セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2023.09.08

不動産売買会社で成果が出たホームページ制作法

不動産売買業界におけるホームページ制作は、単なる情報公開以上の深い戦略が必要です。物件紹介は基本として、ユーザーが直感的に活用できる機能の提供が成果を生むカギとなります。

マイページ機能は、ユーザーが気になる物件を一時保存し、購入をより真剣に検討する手助けとなります。加えて、低価格で質の高いホームページを制作することは、コストパフォーマンスの観点からも極めて重要です。

当社の制作実績を通して、これらの取り組みがいかに不動産売買会社のホームページで成果を生むのか、具体的なポイントとともに詳細をお伝えします。ユーザー目線でのSEO対策も組み込んで、効果的なホームページ制作の秘訣を明らかにいたします。

不動産売買会社のホームページ制作

不動産売買業界は競争が激しく、その中でホームページの役割は非常に大きなものとなっています。今回私たちが手がけたのは、成果を上げつつも制作予算に悩む不動産売買会社のホームページでした。

ホームページの成功が実感され始め、さらなる発展のために、不動産売買部門のホームページ制作の依頼を受けました。当初の制作予算は、企業の成果が本格化する前であり、非常に限られていました。通常、詳細な予算が設定されていない状態での提案は、多くの要望を叶えるためには高額な予算が見込まれます。実際、彼らの要望を全て満たすと、制作費は500万円から1,000万円となる見積もりが出ました。

しかし、大規模なホームページ制作の要望は、私たちにとっても非常にやりがいのある挑戦でした。高い企画・設計力を発揮し、クライアントの要望と予算のバランスを取りながら、最適なホームページを制作するための方法を探求しました。

具体的にどのようなホームページを制作するか、クライアントの要望や、その背後にある目的・課題を深く理解することから始めました。そして、ユーザー目線でのSEO対策を強化し、制作予算内で最大の効果を生むホームページの形に落とし込む作業を進めました。

不動産売買会社からの要望

SEO効果を出し集客は検索エンジンのみ

不動産売買業界でのホームページ制作の際、お客様からの要望は明確でした。彼らは、ホームページの公開当初、集客の手段としてSEOに絞り込むことを希望されました。具体的には、リスティング広告やYouTube広告などの他のオンライン広告方法は、利益が出始めてから検討するとのことで、初期の段階ではこれらを避け、SEOだけを重視して欲しいとのことでした。

さらに、将来的にウェブマスターを雇用する可能性も考慮しており、その場合にはソーシャルメディア活用も検討の範疇に入るそうです。しかし、最初は予算や工数を考慮し、SEOのみに集中してホームページの集客効果を高めたいとの希望が伺えました。

このように、お客様の要望は「初期段階でのSEO重視」であり、それに伴い私たちのホームページ制作のアプローチも、SEOを中心に考慮する必要がありました。

ブログコンテンツは作りたくない

不動産売買業界でのホームページ制作の中で、クライアントから特定の要望が出されました。それは、ブログや記事のようなコンテンツを新たに作成することなく、ホームページ制作を進めることでした。理由として、既に運営している別のサイトでコンテンツ作成に手間取っており、この不動産売買のサイト上でのブログコンテンツ追加は避けたいとのことでした。

このような背景を持つクライアントの要望を受け、私たちのホームページ制作アプローチもそのニーズに合わせて変更する必要が生じました。

マイページで訪問者を囲い込みたい

不動産売買は一大決断を伴う行為で、訪問者はすぐに決断を下すことは難しいものです。その中で、我々のホームページ制作の際に、不動産売買会社から特別な要望が寄せられました。それは、訪問者をサイト内で長く留め、継続的にサービスや情報提供をするための「マイページ」の設置でした。

このマイページには、購入から売却までのさまざまな過程をサポートするコンテンツを盛り込む予定です。しかしこのコンテンツは、サイトへの会員登録を経て初めて利用可能となるものとされていました。会員限定の提供を通じて、ユーザーの囲い込みを図るというのが、クライアントからの主な要望となっていました。

定期的にメルマガを配信したい

不動産の取引は、通常、高額であり、顧客の決定を下すまでの期間が長いものです。この長い期間における顧客との関係を維持・強化するために、私たちのホームページ制作を依頼してきた不動産売買会社から、特定の要望が寄せられました。それは、ホームページを通じて会員登録をしたユーザーへ、定期的にメールマガジンを配信する機能の実装でした。

このメールマガジン配信は、ユーザーが一度サイトを訪問した後も、最新情報や魅力的な物件情報を継続して提供することで、再来訪を促す役割を果たします。これにより、ユーザーの関心を長く保持し、最終的な取引に繋げる可能性を高めることを狙っています。

不動産売買会社のホームページで行った対策

SEO

不動産売買は高額取引が一般的で、顧客の判断を促すためには、ホームページの情報提供が不可欠です。今回の制作では、SEO対策の一環として情報量を増やす方針を採用しました。クライアントからの要望で、ブログの更新は行わないこととされましたが、ユーザーからのフィードバックを情報源として取り入れることに決定しました。

具体的な取り組みとして、物件購入ページにコメント機能を設け、ユーザーからの声を直接収集する仕組みを導入しました。しかし、ユーザーからのコメントをそのまま掲載するわけにはいかないため、内容の適切性を確認するための承認制を採用しました。また、ユーザーがコメントを投稿するメリットとして、ポイント付与の仕組みを実装しました。このポイントは、後にさまざまな商品やサービスと交換することができるようにしました。

初めはユーザーの参加は乏しく、コメントの数は0に近かったものの、時間を経るにつれてコメント数は徐々に増加。最初のコメントが掲載された後、その他のユーザーも参加しやすくなったことが分かりました。公開当初の苦労を乗り越え、現在では月に10件以上のコメントを獲得することができるようになりました。これにより、ホームページの情報量が増加し、SEOの面でも大きな効果を期待することができると考えています。

マイページの作成法

不動産売買のホームページ制作では、ユーザーエクスペリエンスを最前線に持ってきています。その中でも、「マイページ」の機能は、訪問者の関心と信頼を高める要素として非常に重要です。

制作したマイページでは、ユーザーが自身の会員情報を手軽に変更・削除できるように設計しました。加えて、自動で更新される物件情報や売却価格の概要も掲載。これにより、訪問者はいつでも最新の情報を取得できるようになっています。

さらに、マイページにはポイント制を導入。このポイントを活用して、さまざまな商品の購入も可能です。ユーザーエンゲージメントを高めるため、毎日の訪問でも新鮮な情報を提供するよう、おすすめの物件をプログラムで自動的に切り替える仕組みを取り入れました。

不動産の購入に関しては、すべての情報を公開するわけにはいきません。しかし、具体的な内容を特定できない範囲での告知は可能です。そこで、一部非公開の物件情報もデータベースから自動的に表示するようにしました。この非公開物件の情報は、不動産会社側で随時更新が必要となるため、販売終了時には速やかに削除する仕組みも設けています。

このようなマイページの制作により、ホームページは単なる情報提供の場から、ユーザーとのコミュニケーションの場へと進化しました。

メルマガの配信法

不動産売買のホームページ制作において、ただ情報を発信するだけでなく、顧客との継続的な関係を築くための手段が求められています。この中で、メルマガの配信は、訪問者との継続的なコミュニケーションを保つ最も効果的な手段の一つと言えるでしょう。

制作したホームページでの会員登録をしてくれたユーザーに対して、定期的な情報提供を行っています。当然、新しい物件情報やお得な情報は配信する内容に含まれます。しかし、重要なのは、単なる情報の伝達以上の付加価値を持たせることです。再訪してもらうための戦略的な配信が求められます。

たとえば、あるユーザーが物件購入を検討してホームページを訪れたとき、会員登録を行ったとしても、さまざまな理由で再訪が難しいケースも考えられます。忙しい日常の中で、ホームページの存在を忘れてしまうことは十分に想像できます。

そこでメルマガの力を活用します。会員登録をしてくれたユーザーに対して、定期的な情報やニュース、そして役立つコンテンツを提供することで、ユーザーの関心を維持し、ホームページへの再訪を促進します。

このようなアプローチにより、ホームページ制作の成功は単なる「情報の発信」から、「ユーザーとの継続的な関係の構築」へとシフトしています。メルマガの戦略的な活用は、その中心的な役割を果たす要素となっています。

不動産売買会社のホームページの方向性

不動産売買会社としてホームページを制作する際の最大の目的は、ユーザーへの情報提供とともに、その結果としての売上向上です。しかし、すべてのホームページ制作が期待通りの結果をもたらすわけではありません。私たちが制作したホームページも、正直なところ、初めは期待ほどの成果は上がりませんでした。

とはいえ、ゼロというわけではありません。意外なところで、賃貸サイトの方が成果を上げており、これが売買サイトへの資金とリソースを供給する形となりました。この経験から、一つの戦略的な方向性を見出しました。

その方向性とは、「ブログの制作・運営」です。

ホームページの内容をリッチにし、SEO対策を強化するためのブログは、今や多くの企業にとって必須のツールとなっています。幸運なことに、専任のウェブマスターを雇用することができたため、代表者自身が日々の運営に追われることなく、戦略的なブログコンテンツ制作に専念することができるようになりました。

この新たな取り組みにより、SEOの効果を最大限に引き出し、売上を前年比100%向上させることが目標です。具体的には、毎日の新規記事制作を通じて、検索エンジンでの評価を上げ、訪問者数を増やすことを目指します。このように、制作したホームページが初めは期待通りでなかったとしても、その後の方向性をしっかりと考え、戦略的に進むことで、より大きな成果を生み出すことができると信じています。

まとめ

不動産売買会社のホームページ制作に関する当社の事例を取り上げました。当初、SEOを中心にしたアプローチを取っていましたが、スタッフブログの欠如や被リンク本数の少なさから、予想外の結果に終わってしまいました。

しかし、その後の取り組みにより、状況は一変。スタッフブログの制作を開始し、それによってホームページは大きなSEO効果を享受するようになりました。ブログの力でユーザーとのつながりを深めることができ、信頼性や情報提供の面で大きなアドバンテージを得ることができました。

当社は、不動産売買会社のホームページ制作において多くの成功事例を持っています。それぞれの会社の特色やニーズに合わせた最適な制作を目指し、最高の結果を出すためのサポートを行っています。

興味を持たれた方、ホームページ制作に関する悩みや要望がある方、ぜひ一度当社までお問い合わせください。ユーザーの視点での最適な提案をさせていただきます。