- 2022.10.01
アンカーテキストとは?SEO効果と成約力が高まる作成法
アンカーテキストとはリンク文言です。
闇雲ではなく、しっかりと成果を考え、最適化することで、SEO効果や成約率が大きく高まり、期待以上にホームページから成果を出せます。
今回は、ホームページ制作後に当社がクライアントにお伝えするアンカーテキストについてご紹介をしたいと思います。
アンカーテキストとは
アンカーテキストとはリンク文言です。
ホームページ制作やサイト更新で設置されるリンクには、以下3パターンがあります。
- ソーシャルメディアカード
- 画像
- 文章
ソーシャルメディアカードは、ソーシャルメディア内にある投稿画面にURLを入力すれば、自動で表示されます。
画像については、画像に入れるオルト属性になっていて、オルト属性は、ソースコードをチェックしなければ、一般ユーザーには見えません。
そして、文章は、読んだままで、上記で言うと「画像に入れるオルト属性」になる文言になります。
これらを総称してアンカーテキストと言います。
このアンカーテキストを最適化するメリットには、大きく分けて2つメリットがあります。
これらメリットをしっかりと把握して最適化を行えば、ホームページは非常に高い成果を得れます。
ユーザー目線
ユーザー目線で最適化することで、本当にユーザーがリンクを利用してくれます。
これは、ホームページ制作においては、かなり重要な要素です。
もちろん、ホームページ制作時だけではなく、サイト運営時においても大切で、適切にユーザーを考えて魅力的な文言を設定しなくてはなりません。
また、一度作成したらユーザー目線かと言われると、決してそうではなく、効果測定が必須になっています。
SEO効果
検索エンジンを考えて最適化することによって、SEO効果があります。
例えば、上記では、「画像に入れるオルト属性」をアンカーテキストにしていますが、この場合、リンク先で【画像】と【オルト属性】のSEO効果向上を狙っています。
SEO評価を高めるために、しっかりと重要なキーワードを含めることで、検索順位を上げる効果があります。
SEOで言えば、外部サイトからの被リンク効果が、非常に弱くなっていると言われています。
そして、代わりに重要だと言われているのが、内部リンクになり、適切なアンカーテキストを設置することで、SEOは成功します。
SEO効果が高まるアンカーテキスト作成法
上記メリットがあるアンカーテキストですが、では実際に作成する際のポイントをご紹介いたします。
ホームページ制作時や、サイト更新時には必須になるため、しっかりと理解をしていきましょう。
文言分散
アンカーテキストは、文言を分散させましょう。
例えば、当ページへのリンクで言えば、「アンカーテキスト」や「リンク文言」を含む文章を作成し、キーワードを分散させます。
このときに、当ページと関係がないキーワードは絶対に利用してはいけません。
理想は、100%分散させることになっていて、主な目的はSEOになってきます。
グーグルやヤフージャパン、マイクロソフトビングなど、主要な検索エンジンは、同じ文章からの被リンクは自演の可能性があると判断しています。
もちろん、内部リンクであれば自演になるのですが、外部サイトからの被リンクもあり、恐らく同じプログラムで動いています。
実際に、文言のバラエティーを付けて、完全一致が一つもないアンカーテキストを設置した結果、すべてのページで上位表示ができた事例は、非常に多くあります。
そんなに大切かと思う方は、ツイッターやフェイスブックなど、ソーシャルメディア検索を行ってみてください。
当社が調べた限りでは、グーグルなどの検索エンジンでは、情報が出てきませんでしたが、ソーシャルメディアではちょくちょく出てきます。
そのため、エクセルなどで管理までは不要ですが、内部リンクを設置する際には、ある程度は分散を意識しましょう。
もちろん、ホームページ制作時に設置した内部リンクなども、頭の片隅に入れる必要があり、ホームページ公開後に、内部リンクに絞ったチェックを推奨します。
ユーザーの利用
文言分散は、SEO目的になっていますが、ホームページの成果を追求した場合、最も大切になるのはユーザーの利用です。
昨今、ホームページ制作は、ユーザー目線でなければ絶対に成果が出ないとまで言われています。
それは、アンカーテキストでも同様で、ユーザーが利用しないリンクは、まったく役に立ちません。
そのため、上記でもご紹介していますが、文言を魅力的にしたり、リンクの位置などを意識して、本当にユーザーが利用するようにしなくてはなりません。
また、この対策は、SEO界隈では、検索順位向上においても重要と言われていて、ユーザーが利用するリンクであればあるほど、SEO効果が高まると言われています。
効果測定
最後にアンカーテキストを効果測定しましょう。
SEO効果を出すために、どれくらい分散されているかを、目視でチェックします。
当社では、この分散については、エクセルで管理をした方が良いとは思いますが、昨今のホームページは非常にページ数が多いです。
当社事例で言えば、ホームページ制作時に多いのは20から30ページです。
ただ、公開後に、サイト運営マニュアルをお渡し、あるいは口頭でお伝えしており、公開日からお客さま自身で、日々新規ページ作成を行っていただいています。
当社のホームページ制作で多い事例としては、最終的には300や400ページになるケースが多いです。
これらを、見やすくエクセルで管理するのは非常に手間です。
そのため、管理までは不要であると思いますが、頭の片隅に分散が大切と入れましょう。
さらに、ユーザーの利用率も効果測定してみましょう。
ホームページ制作時や、サイト運営時からしっかりと魅力的な文章を考えて、設置しているとします。
ただ、実は魅力的な文章かどうかは、ホームページ制作時や新規記事作成時では不明になっています。
では、どうすれば魅力的か分かるのかと言うと、効果分析ツールを利用することです。
効果分析ツールでは、主にマイクロソフトビングが提供するクラリティー(Clarity)を利用して、本当に利用されているリンクかをチェックします。
クラリティは、ヒートマップになり、該当ページを見た人が、次にどのページへと移動ができたかが確認できます。
グーグルアナリティクスでは、詳しく追いかけることができるかもしれませんが、初期設定ではできなくなっています。
そして、リンクがクリックされていなければ、以下の問題が予測されます。
- 文言が悪い
- 配置場所が悪い
- そもそもリンクが不要
しっかりと考えて作成したため、アンカーテキストが悪いと思えない場合は、配置場所や本当にそのリンクが必要かを検討しましょう。
このように利用率から最適化していくことで、御社のホームページは本当に高い成果を得れるのです。
実際に、過去のホームページ制作事例として、内部リンクを適切に設置しただけで、お問い合わせなどの成果数を増やした事例もあるほど、重要になってきます。
ただし、1ページを最適化するだけでは、成約数としては実感できず、ホームページ全体での最適化が必要になっています。
アンカーテキスト作成はSEOならリライトよりも初期設定
これまでのホームページ制作経験で言えばですが、このアンカーテキストは、リライトよりも初期設定すなわち、ページを作った最初の設定の方が重要と感じます。
と言うのも、当社はホームページ制作後にSEOを提供していて、もちろんSEOだけのお問い合わせなどもいただいております。
そして、あるSEO案件で、アンカーテキストの最適化を行っていただいたのですが、実はこれだけでは期待通りの検索順位にはなりませんでした。
ただ、それが一通り終わった後、内部リンクの設置を意識した新規ページ作成を実施いただいたのですが、狙い通りに各ページの検索順位が高まりました。
もちろん、当社は、SEO業者みたいに豊富な事例がなく、調査数不足であるとは思われます。
ただ、少ないながらも複数のホームページで試していて、恐らくリライト時の効果は非常に弱く感じます。
そのため、ホームページを制作後から、特にアンカーテキストを意識せず、サイト更新をされていた方が、当ページを見たとします。
そして行うべきは、リライトではなく、当ページで得た知識を新規ページ作成に活かすのが良いでしょう。
もちろん、既存のものを改善する必要がないという話ではなく、新規ページ作成を優先させたほうが効率が高いという話です。
ただし、成約率は別になっていて、成約率は訪問者の見た目になってくるため、改善すれば必ず高まります。
アンカーテキストを最適化したホームページへ
上記がアンカーテキストのルールです。
まとめると以下になり、当社はホームページ制作後に以下ポイントをクライアントに説明しています。
- 文言を分散
- ユーザーの利用を意識
- 不要なリンクは削除
- リライトよりも新規作成
上記4点を守ったアンカーテキスト最適化をホームページ全体で実行することで、本当に高い効果を出せます。
実際に、最後のリライトよりも新規作成は、結構重要だと思います。
当社ではホームページ制作後には、リンクについてのアドバイスをしていて、必ずアンカーテキストについて説明をしています。
そして、当社のアドバイス通りに、設置頂ける企業さまは、多くがSEOで成功をしています。
また、SEOだけのお問い合わせをいただいた際には、従来はリライトを中心に提案をしていました。
ただ、最近では、新規作成の方が効果が出るのが早く、新規作成を7としたら、リライトが3の割合で行いましょう。
適切なアンカーテキストは非常に効果的です。
当社がSEOについて調査をしていると、新規作成だけしか行っていませんが、新規作成時にアンカーテキストの最適化を意識することで、高いSEO効果を出した事例が多くあります。
そのため、しっかりとホームページ制作時から意識をすることで、高いSEO効果を出せるようになります。