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公開日:2026.06.23最終更新日:2026.06.23

ゼロクリック検索とは?増加の理由と正しいSEO対策の考え方を解説

ゼロクリック検索とは?増加の理由と正しいSEO対策

検索順位は上がっているのに、アクセス数が伸びない。そのような状況に心当たりはないでしょうか。背景にあるのが、ゼロクリック検索と呼ばれる検索行動の変化です。ユーザーが検索結果を見ただけで満足し、ホームページをクリックしない現象が増えており、当社のクライアントでも同様の傾向が確認されています。

このページでは、ゼロクリック検索とは何か、増加している理由、そしてこれからのSEOに求められる考え方を解説します。

ゼロクリック検索とは

ゼロクリック検索とは、ユーザーが検索結果を見ただけで疑問が解決し、ホームページをクリックせずに検索を終える行動を指します。

AIによる概要や天気・地図といった検索結果上の情報が充実したことで、ホームページに訪問しなくても必要な情報が手に入る状況が広がっています。以前であればホームページへの流入につながっていたキーワードでも、検索結果上で完結されてしまえば訪問の機会を失います。

上位表示されているのにアクセスが伸びないと感じているなら、ゼロクリック検索の影響を受けている可能性があります。

ゼロクリック検索が増加している理由

ゼロクリック検索が増加している理由

ゼロクリック検索が増えている背景には、検索エンジンの進化とユーザーの行動変化が重なっています。以下が主な要因です。

AIによる概要が答えを示してくれる

Googleの検索結果上部に表示されるAIによる概要は、複数のWebページの情報をAIが要約して表示する機能です。【〇〇とは】【〇〇のやり方】といったキーワードで検索すると、検索結果を開かなくても答えが得られるようになりました。

以前は上位表示されれば一定のアクセスが見込めましたが、AIによる概要が表示されるキーワードではゼロクリック検索が起きやすく、クリックされる機会そのものが減っています。情報収集で完結する検索クエリほど、この影響を受けやすい傾向があります。

検索結果の情報量が増えた

天気予報・為替レート・有名人の年齢といった情報は、検索結果の画面上に直接表示されます。さらに【近くのカフェ】などで検索すると、地図・営業時間・口コミ・電話番号が一覧で表示されるため、店舗の公式サイトにアクセスしなくても検討に必要な情報が揃ってしまいます。

Googleが検索結果上で提供する情報の種類と量は年々増えており、ホームページに訪問しなくても済む場面が広がっています。こうした検索結果の情報量の増加が、ゼロクリック検索が広がる大きな要因のひとつとなっています。

ユーザーがタイパ重視になった

情報収集にかける時間を最小限に抑えたいというタイムパフォーマンス重視の意識も、ゼロクリック検索を後押ししています。検索結果の画面だけで答えが得られるなら、わざわざページを開く必要はないと判断するユーザーが増えています。

検索エンジンの進化がこの行動を加速させており、ユーザーにとっての利便性が高まる一方で、情報を発信する側にとってはクリックされる機会が減るという状況が生まれています。

ゼロクリック検索がホームページに与える影響

当社のクライアントでも、検索順位は維持しているにもかかわらずアクセス数が落ちているという相談が増えています。

ゼロクリック検索の影響を受けているホームページのGoogleサーチコンソール

こちらはある会社のGoogleサーチコンソールのデータになっており、2025年11月から検索順位は5〜6位前後で安定しているにも関わらず、平均CTR(クリック率)が2.5%から1.5%に減少しています。この現象は、多くのクライアント様でも見られる現象になっており、当社の実績だけで見ると9割程度のお客様が似たタイミングでCTRを落としています。

ちなみに表示回数に大きな変化は見られておりません。

ゼロクリック検索が増えているホームページの合計表示回数

ゼロクリック検索の影響を受けているホームページでは、クリック率の低下がそのまま問い合わせや来店といった成果の減少につながります。また、検索結果上でユーザーの疑問が完結してしまうため、自社の名前やサービスを認知してもらう機会も失われます。

上位表示されているからといって安心できない状況が、すでに多くのホームページで起きています。

ゼロクリック検索時代に求められるSEOの考え方

ゼロクリック検索時代に求められるSEOの考え方

ゼロクリック検索が増える中で、従来の上位表示されればアクセスが増えるという前提は通用しにくくなっています。クリックされることを前提としたSEOから、クリックされない状況も踏まえた上で成果につなげる考え方に切り替えることが求められます。

AIによる概要が出やすいキーワードを避ける

【〇〇とは】【〇〇の意味】といった定義系・説明系のキーワードは、AIによる概要が表示されやすく、ゼロクリック検索が起きやすい代表的なクエリです。

上位表示を獲得しても実際のアクセスにつながりにくいため、キーワード選定の段階から意識しておく必要があります。狙うべきは、比較・選び方・事例・費用感など、ユーザーが深く検討する場面で使うキーワードです。

情報収集で完結しない検索クエリを選ぶことが、ゼロクリック検索の影響を受けにくいSEOの第一歩になります。

AIに引用されるコンテンツを作る

AIによる概要はクリックされないケースもありますが、自社のコンテンツが引用されることでブランド名が検索結果上に表示される機会が生まれます。

AIに引用されやすいコンテンツを作るには、見出しの直下に結論を明示する・箇条書きで整理する・専門的な見解や独自の視点を盛り込むといった構造を意識することが重要です。ゼロクリック検索が増える環境においても、コンテンツの質と構造を整えることが露出機会の確保につながります。

指名検索を増やすことを意識する

ゼロクリック検索が増えても、社名やサービス名で直接検索してくれるユーザーはクリックにつながります。

検索結果に継続的に表示されることで自社名が記憶に残り、後から指名検索される流れを作ることが重要です。SNSやGoogleビジネスプロフィールなど検索エンジン以外の接点を増やしながら、認知から指名検索へとつなげる意識を持つことが、ゼロクリック検索時代のSEOに求められる視点です。

Googleビジネスプロフィールを活用する

実店舗を持つ企業にとって、Googleビジネスプロフィールはゼロクリック検索への有効な対策になります。

住所・電話番号・営業時間を正確に登録しておくことで、検索結果上から直接電話や来店につながるケースがあるためです。ホームページにアクセスされなくても成果につながる導線を持てることが、Googleビジネスプロフィールの最大のメリットです。

特に地域名を含む検索クエリでは、ローカルパックと呼ばれる地図表示エリアに掲載されるため、ゼロクリック検索の影響を受けながらも集客につなげることができます。

まとめ

ゼロクリック検索は今後さらに増加していくと考えられ、検索順位を上げるだけでは成果につながらない状況が続くと見ておく必要があります。

大切なのは、クリックされない前提でSEOを見直すことです。AIによる概要が出やすいキーワードを避け、深く検討するユーザーに向けたコンテンツを作る。検索結果上での露出を通じてブランドを認知させ、指名検索につなげる。実店舗であればGoogleビジネスプロフィールを活用して、クリックなしでも成果につながる導線を持つ。

これらの取り組みを組み合わせることが、ゼロクリック検索時代に求められるSEOの考え方です。

ゼロクリック検索の増加により、これまでのSEO対策だけでは成果につながりにくい状況が生まれています。
当社は、SEOに強いホームページ制作会社です。検索順位だけでなくクリック率や流入の質まで踏まえた分析をもとに、集客力の向上をサポートしています。
現状のホームページが抱える課題を一緒に整理しながら、ゼロクリック検索時代に合ったSEO対策をご提案しますので、お気軽にご相談ください。

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