- 2021.10.12
ネットショップ作成前に検討すべき内容
ネットショップ作成は、公開すれば、勝手に売上が上がるものではありません。
ホームページ制作の基本になる集客と成約を最大化させる必要があり、これらを徹底して計画的に行えば高い成果を発揮できます。
ただし、行き当たりばったりにならないために、ホームページ制作作業前にクライアントが検討すべきポイントを紹介したいと思います。
ネットショップ作成前の検討内容
これからネットショップを作成される方が、検討すべき内容をご紹介します。
下記は、ネットショップ作成の企画と提案段階で検討し、適切なホームページを制作すれば、本当に高い成果を出せます。
決済法
ネットショップにおいては、決済方法はさまざまで、以下一例になっています。
- クレジットカード
- 代金引換え
- 着払い
- コンビニ払い
- 銀行振込
- 後払い
- キャリアとスマホ、ID決済
現在一般的にホームページで活用される方法は上記になり、特にクレジット決済は必ず実装しましょう。
と言うのも、ホームページ制作経験で言えば、ネットショップの場合、8割くらいのユーザーがクレカ払いを行います。
また、さらに、ホームページ制作経験の中には、クレジットのみ対応といったケースもあるほどです。
そのため、もちろん多ければ多いほど、多種多様なユーザーニーズに応えれますが、忙しくそこまで検討できない場合は、クレジットのみ対応でも良いと思います。
納品法
ホームページ制作前に、商品が売れた後のフローを検討しましょう。
もし納品法を検討せずに、ネットショップを作成すると、いざ商品が売れたときに、あわただしい対応になってしまい、発送ミスが発生する可能性があります。
ホームページ制作の成果を最大化させるには、単に集客と成約力を高めるだけではならず、ネットショップでは、発送までのスムーズさも利益率向上には非常に効果を発揮します。
そのため、面倒くさいですし、皮算用っぽくてなんとなく嫌だと思われるかもしれませんが、しっかりと計画を立てれば、費用対効果が高いネットショップ作成になります。
ホームページ制作と運営予算
ホームページ制作予算は、多くのクライアントが考えていますが、運営予算も含めて検討しましょう。
弊社では、できる限り運営予算がかからないホームページ制作を追求していますが、それでも0になるケースはありません。
例えば、ネットショップは、システムを利用し、セキュリティーレベルを保つには、バージョンアップが必要です。
さらには、安心で安全なホームページとするために、定期的なバックアップ取得も必須になります。
もちろん、そこまで高い予算ではなく、一例として当社では、ホームページ制作で150万円前後、運営で年間10万円前後が必要になります。
運用に予算が必要であると予め理解できれば、本当に必要なタイミングで効果的で適切な施策が行えるようになります。
集客と成約
ネットショップは単に作成するだけでは、効果を生まず、集客と成約対策が必須になり、具体的な対策法は、そのホームページを制作した業者に確認すると手っ取り早いです。
単に方針を確認して満足するのではなく、現在のホームページの集客と成約は、運営が必須になり、運営計画やスケジュールも立てて実行しましょう。
もちろん、対策法を間違えていたら、まったく効果を出せませんが、正しい場合でも、継続が重要であると理解しましょう。
一般的に、これまでのホームページ制作経験で言えば、1ヶ月も作業を継続していれば、それなりに効果を高められます。
マイページとポイント
少しテクニック的な話ですが、ネットショップにおいては、マイページやポイント付与なども重要です。
例えば、マイページにどんな機能があれば便利かを考えたり、競合他社サイトを確認して、どんな仕組みを構築しているかをチェックしましょう。
競合他社を確認する際には、完全に真似をしてはならず、本当に重要だと考える要素だけを御社サイトに取り入れます。
また、ポイントでは、単に顧客離れを防ぐ効果の他に、新規会員登録の獲得が可能です。
例えば、御社の見込み顧客が訪問したときに、「今なら会員登録で500ポイント進呈」などのキャンペーンを打ち出せば、会員登録は行って貰えます。
もちろん、それらのユーザーに対してアプローチは必要ですが、会員登録をして貰えば、売上向上のスタートラインになります。
売上と在庫管理
最後に、売上と在庫管理を行います。
売上は、ウェルカートやECキューブなどの既製品は標準装備され、考える必要はなく、フルスクラッチシステム開発の場合は、管理ができるようにしましょう。
実際に、会社により売上管理の方法が異なりますので、ホームページを制作する前にどういう管理方法を行うかを打ち合わせ、適切なアウトプットを行いましょう。
そして在庫管理についても同様で、既製品の吐き出すもので良いのか、カスタマイズが必要なのかを検討したら、効率化が可能です。
また、在庫追加などの作業も、手打ちでできる場合と、手打ちだとミスが多発する可能性もあり、これらも含めて検討すれば、本当に費用対効果を高められます。
ホームページ制作後にネットショップをチューニング
ネットショップを作成する前には、しっかりとした検討が必須です。
集客と成約、さらに費用対効果を高めるには何が必要かを明確にしたうえで、ホームページを制作すれば、期待以上の効果を発揮できます。
もちろん、ネットショップ作成時で完璧にできるケースは非常に稀で、運営の中で調整が必須であると思います。
そのため、しっかりとこれらの調整予算も見ていけば、期待以上の効果を発揮するホームページ制作となります。