- 2022.11.23
美容室のホームページ制作のポイントはヘアカタログ
当社は美容室のホームページ制作も行っております。
残念ながら、当社はぱっと見のウェブデザイン作成があまり得意な会社ではなく、それほど多く実績はないですが、弊社がホームページを制作して成果を出した事例があります。
そこで今回は、多くのホームページを制作した経験はありませんが、成果を出した事例があり、どのようにして成果を出したかをご紹介します。
美容室のホームページ制作はウェブデザイン性が大切
美容室からホームページを制作して欲しいと、まれにご相談を受けます。
ホームページ制作のご相談を受けたら、まずはヒアリングを目的としてご訪問をさせていただきますが、その際に言われるのがウェブデザイン性になっています。
当社は、お恥ずかしいですが、ぱっと見のウェブデザイン作成は得意な業者ではありません。
もちろん、ブログなどでもそれを打ち出してはいますが、やはり一般論としては、Webサイト制作会社だから当然ウェブデザインもしっかり作れると思われています。
当社が得意とする分野は、ユーザー目線でホームページを制作したり、SEOやソーシャルメディアの集客と、アクセス解析を使った成約率を高めるサイト改善です。
そのため、実際にアイミツ勝率としては、70%程度あるにはあるのですが、美容室だけに限定をすると、実は10%程度になっております。
もちろん、美容室のホームページ制作において、BtoB企業やその他の業種に比べてウェブデザイン性が必要になるのは十分に理解しています。
そして当社としても、望まれて当然であると理解をして、今後はぱっと見のウェブデザイン力も鍛えなくてはならない課題です。
ただ、ウェブデザイン性だけが良いホームページ制作では、実は全く成果を得れないものになっています。
と言うのも、例えば誰が見ても優れたウェブデザインであったとしても、集客ができなければ、まったくホームページが存在していることすら気が付いてもらえません。
さらには、確かに綺麗なウェブデザインだけれども、迷路のようなホームページであったり、情報がなんか胡散臭いと感じられてしまうと、来店は難しくなってきます。
そのため、美容室のホームページ制作においては、ウェブデザイン性とユーザー目線、さらには集客力が高いという3点が重要になってきます。
美容室はホームページを制作しても集客ルートがない
これまで美容室のホームページ制作で、お打ち合わせをしていて、感じるのが、ウェブデザイン性への意識の高さと集客への意識の低さです。
先述もしていますが、ウェブデザイン性が高いには越したことはありません。
ただ、集客について考えていないホームページを制作しても、効果が出ることはありません。
そのため、この集客についてしっかりと検討をして対策を行うことにより、期待以上の成果を得れるようになっています。
では、この集客について、どのようなルートがあるかをご紹介します。
実際に美容室のホームページを制作するためにお打ち合わせを行った中で、あり得る集客ルートは以下です。
- SEO
- ツイッターかインスタグラム、グーグルビジネスプロフィールのソーシャルメディア
- 求人サイトのリンク
- ターゲットが異なる別地域の美容室からのリンク
- 来店者への告知
一般的に当社がよく提案するあるいは美容室からお聞きするよくある集客ルートです。
実際に、新規顧客開拓に繋がるのは、SEOとソーシャルメディアの2点がメインになってくると思われます。
そして、この2つは実はホームページを制作したり、ソーシャルメディアを開設しただけでは効果を出せず、サイト運営や運用が必要になってきます。
美容室よく言われるのはサイト更新時間が取れない
SEOを行うにしても、ツイッターとインスタグラムを行うにしても、サイト運営者ソーシャルメディア運用が必要になってきます。
SEOもソーシャルメディアも投稿頻度と品質が非常に重要になってきます。
例えば、SEOであれば、美容室に関連する内容で、毎日できる限り多く、質の高い新規ページ作成が必要です。
ソーシャルメディアでは、確かにSEOに比べると文字数が少なくて良いですが、その分品質がSEOよりも重要になってきます。
この話をすると、品質を高める重要性は理解できるが、そこまでする時間がないと言われるケースが多くあります。
確かに、慣れていない方だと、当社経験で言えば、SEO目的で1記事作成は、5,6時間必要になっています。
ソーシャルメディアは、比較的早く投稿ができますが、始めた当初は、最初はフォロワー数を増やすために、ヒットする投稿を狙い、かなり大変な労力が必要です。
このように、どちらを行うにしても、それなりにサイト運営時間が必要になっていて、美容室が希望されるように、ほとんど運営せずに成果を出すのが難しくなっています。
弊社では、運営時間が取れない美容室において、何か良い手はないかと考え、効果的なコンテンツを模索していたところ、ヘアカタログが非常に効果を発揮できると気が付きました。
美容室のホームページ制作で集客に効果的なのがヘアカタログ
美容室のホームページ制作では、当社が鉄板的に提案するコンテンツがヘアカタログになっています。
実は、ヘアカタログは、サイト運営時間を取りづらい美容室であっても投稿が可能になっています。
では、なぜ時間がないウェブマスターでも、サイト更新ができるかを、掲載する写真とテキストに分けてご紹介したいと思います。
写真
ヘアカタログは、どういった髪型にできるかを紹介するものになっています。
このコンテンツを聞いたとき、ヘアモデルを利用して、そこ前で多くの写真を撮影した経験がないので、それほど多くの枚数がないと言われます。
確かに、ヘアモデルを利用して、実際にカットやカラーをして、それを掲載するのがベストでしょう。
ただ、それでは情報量が圧倒的に少ないと感じたら、当社では、購入した写真を利用しても構わないとご紹介をしています。
もちろん、購入した写真を利用して、自社でカットやカラーをしたと打ち出すなど、ユーザーを騙す行為は絶対に駄目です。
しかし、「掲載した写真は購入写真で当社カット実績ではありません。同じような髪型にはできますが購入写真を掲載しています」などの文言を付ければ、あっても問題はありません。
確かに見栄えとしては多少不細工です。
ただ、SEOは情報量を求めていて、最初のころは仕方がないと思っています。
ただし、最初からすべてが購入写真と言うコンテンツは絶対にいけません。
購入写真があり、他は自社がカットした実績と言うのであれば、この髪型できるのだから、この髪型もできるだろうとユーザーに思って貰わなくてはなりません。
また、購入写真は実績が付けば、少しずつ実際のモノへと差し替えていく必要がありますが、当初はこの対策で行けば、短時間で写真を用意することが可能です。
テキスト
ヘアカタログは写真だけではなく、テキストも掲載するようにしましょう。
このテキストは、一般的にSEOで言うと多くの文字数を書いたほうが有利にはなります。
しかし、お忙しい美容室に1記事あたり2,000文字を書いてくれと言っても、少し現実的ではないかもしれません。
そこで、その写真に対して、スタイルデータ、スタイリストのコメント、スタイリングアレンジポイント、おすすめタイプを記載いただくだけにしています。
もちろん、忙しいからと言って、すべてを他からコピーしてきたり、コメントやポイントを1行で書いてしまうというのはいけません。
実際に、そのヘアカタログを見たユーザーに、この髪型はどんな人にして欲しいか、似合うかを伝えるという気持ちで文章を作成していきましょう。
このユーザーに伝えるという気持ちを持つことは、文章で見ると非常に難しいですし、慣れていないとこれで良いかな?と思われるケースが多いです。
しかし、ユーザーに伝えるとお話した上で、クライアントへ記述していただくことによって、多くの方が、実践できていると感じます。
また、作成時間も写真のアップからテキスト入力までで、1時間で20以上は登録ができていて、時間がないウェブマスターには最適なコンテンツになっています。
ソーシャルメディアは画像を流用
制作したホームページのヘアカタログコンテンツは、例えば、当初は、毎日ネタが切れるまで、多くのヘアカタログをアップしていただきます。
そして、もう一つの集客ルートになるソーシャルメディアですが、基本はヘアカタログの写真を流用しても問題ありません。
ただし、それぞれのソーシャルメディアで写真と原稿が必要で、さらに原稿のコピー&ペーストは絶対にいけません。
それぞれの媒体ごとに、ユーザーを考えながら独自の文章を書いて投稿をしましょう。
そして、このソーシャルメディア運用は、ネタはヘアカタログにあり、さらには文章と言っても、100文字くらいになっていて、短時間で運用が可能です。
そのため、実際にほとんど時間がかからず、ソーシャルメディアが運用できるようになっています。
ただし、ソーシャルメディアにおいては、ユーザーの検索キーワードを意識したり、フォロワー数を増やす対策は必要です。
ただ、ここにも時間がかけれない場合は、自社のソーシャルメディア運用方針を定め、来店者にフォロワーにになってもらうことで、リピート率向上を狙えます。
ヘアカタログをベースにホームページを制作して集客に成功する美容室
実際に上記のようにヘアカタログをベースにした美容室のホームページを制作するとどれくらいSEO効果が出るかをご紹介します。
もし、非常に高いSEOやソーシャルメディア効果を期待されているようであれば、思ったほどではありません。
実際に、SEOで言うと、【美容室 大阪】で検索すると1,2位はホットペッパービューティー、3,4位は楽天ピュ―ティー、5位以降もポータルサイトが並んでいます。
そのため、【美容室 大阪】でもし上位表示対策を行うのであれば、上記対策だけでは不十分です。
ただ、ホットペッパーや楽天がカバーしきれていないキーワードは別です。
例えば【ショートヘア アッシュ 大阪 美容室】など、絞り込まれたキーワードでは、十分に上位表示を狙えます。
また、ソーシャルメディアで見ても、もし本気で顧客を獲得しに行くのであれば、ユーザーニーズ調査などを行う必要があります。
ただ、実際に、そのためにはそれなりに時間がかかってしまい、それであれば、効率良く手を動かすことの方が重要になっています。
少しニーズがぼけていたとしても、しっかりとユーザーを考えたサイト運営やソーシャルメディア運用を行うことで、成果を出すことが可能です。
そして、制作したホームページから成果を出せるようになり、さらに効果を求めたときに調査やSEOのための戦略と戦術を立てていきましょう。
美容室のホームページ制作でよく言われるQ&A
最後に美容室からホームページ制作のヒアリングでよくいただくご質問をご紹介します。
ホームページ制作費用っていくら?
当社の場合は、60万円以上となっております。
他のWebサイト制作会社もこれまでの経験で言えば、格安で30万円、一般的には50万円くらいが多くなっていると感じます。
御社に依頼したら100%成果が出る?
60万円を出してホームページ制作を依頼したら、100%成果が出るかと聞かれるケースがあります。
もちろん当社としては、100%成果を出したいと思って取り組みますが、実際問題としては、100%とはいきません。
ただ、成果が出る確率が高い対策法を提案し、さらにはもし御社が間違えたサイト運営やソーシャルメディア運用をしていたら、無料で改善法はお伝え可能です。
現在のホームページ制作で100%効果を出せると言い切れる業者はおらず、ご理解をお願いします。
美容室なのでウェブデザインを良くしたい
当社は、自社でも隠さずに、ぱっと見のウェブデザインはそれほど得意ではないとお伝えをしています。
そしてウェブデザイン以外の要素で、ご発注いただいたクライアントにウェブデザインの打ち合わせをすると、うちは美容室だからできる限り見栄えを良くしたいと言われます。
もちろん当社としても、真剣に考えて、少しでも見栄えが良い美容室のホームページを制作しようとしています。
ただ、どうしても不安だという場合は、お手数ですが、参考サイトをお教えください。
まるパクリは絶対にできませんが、良い点や悪い点なども一緒にお伝えいただくことで、少しでも理想に近いウェブデザインを作成いたします。