- 2024.03.10
初めてのアクセス解析で見るべき数値データ
ホームページから成果を出すためには、アクセス解析が示す数値データを確認しなくてはなりません。
アクセス解析の数値データを確認して、ホームページが抱える問題点を抽出し、どのような改善が必要かの検討と実行を繰り返すことで、ホームページは期待以上の成果を実現できます。
しかし、初めてアクセス解析を利用する方は、数値データが多すぎるので、どの数値データを見れば良いかが分からないことが大半です。
当ページでは、ホームページの成果を向上させるために、初めてのアクセス解析で見たい数値データを紹介します。
初めてのアクセス解析で見たい数値データ
サイト全体の状態
アクセス解析にログインすると、総訪問者数や流入経路、平均エンゲージメント時間など、サイト全体の概要が表示されていると思います。
サイト全体の状況を把握することで、今ホームページから成果が出ない理由を大まかに把握することが可能になるので、成果数を高める対策が思いつきやすくなります。
当社に相談をいただくよくある事例として、ホームページから成果が出ないのは、SEO効果が弱いからと決めつけられていることがあり、実際に当社がアクセス解析を見ると、ニッチなキーワードで多くの訪問者を集めていることがあります。
このときに、もしアクセス解析を見ずに、ホームページにSEOばかりを行っていても、一向に成果を高めることができません。
このようにサイト全体の状態を把握しておけば、大まかにですが、ホームページのどこに弱みがあるので成果が出ないのかが分かるので、効率のよいホームページ運営が可能になります。
人気があるページとないページ
初めてのアクセス解析の方であれば、人気があるページとないページを把握しましょう。
人気があるページを見て、その傾向を知ることができれば、すべてのページにその傾向を活かすことによって、ホームページの成果は高まります。
また、人気がないページの傾向を掴むことで、サイト全体で人気がない理由を改善することが可能になり、ホームページの成果が高まります。
初めてのアクセス解析の方であれば、これでも十分にホームページの成果を高めることが可能になるので、まずは人気があるページとないページの傾向を掴むようにしましょう。
平均エンゲージメント時間
平均エンゲージメント時間とは、ユーザーが文章を読み、内部リンクなどを使って他のページへと移動した指標になります。
平均エンゲージメント時間の改善は難しくなっていますが、平均エンゲージメント時間の少ないページの文章が読まれていない理由を検討して、定期的にリライトを行いましょう。
平均エンゲージメント時間は改善することができなかったとしても、ウェブマスターにノウハウとして蓄積されるので、初めてのアクセス解析の方は、平均エンゲージメント時間を確認して、改善をしてみて、その結果をアクセス解析で見る習慣を付けることが大切です。
まとめ
初めてのアクセス解析で見るべき数値データを紹介ました。
初めてアクセス解析を利用する方は、ホームページの成果を高めようとするのではなく、アクセス解析を使って改善をしながら、ノウハウを蓄積することに注力しましょう。
初めのころは、アクセス解析の数値データを使って、うまくホームページの成約率が高まらなくても、ノウハウが蓄積されていくことにより、どこかのタイミングで期待以上の効果を発揮できます。
これからアクセス解析を利用される方の参考になれば幸いです。