セブンデザイン 成果を追求した大阪のホームページ制作会社

  • 2022.11.29

ECサイト制作費が高い理由と安く公開する方法

ECサイト制作費は、コーポレートサイトやサービスサイトなど、一般的なホームページよりも高くなる傾向があります。

理由は、システム数で、一般的なホームページであれば問い合わせフォームくらいですが、ECサイトではショッピングカートやマイページ、メルマガ配信など、さまざまなシステムが必要になります。

当ページでは、なぜホームページの中でもECサイト制作費が高くなるのかや、ECサイト制作費が高いと感じたときに安く公開する方法を紹介します。

ECサイトがホームページ制作費よりも高い理由

ECサイト制作費は、ホームページの中でも高い部類に入ります。

実績で見ると、一般的なホームページであれば60万円から120万円くらいで制作していますが、フルスクラッチでECサイトを制作すると300万円からが相場です。

理由は、ECサイトでは、CMSやショッピングカート、会員登録フォーム、マイページ、管理画面などのシステム開発が必要になるからです。

CMSやショッピングカートシステムなどは、ウェブデザイナーやHTMLコーダーでは対応ができず、ウェブプログラマーが関わる案件です。

ウェブプログラマーの人件費は、ホームページ制作の中で、一番高くなっており、当社ではウェブデザイナーやHTMLコーダーであれば時給3,000円くらいが一般的ですが、ウェブプログラマーの時給は5,000円くらいになります。

また、ウェブプログラムは、デザインやコーディングよりも多くの作業時間が必要になるので、結果的に2倍くらいの単価になってしまうのです。

ただし、300万円の予算取りができないと、ECサイトを制作できないのかと言うことはなく、昨今では、安くECサイトを制作できる複数のサービスが提供されています。

ECサイト制作費が厳しい場合の対策法

ECサイト制作費を抑えるには、プログラマーをホームページ制作に関わらさないことが重要です。

既製品のECサイト制作システムを利用

フルスクラッチのシステム開発が厳しい場合は、既製品のECサイト制作システムを利用しましょう。

当社のホームページ制作でよく利用する既製品のシステムは、WordPressのプラグインになるWelcartで、お客さまの要望次第ではEC-CUBEでECサイトを制作することもあります。

既製品のECサイト制作システムを利用しても、ホームページから成果を出せないことはなく、制作実績のお客さまの多くが、既製品のシステムを利用して、高い成果を実現しています。

ただし、運営効率が落ちてしまう恐れがあり、既製品は管理画面が用意されているので、多少のカスタマイズは可能ですが、お客さまに最適化することは不可能です。

既製品のECサイト制作システムを利用することで、ウェブデザイナーやHTMLコーダーだけで対応ができるので、作業工数が増える分は料金が上がりますが、それでも200万円前後でホームページを公開することが可能です。

ECサイト作成サービスを利用

カラーミーショップショップサーブなどのECサイト作成サービスを利用する選択肢もあります。

ECサイト作成サービスでは、Web制作会社が不要になるので、システムの利用料だけでホームページを公開できます。

ただし、カスタマイズ性は低く、レイアウトやデザインにこだわりを持っている場合はおすすめができず、安くECサイトを制作して売上が欲しいという場合におすすめです。

具体的な料金がいくらになるのかは、それぞれのサービス提供会社の料金表からご覧ください。

無料のBASEを利用

お客さまの要望次第では、無料のBASEを利用するケースがあります。

これまで当社のホームページ制作で経験があるBASEの利用法は2つあります。

1つ目が、ECサイト制作期間は長いので、1日でも早くECサイトを公開したいという場合に、お客さま自身でBASEを使っていただくパターンです。

BASEは、簡単にECサイトの開設が行えるので、費用を払ってWeb制作会社に依頼せずとも、お客さま自身でも十分に開設することが可能です。

ただし、BASEはSEOに弱いデメリットがあるので、SNS運用もセットで開始していただく必要があり、SNSを運用すればSEOに弱くても集客対策に問題が発生することはありません。

また、SNSを運用していれば、本体のECサイトを公開した後も、SNSの運用を継続することができるので、本体のECサイトの集客力を飛躍的に高めることが可能です。

2つ目が、ショッピングカートシステムの箇所だけでBASEを利用するパターンです。

Web制作会社がECサイトを制作すると、料金が高くなる理由の1つに、ショッピングカートシステムの開発があります。

本体のECサイトの商品詳細ページからBASEの同じ商品が掲載されているページへと発リンクを行うことで、ショッピングカートシステムのみでBASEを利用することができます。

このように、BASEは無料で提供されているので、お客さまの要望を実現するための使い方は無限に存在すると思います。

まとめ

ECサイト制作費が高い理由や、料金を下げるために行う対策法を紹介しました。

これまでの経験で見ても、ECサイトの制作は、ウェブシステムが多いので、通常のホームページよりも高くなってしまい、予算取りができないと言ったケースも多くあります。

ECサイトを制作したいけれども、予算取りが上手くいかないとお悩みの方の参考になれば幸いです。