ホームページの原稿

公開日:2026.11.02最終更新日:2026.11.02

ホームページの会社概要の原稿に何を書く?AIと比較で選ばれる掲載内容

会社概要ページで選ばれる会社に

中小企業のホームページでは、会社概要ページに社名や所在地などを載せるだけになっていることがよくあります。しかし今は、AIがホームページから会社の情報を集めて回答に使い、ユーザーも複数の会社を見比べて依頼先を選んでいます。

この記事では、ホームページの会社概要ページに載せる内容と原稿を書くときのポイントを解説し、当社が提案している会社概要ページの作り方も紹介します。

ホームページの会社概要ページは社名や所在地だけでは足りない理由

会社概要ページに社名や所在地、設立年などの基本情報だけを載せているホームページは少なくありません。ただ、基本情報だけでは会社のことが十分に伝わらず、AIにもユーザーにも選ばれにくくなります。

AIがホームページから会社の情報を集めて回答に使う

ChatGPTやGemini、Googleの検索結果に表示されるAIによる概要など、AIに質問して会社やサービスを探す人が増えています。AIは回答をつくるときに、ホームページに書かれている情報を集めて参考にします。会社概要ページに社名や所在地しか載っていなければ、AIは会社概要ページからその会社が何をしているのか、どのような強みがあるのかを読み取れません。

たとえば「大阪で小ロットの金属加工に対応している会社は?」と質問されたとき、事業内容や対応できる加工、実績が会社概要ページにまとまっていれば、AIはその会社の情報を読み取りやすくなります。ほかのページに書いている情報をAIが拾うこともありますが、会社の全体像を1ページで伝えられる会社概要ページは、AIに会社を知ってもらうための大事なページです。

AIは足りない情報を推測で補うこともあるので、間違った内容で紹介されないように、会社概要ページに正しい情報をまとめて載せておくことが大切です。

ユーザーが他社と比較するときに自社をアピールできる

仕事の依頼先や取引先を探すユーザーは、1社だけを見て決めることはほとんどありません。複数の会社のホームページを見比べて、どの会社なら安心して任せられるかを判断します。そのときに会社概要ページが社名や所在地、資本金だけだと、どの会社も同じように見えて違いが分かりません。

会社概要ページに事業内容や強み、沿革、主要取引先などを載せておけば、何年続いている会社なのか、どのような企業と取引しているのかがユーザーに伝わります。設立から長く続いていることや大手企業との取引実績は、それだけで信頼につながる情報です。

サービスのページで強みを伝えていても、会社概要ページで会社の確かさを確かめてから問い合わせるユーザーは少なくありません。比較されたときに自社をアピールできるかどうかは、会社概要ページの内容で変わります。

ホームページの会社概要ページに載せる内容

会社概要ページには、社名や所在地などの基本情報に加えて、会社のことがよく分かる情報を載せます。ここでは、会社概要ページに載せたい内容をそれぞれ紹介します。

社名や所在地などの基本情報

基本情報は、社名、所在地、電話番号、設立年月日、資本金、代表者名、従業員数など、会社の土台となる情報です。ユーザーが会社の規模を知りたいときや、実在する会社かを確かめたいときに必ず見る部分なので、抜けがないように載せておきます。

基本情報は表にまとめると一目で分かり、AIにも読み取りやすくなります。本社のほかに支店や工場、営業所がある場合は、それぞれの所在地と電話番号も載せておくと、ユーザーがどこに問い合わせればよいか迷いません。営業時間や定休日がある会社は、あわせて載せておくと親切です。

事業内容と会社の強み

事業内容は、何をしている会社なのかを伝える大切な情報です。基本情報の表に金属加工や建設業と一言書くだけでは、どのような仕事にどこまで対応しているのかがユーザーには分かりません。主な事業や扱っている製品・サービス、対応しているエリア、得意な分野などを文章で説明しておくと、会社の仕事の内容がはっきり伝わります。

会社の強みは、他社と比べたときに選ばれる理由になる情報です。小ロットから対応できる、設計から製造まで自社で一貫して行っている、短納期に対応できるなど、自社ならではの点を具体的に書きます。事業内容と強みがセットで載っていれば、ユーザーは自分の依頼に合う会社かどうかを判断しやすくなります。

代表挨拶や企業理念

代表挨拶や企業理念は、会社の考え方や仕事への姿勢を伝える情報です。中小企業では代表者の考えがそのまま会社の方針になっていることが多く、ユーザーはどのような人が経営している会社なのかを見て、安心して任せられるかを判断します。

代表挨拶では、創業のきっかけや仕事で大切にしていること、お客様に約束していることなどを代表者自身の言葉で書きます。時候のあいさつのような形式的な文章だけでは、会社の考え方は伝わりません。企業理念を掲げている会社は、代表挨拶とあわせて載せておくと、会社が目指していることがより分かりやすくなります。

沿革

沿革は、設立から現在までの会社の歩みを年表のようにまとめた情報です。設立や法人化、本社の移転、新しい事業の開始、設備の導入、受賞歴など、会社にとって大きな出来事を年月とあわせて載せます。

沿革を見れば、何年続いている会社なのか、どのように成長してきたのかがユーザーに伝わります。長く続いている会社であれば、その年数自体が信頼につながります。設立から年数が浅い会社でも、事業を始めた経緯やこれまでの取り組みを載せておけば、会社の歩みとして十分に伝わります。

主要取引先や保有資格

主要取引先は、どのような企業と取引しているかを示す情報です。名の知れた企業や官公庁との取引実績があれば、ユーザーにとって会社を信頼する大きな材料になります。取引先の社名を載せるときは、事前に取引先から掲載の許可を取っておきます。

保有資格は、建設業許可や古物商許可などの許認可、ISOやプライバシーマークなどの認証、社員が持っている国家資格などです。業種によっては、許認可を持っていることが依頼の条件になる場合もあります。許可番号や認証の番号まで載せておくと、ユーザーが確認しやすくなります。

アクセスマップ

アクセスマップは、会社の場所を地図で示す情報です。来社や来店があるお客様にとって欠かせないだけでなく、所在地を確かめたいユーザーにとっても、地図があれば会社の場所がすぐに分かります。

Googleマップを埋め込むほか、最寄り駅からの道順や駐車場の有無などを載せておくと、初めて訪れる人でも迷わずに来られます。所在地の文字情報だけで終わらせず、地図とあわせて載せておくことで、会社概要ページの情報として完成します。

会社概要の原稿を書くときのポイント

会社概要ページの原稿は、載せる内容をそろえるだけでなく、書き方によって伝わり方が大きく変わります。ここでは、会社概要の原稿を書くときに意識したいポイントを紹介します。

サービスの詳細ではなく会社の紹介として書く

会社概要ページは、会社そのものを紹介するページです。事業内容や強みを書いていくと、サービスの料金や依頼の流れ、製品の仕様まで書きたくなりますが、それらはサービスページで伝える内容です。同じ内容が複数のページに書かれていると、ユーザーはどのページを見ればよいか迷い、それぞれのページの役割もあいまいになります。

会社概要ページでは、主な事業と強みを会社の紹介として簡潔に書き、詳しい内容はサービスページへのリンクで案内します。たとえば金属加工の会社であれば、対応できる加工の種類や得意な分野は会社概要ページに書き、加工ごとの対応サイズや料金はサービスページに任せる、といった書き分けです。

会社概要ページだけで会社の魅力が伝わるように書く

ユーザーは、検索結果やAIの回答から会社概要ページに直接来ることがあります。ほかのページを見ずに、会社概要ページだけで会社を判断するユーザーも少なくありません。基本情報だけで終わらせず、事業内容や強み、代表挨拶、沿革などを通して、どのような会社なのかが1ページで分かるように書きます。

サービスの詳細まで書く必要はありませんが、会社がどのような仕事を、どのような考えで行っているのかは会社概要ページの中で伝わるようにします。ほかのページを見ないと会社の魅力が分からない状態では、比較の段階で候補から外されてしまうこともあります。

設立年や実績などは具体的な数字で書く

豊富な実績や長年の経験といった言葉では、どの程度の実績や経験なのかがユーザーには伝わりません。設立年、創業からの年数、従業員数、取引社数、年間の対応件数など、数字で示せる情報は具体的な数字で書きます。

たとえば長年の経験と書くより、創業から50年と書いたほうが会社の歴史がはっきり伝わります。数字は他社と比べるときの分かりやすい材料になり、AIにとっても事実として読み取りやすい情報です。数字は時間がたつと変わるので、従業員数や実績の件数は古いままにならないように気をつけます。

社名や所在地の表記をほかの媒体とそろえる

社名や所在地、電話番号の表記は、サイト内のほかのページやGoogleビジネスプロフィール、SNS、ポータルサイトなどとそろえておきます。株式会社を(株)と略すかどうか、番地をハイフンで書くか丁目で書くか、ビル名を入れるかどうかなど、小さな違いでも表記がばらばらだと、ユーザーが同じ会社なのか迷うことがあります。

AIや検索エンジンが複数の媒体の情報を同じ会社のものとして結びつけるうえでも、表記はそろっていたほうが安心です。会社概要ページの表記を基準にして、ほかの媒体の表記もそれに合わせておくと管理しやすくなります。

当社がホームページ制作で提案している会社概要ページの作り方

当社では、会社概要ページを作るときに、載せる内容をお客様と一緒に決めながら次のような提案をしています。

ヒアリングで会社の情報を整理する

会社概要ページの原稿は、お客様に資料を用意してもらうだけでは、会社の魅力まで書ききれないことがあります。当社では、ヒアリングで事業内容や強み、創業からの歩み、取引先、保有資格などをお聞きし、会社概要ページに載せる情報を整理しています。

お客様自身が当たり前だと思っていることが、他社と比べると強みになることは少なくありません。話を聞く中で見つかった情報も会社概要ページに載せる内容として整理し、会社概要ページだけで会社の魅力が伝わる状態を目指します。

代表者の写真はメリットを伝えてから掲載を判断してもらう

代表挨拶に代表者の写真を載せると、どのような人が経営している会社なのかがユーザーに伝わり、安心感につながります。顔が見えることで会社の印象が具体的になり、他社と比較されたときに覚えてもらいやすくなります。一方で、顔写真をホームページに載せることに抵抗がある代表者もいます。

当社では、代表者の写真を載せるメリットをお伝えしたうえで、掲載するかどうかはお客様に判断していただいています。

中小企業は沿革に実績を載せることを検討する

中小企業の沿革は、設立や法人化、移転など大きな出来事が少なく、数行で終わってしまうことがあります。沿革が短いと、会社が長く続いていても、どのように歩んできたのかがユーザーには伝わりません。

当社では、中小企業の沿革に、主な取引の開始や大きな案件の受注、設備の導入などの実績を載せることを検討していただいています。実績が年表に並ぶことで、会社がどのように仕事の幅を広げてきたのかが伝わり、比較されたときのアピールにつながります。

アクセスマップは初めて見た人でも分かるかを判断する

アクセスマップは、Googleマップを埋め込むだけで十分な会社もあれば、道順や目印を載せたほうがよい会社もあります。入口が分かりにくい建物やビルの中にある会社、最寄り駅から離れている会社は、地図だけでは初めて訪れる人が迷うことがあります。

当社では、初めて見た人でも会社の場所やたどり着き方が分かるかを判断し、必要に応じて最寄り駅からの道順や駐車場の案内などを加えるよう提案しています。

まとめ

ホームページの会社概要ページは、社名や所在地を載せるだけのページではなく、AIとユーザーの両方に会社を知ってもらうためのページです。事業内容や強み、沿革などを載せて、会社概要ページだけで会社の魅力が伝わるようにしておくことが、他社と比較されたときに選ばれることにつながります。

当社では、ホームページ制作のヒアリングで御社の情報を整理し、会社概要ページを含めて、御社の魅力が伝わるホームページをご提案しています。新しくホームページを制作したい、今のホームページでは会社のことが伝わっていないと感じているといったお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

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