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公開日:2026.10.08最終更新日:2026.10.08

Webデザインの修正はどう伝える?制作会社に伝わる指示の出し方

Webデザインの修正指示はどう伝える?

Webデザインの修正指示を出したのに、思っていたものと違うデザインが提出された経験はないでしょうか。修正指示があいまいなままだと、制作会社とのやり取りが何度も続き、公開が遅れたり追加費用がかかったりすることがあります。

この記事では、Webデザインの修正指示を制作会社に出すタイミングと、出す前に社内で決めておくことを解説します。あわせて、制作会社に伝わる修正指示の出し方や、制作会社から相談がある修正指示についても紹介します。ホームページ制作を依頼していて、これからデザインの確認を控えている方は参考にしてください。

Webデザインの修正指示を制作会社に出すタイミング

Webデザインの修正指示を制作会社に出すタイミング

Webデザインの修正指示は、制作の段階によって出すべき内容が変わります。段階に合った修正指示を出せば、やり直しが少なくなり、スケジュールどおりにホームページ制作を進められます。

ワイヤーフレームの段階で構成を確認する

ワイヤーフレームは、ページに何をどの順番で載せるかを示した設計図です。色や写真はまだ入っていないので、この段階では見た目ではなく構成について修正指示を出します。載せたい情報が抜けていないか、ユーザーが知りたい情報がページの上のほうにあるか、問い合わせへの導線が分かりやすいかを確認しましょう。

構成をデザインカンプの段階で変えると、デザインを作り直すことになり、手間も時間も大きくかかります。ページの追加や掲載する順番の入れ替えは、ワイヤーフレームの段階で済ませておくのが理想です。一方で、色や雰囲気はワイヤーフレームでは判断できないので、この段階で気にする必要はありません。

デザインカンプの段階で見た目を確認する

デザインカンプは、色や写真、文字の大きさまで入った完成見本です。この段階では、色の雰囲気、写真の選び方、文字の読みやすさなど、見た目についての修正指示を出します。会社の印象と合っているか、ターゲットにとって見やすいかを基準に確認しましょう。

見た目の修正指示は、デザインカンプの段階で出し切っておくことが大切です。コーディングが終わってから色や配置を変えると、デザインとコーディングの両方をやり直すことになり、修正にかかる時間が大きく増えます。気になる点はこの段階で遠慮せずに伝えましょう。

テストサイトの段階で動きや表示を確認する

テストサイトは、公開前のホームページを実際のブラウザで確認できる環境です。ボタンを押したときの動き、メニューの開き方、スマートフォンでの表示など、動きや表示についての修正指示はこの段階で出します。パソコンとスマートフォンの両方で、リンクが正しく動くか、表示が崩れていないかを確認しましょう。

テストサイトの段階で構成や見た目を大きく変えると、コーディングのやり直しが必要になり、公開が遅れたり追加費用がかかったりする場合があります。この段階の修正指示は、動きや表示の細かな調整にとどめるのが理想です。どうしても構成や見た目を変えたい場合は、早めに制作会社に相談しましょう。

Webデザインの修正指示を出す前に社内で決めておくこと

Webデザインの修正指示を出す前に社内で決めておくこと

Webデザインの修正指示は、社内の意見がまとまっていないと制作会社に正しく伝わりません。修正指示を出す前に、社内で次のことを決めておきましょう。

修正指示をまとめる窓口の担当者を決める

ホームページ制作には、社長や営業、現場のスタッフなど、複数の人が関わることがよくあります。それぞれが別々に制作会社へ修正指示を出すと、内容が食い違ったり、同じ箇所に違う指示が出たりして、制作会社はどの指示に従えばよいか判断できなくなります。

修正指示をまとめる窓口の担当者を1人決め、社内の意見はいったん担当者に集めましょう。担当者は集めた意見を整理し、食い違っている指示は社内で話し合ってから制作会社に伝えます。窓口が1人に決まっていれば、制作会社からの質問や確認にもすぐに答えられます。

デザインの最終的な判断をする人を決める

窓口の担当者を決めても、意見が分かれたときに誰が決めるかが決まっていないと、修正指示がなかなか固まりません。デザインの好みは人によって違うので、話し合いだけでは結論が出ないこともあります。

デザインの最終的な判断をする人は、あらかじめ決めておきましょう。社長が判断する場合は、制作の途中から確認に加わるのではなく、早い段階から関わってもらうことが大切です。デザインがほぼ完成してから最終的な判断をする人の意見で大きく変わると、それまでの修正指示がむだになってしまいます。

ターゲットに合っているかを判断の基準にする

デザインの修正指示が、担当者や社長の好みだけで決まっていることは少なくありません。しかし、ホームページを見るのは社内の人ではなくユーザーです。好みで判断すると、社内では満足していても、ユーザーにとっては見にくいデザインになるおそれがあります。

修正指示を出すかどうかは、ターゲットに合っているかを基準に判断しましょう。たとえば、年配の方が多い業種なら文字の大きさや読みやすさを、若い世代が多い業種ならスマートフォンでの見え方を重視します。判断の基準を社内でそろえておけば、意見が分かれたときも結論を出しやすくなります。

制作会社に伝わるWebデザインの修正指示の出し方

制作会社に伝わるWebデザインの修正指示の出し方

Webデザインの修正指示が伝わらない原因の多くは、伝え方にあります。次の方法を取り入れると、ホームページ制作会社に意図が正しく伝わりやすくなります。

修正したい箇所を画面のキャプチャで示す

文章だけで修正箇所を伝えると、トップページの上のほうにあるボタンのように、場所の説明があいまいになりがちです。似たようなボタンが複数あると、制作会社はどのボタンのことか分からず、違う箇所を修正してしまうこともあります。

修正したい箇所は、画面のキャプチャに印や番号を書き込んで示しましょう。PDFで提出されたデザインなら、PDFに直接コメントを書き込む方法もあります。番号を付けておけば、修正内容を一覧にして伝えるときも、どの箇所の話かがすぐに分かります。

あいまいな言葉ではなく具体的な言葉で伝える

もっとおしゃれに、もう少し目立たせて、といった言葉は、人によって思い浮かべるものが違います。制作会社が想像で修正すると、思っていたデザインとずれた仕上がりになってしまいます。

修正指示は、何をどう変えたいかを具体的な言葉で伝えましょう。たとえば目立たせたいなら、文字を大きくしたいのか、色を変えたいのか、配置を上に移したいのかまで書きます。具体的な言葉にできない場合は、どこが気になっているのかだけでも伝えれば、制作会社から修正の案を出してもらえます。

修正したい理由を添える

修正内容だけを伝えると、制作会社は言われたとおりに修正するしかありません。指示どおりに修正しても、本当に解決したかった問題が残ってしまうことがあります。

修正指示には、なぜ修正したいのかという理由を添えましょう。たとえば、ボタンを大きくしてほしいという指示に、問い合わせを増やしたいという理由があれば、制作会社はボタンの色や位置、ボタンの文言まで含めて提案できます。理由が分かれば、制作会社は指示以上の解決策を出せるようになります。

参考になるホームページを見せる

色の雰囲気や写真の使い方など、言葉ではどうしても伝えにくい部分があります。言葉だけで説明しようとすると、何度修正してもイメージに近づかないことがあります。

言葉で伝えにくい部分は、参考になるホームページを見せるのが近道です。その際は、サイト全体ではなく、どの部分のどこが良いと感じたのかまで伝えましょう。全体を見せるだけでは、制作会社はそのホームページの何を参考にすればよいか分かりません。また、同業他社のホームページをそのまま真似するのは避け、雰囲気の参考にとどめることが大切です。

修正指示は一度にまとめて出す

修正指示を思いついたときに少しずつ出すと、制作会社は一部を修正したあとに、また別の修正指示を受けることになります。後から届いた修正指示が前の修正と関係していると、一度直した箇所をもう一度直すことになり、修正に時間がかかります。

修正指示は、一通り確認してから一度にまとめて出しましょう。修正したい箇所を番号付きの一覧にして渡すと、制作会社も漏れなく対応できます。修正回数に上限がある制作会社では、小出しにした分だけ回数を使ってしまうこともあるので注意が必要です。

無料で修正できる回数の一般的な目安は、ホームページ制作の修正回数を解説したページで紹介しています。

制作会社から相談があるWebデザインの修正指示

制作会社から相談があるWebデザインの修正指示

制作会社は、そのまま反映するとホームページに悪い影響が出そうなWebデザインの修正指示を受けたとき、作業に入る前に相談することがあります。相談の目的は修正指示を断ることではなく、修正したい理由を確認し、ホームページにとってよりよい方法を一緒に考えることです。

全体のバランスが崩れる修正指示

Webデザインは、色や文字の大きさ、余白、写真の配置などを、1つのページの中だけでなく、サイト全体のつながりを考えて組み立てています。一部分だけを大きくしたり色を変えたりすると、その箇所だけが浮いてしまい、ページのまとまりが崩れることがあります。

1つのページだけデザインを変えた場合も、ほかのページと見た目がそろわなくなり、同じホームページの中を移動している感覚が薄れてしまいます。

たとえば、見出しの色を1か所だけ別の色に変えると、同じページのほかの見出しとの統一感がなくなり、どこが大事な情報なのかが分かりにくくなります。サービス紹介のページだけボタンの形や色を変えた場合も、ほかのページのボタンと見た目が違うので、ユーザーが押せるものかどうか迷う原因になります。

全体のバランスが崩れる修正指示を受けたときは、制作会社が理由を確認し、ほかの箇所やほかのページもあわせて調整するか、別の方法で目的をかなえられないかを相談します。

改悪につながりそうな修正指示

修正指示の中には、指示どおりに直すとホームページが使いにくくなるものもあります。たとえば、文字を小さくしすぎて読みにくくなる、背景と文字の色が近くなって見えにくくなる、情報を詰め込みすぎて問い合わせボタンが目立たなくなる、といった修正です。

こうした修正は、社内で見ているときには気にならなくても、初めてホームページを訪れたユーザーにとっては見にくく、問い合わせなどの成果が下がるおそれがあります。改悪につながりそうな修正指示を受けたときは、制作会社が修正したときに起こりうる影響を伝えたうえで、本当に修正するかどうかを判断してもらいます。

目的に対して効果が期待できない修正指示

修正したい目的ははっきりしていても、修正の内容がその目的につながらない場合があります。たとえば、検索エンジンからのアクセスを増やしたいという目的で、トップページの写真を差し替えたいという修正指示を受けても、写真を変えるだけでは検索エンジンからのアクセスは変わりません。

指示どおりに修正しても目的がかなわなければ、時間と手間をかけたのに結果が出ないことになります。目的に対して効果が期待できない修正指示を受けたときは、制作会社が目的を確認し、ページの内容を充実させるなど、目的に合った方法を提案します。修正したい理由を添えておけば、こうした提案も受けやすくなります。

まとめ

Webデザインの修正指示は、制作の段階に合わせて出すことが大切です。構成はワイヤーフレーム、見た目はデザインカンプ、動きや表示はテストサイトの段階で確認し、それぞれの段階で修正指示を出し切っておくと、やり直しを減らせます。

修正指示を出す前には、社内で窓口の担当者とデザインの最終的な判断をする人を決め、ターゲットに合っているかを判断の基準にそろえておきましょう。制作会社に伝えるときは、修正したい箇所を画面のキャプチャで示し、具体的な言葉と修正したい理由を添えます。言葉で伝えにくいイメージは参考になるホームページで共有し、修正指示は一度にまとめて出すのが基本です。

全体のバランスが崩れる修正指示や、改悪につながりそうな修正指示、目的に対して効果が期待できない修正指示は、制作会社から相談があることもあります。相談を受けたときは、修正したい理由を改めて伝え、ホームページにとってよりよい方法を制作会社と一緒に考えましょう。

当社は大阪のホームページ制作会社で、デザインの修正指示を受けたときは修正したい目的をお聞きし、目的に合った直し方をご提案しているため、言葉にしにくいイメージも納得できる形に仕上げられます。前回のホームページ制作で思っていたデザインにならなかった、修正指示をうまく伝えられるか不安といったお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。

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