- 2022.10.30
サイテーションとは?ホームページのSEO効果が微増するかも
SEOについて調べられている方であれば、一度は耳にしたことがあるかもしれないサイテーション。
サイテーションとは、被リンクがない状態で、御社に関する話が出てきたときに少しだけSEO効果を与えるという内容になっています。
しかし、その効果はどれくらいあるかは不明であり、弊社はSEOに強いホームページ制作を提供しているため、内容整理を行ってみたのでご紹介をします。
サイテーションとは
サイテーションとは、日本語で言う言及や引用になっています。
例えば、御社が制作したホームぺージ内に、御社独自の単語を利用していたとしたときに、検索エンジンは、御社=単語と認識します。
そして、その単語が他の制作されたホームページで利用されると、被リンクがなかったとしても、SEOで成果を出せるという内容になっています。
ただ、ここで問題点がいくつかあります。
御社独自の固有の単語と言うのは、すべてのホームページで存在しているでしょうか。
もちろん、メーカーなどで商品がある場合では、商品名など、御社独自の単語を利用して、ホームページを制作すると思います。
しかし、例えば、当社のようにサービス業で、自社サービスを提供していないような会社や業界によっては、なかなか独自の単語を表示させるのは難しいでしょう。
そこで出てくるのが会社名と住所、電話番号です。
会社名と住所は、状況によっては、他社とかぶるケースはあるかもしれません。
しかし、電話番号は別になるケースがほとんどでしょう。
もし電話番号だけが固有であれば、電話番号が打ち出されることによって、検索エンジンに紐づけられ、SEO効果が微増するかもしれません。
ただし、効果がどれくらいあるかは不明で、実際にSEO業者も、サイテーションは被リンクがないと意味がないと発言している業者もあります。
ただ、当社は、サービス名や住所、電話番号は、何かしらの効果があると信じてはいます。
ただ、その効力は非常に弱く、自演をしたところで意味がなく、さらには100や200くらいサイテーションを獲得しても検索順位が変わらないと判断しています。
ホームページの検索順位を上げるサイテーション
では、あくまで当社が考えるサイテーションについてご紹介をいたします。
実際に、以下はホームページ制作後にクライアントへ提案している内容ではありますが、狙って増やすのではなく、リアルで活動を頑張った結果増えるのがベストです。
国が運営するホームページ
go.jpなど国しか取れないドメインで制作されたホームページから、サイテーションされることで、効果が出ると思っています。
これは狙ってと言うよりも、例えば自分でできる被リンクサイトを見ていただき、そこに登録をする作業が必要です。
また、自分でできる被リンクサイトは、基本的には、被リンクもついているため、純粋なサイテーションにはなりません。
どれくらい効果があるかは、本当に言いずらいですが、高い成果出す場合もあれば、効果がない場合もあるように感じます。
この基準については、明確に分からないですが、効果があるホームページの特徴としては以下です。
- 立ち上げて間もない
- 被リンク対策を過去にしていない
上記に当てはまれば100%効果が出るものではなく、当社の感覚的に上記のどちらかを満たしていると、出せるように思われます。
他サイトに掲載
他サイトにリンクがなく、社名や住所、電話番号など固有情報が掲載されたときに、サイテーションが獲得できます。
ただ、実際には、相当数を集めなければ、期待通りの成果は得れないと思います。
当社ホームページ制作実績で、社員十数名が、それぞれでブログを運営していた企業があり、被リンクはスパムになるため、サイテーションを中心に狙ってみました。
大体半年くらいその作業を行っていたのですが、一切検索順位が上がらず、別の対策に変更した経験があります。
このように、本当に微々たるものであると思われ、かなりの数を獲得しなくては効果がないと推測されます。
そのため、基本的には自演の対策と言うのは現実的ではなく、自然に集めるために、リアルでしっかりとした活動が必要に感じます。
ソーシャルメディア
ツイッターやフェイスブック、インスタグラム、ライン、グーグルビジネスプロフィール、リンクトインが、当社ホームページ制作で、よく利用されるソーシャルメディアです。
実は当社の中では、もっともサイテーション効果が出やすいのがソーシャルメディアではないかと考えています。
ソーシャルメディアからの被リンクはnofollowと考えて良いでしょう。
インスタグラムはそもそもリンクを貼れませんし、リンクトインはdofollowであるため、正確には違いますが、リンク効果としては、ほぼないと認識して良いと思います。
そして、あるSEO業者の方が、ソーシャルメディアはnofollowだけれども、サイテーションが狙えると発言をしていました。
日本で言えば、ブログを運営している方は年々減っていて、ソーシャルメディアユーザーが増えています。
そのため、日本では、被リンクが非常に集まりづらい傾向が見られ、そういった状態で検索エンジンは、ソーシャルメディアからの被リンクは無視していないという考えになります。
当社もその通りだと考えていて、ソーシャルメディアからの被リンクは、無効化されるけれども、効果があると認識しています。
ただし、ホームページ制作実績の企業で、SEOはまったく駄目だけど、ソーシャルメディアからの集客に強い事例もあるため、そこまで高いSEOを期待するのは辞めましょう。
サイテーションは大きな効果は生み出さない
上記が当社が考えるサイテーションを得るための対策であり、ホームページ制作後にクライアントへ提案している内容です。
ただし、前提として、リンクよりも効果が低いと考える必要があります。
そのため、自演で、制作したホームページの外部に無料ブログなどを活用したり、ソーシャルメディアを利用するのも、あまり意味がないものになっています。
それよりも、自然に集まる方法を検討しましょう。
例えば、ソーシャルメディアで拡散する方法であれば、良質なウェブページを作成して、自社でもソーシャルメディアアカウントを開設します。
さらには、他社ブログから獲得するためには、リアルや広報活動に力を入れるのがもっとも近道になる対策です。
サイテーションを狙うには、その他の対策こそが大切になってきます。
そのため、ターゲットを明確にして、例えば、他社ブログで紹介されるにはどうすれば良いかを考え、そして適切な対応を行うことで、多くを獲得可能です。
ただ、他社ブログで、例えば、御社社名や電話番号などが紹介されていれば、そのブログを運営しているウェブマスターにリンクを貼ってもらえないかを連絡するのが良いでしょう。
やはりサイテーションより、被リンクの方がSEO効果が高いため、しっかりと連絡を入れることで、御社のホームページの検索順位が上がる可能性が高まります。
ホームページ制作時から頭の片隅にサイテーションを
サイテーションは、直接的な対策はほとんど意味がなく、関連性すなわち、異なる対策を行うことで、獲得が可能になっています。
そのため、獲得のための対策を実施しても、すぐに効果が発揮できるものではありません。
弊社では、ホームページ制作時に、サイテーションをご紹介させていただき、獲得のための具体的な施策をご提案いたします。
そして獲得ができれば、獲得場所が、もしブログやホームページであれば、被リンクのお願いメールをしていただくようにしています。
当社は、SEO業者ではなく、Webサイト制作会社になっていて、豊富に対策法があるわけではなく、SEOにプラスの要素を獲得すれば、少しでも高い効果を出したいと考えています。
このように切り替えが大切になっていると思われ、しっかりと対策を立てて作業を行えば、必ず成果を出せると思います。
これからサイテーション獲得を狙われる方は、ぜひ一度、どのようにして獲得するのかを考え、そのためにはどういった作業が必要かを検討しましょう。
そうすることで、即効性はありませんが、しかし確実な獲得ができると思います。
ただし、その効果は思ったよりも低いものになっていて、大企業ほどとは言いませんが、定期的に獲得できる仕組み作りが重要になっています。