抜けていないか、重要な情報が目に入りやすい位置にあるかを確認できます。

発注者が確認すべきポイントは、ワイヤーフレームの解説記事で詳しく紹介しています。

ホームページ制作前に構成を考える理由

ホームページ制作前に構成を考える理由

構成は、ホームページ制作の最初の段階で決めておく必要があります。制作前に構成を考えておくと、次のようなメリットがあります。

完成後に作り直す手間と追加の費用を防げる

ホームページ制作は、企画、デザイン、コーディングの順に進みます。

構成を決めずにデザインやコーディングまで進めてしまうと、途中でページが足りないことや、同じ内容が複数のページに重なっていることに気がつき、前の工程に戻ってやり直すことになります。構成が変わると、サイト全体のメニューやリンク、関連するページのデザインまで見直しが必要になる場合があり、その分の手間と追加の費用がかかります。

制作前に載せたい情報をページごとに整理しておけば、内容の過不足にその段階で気づけます。構成を固めてからデザインに進むことで、こうした作り直しを防げます。

見積もりと制作期間が正確になる

ホームページ制作の費用と期間は、ページ数と各ページに載せる内容で大きく変わります。

構成が決まっていない状態で見積もりを依頼すると、制作会社は想定でページ数を見込むしかなく、制作が進んでからページが増えて費用や公開日が変わることがあります。必要なページと内容を先に決めておけば、制作会社は実際の作業量をもとに見積もりと制作期間を出せるため、予算とスケジュールの見通しが立てやすくなります。

訪問者が必要な情報を見つけやすくなる

訪問者が必要な情報にたどり着けるかは、サイト全体の構成とページ単位の構成の両方で決まります。サイト全体の構成で内容の近いページをまとめ、メニューを整理しておけば、訪問者は知りたい情報がどのページにあるのかをすぐに判断できます。ページ単位の構成で重要な情報を目に入りやすい位置に置いておけば、ページを開いたあとも迷わずに読み進められます。

構成を決めないまま進めると、ページの分け方やページ内の情報の並びがばらばらになり、訪問者は情報を探しているうちにほかのホームページへ移ってしまいます。制作前に両方の構成を整えておくことで、訪問者が知りたい情報を見つけやすくなり、問い合わせなどの行動にもつながりやすくなります。

ホームページに必要なページの考え方

ホームページに必要なページの考え方

必要なページは、思いついたものを並べるのではなく、順を追って考えると過不足なく洗い出せます。

同業他社のホームページを参考にする

必要なページを考えるときは、まず同業他社のホームページを確認します。

当社でも構成を考える前に競合調査を行い、同じ業種のホームページにどのようなページがあるかを確認しています。同業他社に共通しているページは、訪問者がその業種のホームページに求めている情報だと考えられます。一方で、他社にないページは、自社の強みを伝えて差をつけるページになる可能性があります。

ただし、他社の構成をそのまままねると、自社の強みが伝わらない似たようなホームページになってしまうため、あくまで参考にとどめます。

ホームページの目的に合わせて必要なページを決める

ホームページの目的によって、必要なページは変わります。

会社の信頼感を高めるコーポレートサイトなら、会社概要や代表あいさつ、事業内容、採用情報など、会社を知ってもらうページが中心になります。商品やサービスで問い合わせを増やしたいサービスサイトなら、サービス内容や料金、導入事例など、比較検討に必要なページが欠かせません。採用サイトなら、募集要項や社員紹介、職場の雰囲気が伝わるページが必要です。

目的をはっきりさせてから、その目的を達成するために必要なページを選んでいきます。

どのホームページにも必要な基本のページを押さえる

目的にかかわらず、どのホームページにも必要な基本のページがあります。

トップページ、会社概要、事業内容やサービス紹介、問い合わせページ、プライバシーポリシーです。問い合わせフォームで個人情報を受け取る場合は、プライバシーポリシーで取り扱いを明記しておく必要があります。ネットで商品を販売する場合は、特定商取引法に基づく表記も欠かせません。

洗い出したページの中に、これらの基本のページが抜けていないかを確認します。

訪問者が知りたいことからコンテンツを考える

訪問者は、料金はいくらか、申し込みから利用までどのように進むのか、どのような実績があるのかといった疑問を持ってホームページを訪れます。

こうした疑問に答えるコンテンツが足りなければ、新しいページを用意したり、既存のページにコンテンツを加えたりする必要があります。営業でお客様からよく聞かれる質問を書き出してみると、訪問者が知りたいことを見つけやすくなります。

当社の制作実績から見るホームページのページ数の目安

当社の制作実績から見るホームページのページ数の目安

必要なページ数は、ホームページの目的と予算によって変わります。ここでは当社の制作実績から、目的ごとのページ数の目安を紹介します。

シンプルなホームページは10ページ程度

会社の基本情報を伝えることが目的のシンプルなホームページは、当社の制作実績では10ページ程度が多くなっています。

トップページや会社概要、事業内容、問い合わせページ、プライバシーポリシーといった基本のページに、サービス紹介などのページをいくつか加えた構成です。ページ数が少ない分、制作費用を抑えられ、公開までの期間も短くなります。

成果を求めるホームページは20〜30ページ

問い合わせや応募などの成果を求めるホームページは、20〜30ページになるものが多くなっています。

成果を出すには、訪問者が比較検討するための情報を充実させることが重要になるためです。サービスごとに個別のページを用意したり、実績やよくある質問、依頼の流れなどのページを加えたりすることで、訪問者の疑問に答えられるホームページになります。

公開後に500ページ前後まで増えるホームページが多い

公開時のページ数がそのまま続くわけではありません。

当社が制作したホームページでは、公開後にお客様自身が事例やブログ記事などを追加し、最終的に500ページ前後になるものが多くあります。そのため構成は、公開時のページだけでなく、公開後に増えるページまで見据えて考えておく必要があります。

ホームページの階層の決め方

ホームページの階層の決め方

階層は、ページ同士の上下関係を決めるものです。実際にはホームページ制作会社と相談しながら決めますが、考え方を知っておくと、提案された階層が自社に合っているかを判断しやすくなります。

トップページから順に階層を決める

階層は、トップページを第1階層として上から順に決めていきます。

トップページから直接リンクするページ、たとえば会社案内やサービス紹介、実績、問い合わせなどが第2階層です。第2階層のページの下に、サービスごとの詳しいページや実績の個別ページなどが第3階層として続きます。

第2階層に置くページは、多くの場合グローバルナビゲーションに並ぶため、訪問者がホームページの全体像をつかめる項目を選ぶことが大切です。

内容の近いページをカテゴリーに分ける

洗い出したページは、内容の近いものごとにカテゴリーに分けます。

たとえば、サービスAとサービスBの詳しいページはサービス紹介のカテゴリーに、代表あいさつや沿革は会社案内のカテゴリーにまとめるといった分け方です。このとき、社内の部署や事業の区分ではなく、訪問者が探すときの分け方でまとめることがポイントです。

訪問者が想像する場所に知りたい情報があれば、迷わずにたどり着けます。

階層は3階層までを目安にする

階層が深くなるほど、訪問者が目的のページにたどり着くまでのクリック数が増え、途中で探すのをやめてしまう可能性が高くなります。

中小企業のホームページであれば、多くの場合3階層までで構成できます。4階層以上が必要になりそうなときは、カテゴリーの分け方を見直すと、階層を浅くできることがあります。

公開後に増えるページの置き場所を決めておく

公開後に事例やブログ記事を追加していくホームページでは、増えるページをどこに置くかをホームページ制作前に決めておきます。

たとえば、事例一覧のページを第2階層に置き、個別の事例を第3階層に追加していく形にしておけば、ページが何百ページに増えても階層が深くならず、全体の構成も崩れません。置き場所を決めないまま公開すると、追加したページがばらばらの場所に増え、訪問者が探しにくいホームページになってしまいます。

各ページの構成の考え方

各ページの構成の考え方

サイト全体の構成が決まったら、次は各ページに何をどの順番で載せるかを考えます。

トップページと下層ページで構成の考え方を変える

トップページと下層ページでは、ページの役割が違います。

トップページは、訪問者に会社の概要を伝え、知りたい情報があるページへ案内する入口です。そのため、強みや事業内容を簡潔に伝えたうえで、各ページへのリンクを分かりやすく配置します。一方、下層ページは1つのテーマを詳しく伝えるページなので、訪問者の疑問に答える情報を順序立てて載せます。

載せる情報に優先順位をつける

1つのページに載せたい情報は多くなりがちですが、訪問者はページを最後まで読むとは限りません。

そのため、載せる情報に優先順位をつけ、訪問者が最も知りたい情報や、最も伝えたい情報をページの上のほうに置きます。たとえばサービス紹介のページなら、サービスの内容と強みを先に伝え、詳しい仕様や補足の情報はその後に続けます。優先順位があいまいなままだと、重要な情報がページの下に埋もれてしまいます。

1ページで扱うテーマを1つに絞る

1つのページに複数のテーマを詰め込むと、訪問者は自分に関係のある情報を探しにくくなります。

たとえば、複数のサービスを1ページにまとめて紹介すると、特定のサービスについて知りたい訪問者は、長いページの中から該当する部分を探さなければなりません。サービスごとにページを分けて1ページで扱うテーマを1つに絞れば、訪問者は知りたい情報にすぐたどり着けます。

テーマがはっきりしたページは、検索エンジンにも内容が伝わりやすくなります。

訪問者を次のページへ案内する導線を考える

各ページには、訪問者が次にどのページへ進むかを考えた導線を用意します。

ページの途中には、関連するサービスや実績のページへのリンクを置き、もっと詳しく知りたい訪問者が迷わず進めるようにします。ページの最後には、問い合わせや資料請求など、訪問者に取ってほしい行動への入口を置きます。

導線がないページは、読み終えた訪問者がそのままホームページを離れてしまう原因になります。

当社がホームページの構成を決めるときに重視していること

当社がホームページの構成を決めるときに重視していること

最後に、当社がホームページの構成を決めるときに重視していることを紹介します。

ヒアリングで強みを明確にする

構成を考える前に、当社ではまずヒアリングでお客様の強みを明確にします。

同業他社と比べて何が選ばれる理由になっているのかが分からないままでは、どのページで何を伝えるべきかが決まらないためです。お客様自身が当たり前だと思っていることの中に、訪問者にとって大きな判断材料になる強みが隠れていることも少なくありません。

明確になった強みをどのページでどのように伝えるかを決めることが、構成の軸になります。

訪問者の課題解決を最優先にする

構成を提案するときは、お客様の希望よりも訪問者の課題解決を優先して考えます。

たとえば、お客様が会社の歴史や想いを大きく載せたいと考えていても、訪問者がまず知りたいのがサービスの内容や料金であれば、そちらを先に伝える構成を提案します。ホームページの成果は、訪問者が知りたい情報にたどり着けるかで決まるためです。

ただし、当社の提案はあくまで判断材料であり、最終的な判断はお客様にお任せしています。

事例やブログのひな形は更新しやすく中身のあるページにする

公開後に増えていく事例やブログ記事は、ひな形の作り方で更新のしやすさとページの質が決まります。

ひな形には、写真や概要、取り組んだ内容など、毎回載せる項目をあらかじめ用意しておきます。項目が決まっていれば、お客様は管理画面で項目を埋めるだけで更新でき、担当者が変わってもページの質がそろいます。

写真を1枚載せるだけのページにならないよう、訪問者にとって意味のある情報が入る項目を設けることを重視しています。

まとめ

ホームページの構成には、サイト全体の構成とページ単位の構成の2つがあり、どちらもホームページ制作に入る前に決めておくことで、作り直しの手間や追加の費用を防げます。必要なページは、同業他社のホームページを参考にしながら、目的に合わせたページと基本のページを洗い出し、訪問者が知りたいことから足りないコンテンツがないかを確認して決めます。

階層は3階層までを目安にし、公開後に増えるページの置き場所もあらかじめ決めておくと、ページが増えても探しやすい構成を保てます。各ページでは、載せる情報に優先順位をつけ、1ページで扱うテーマを1つに絞り、次のページへの導線を用意することが大切です。

構成の考え方を知っておけば、ホームページ制作会社から提案された構成が自社に合っているかを判断しやすくなります。

当社は大阪のホームページ制作会社で、ヒアリングで強みを明確にし、訪問者に伝わる構成から考えるホームページ制作を行っており、公開後の更新代行や既存サイトの改善にも対応しています。どのようなページが必要かわからない、ページが増えて今のホームページが探しにくくなったといったお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

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