- 2023.07.02
Googlebotが行うホームページの情報収集は1ページあたり15MBまで
先日、Googleポリシーオフィスアワーを見ていると、Googlebotが情報収集できるページの最大容量は15MBまでになっていると公表されていました。
15MBを超えるページを作成している企業はほとんどないと思いますが、当社では有益な情報であると感じています。
当ページでは、Googlebotの情報収集が最大15MBまでと公表されたGoogleポリシーオフィスアワーの紹介と、15MBを上限と考えたSEOに強いホームページ制作法を紹介します。
Googlebotの情報収集は15MBが最大
2022年7月28日のGoogleポリシーオフィスアワーを見ると、Googleが情報収集できるページの最大容量は15MBまでと公表されています。
インターネットの知識がそれほどない方であれば、15MBってどれくらいだと思われるかもしれませんが、15MBとは相当量になっています。
さらに、ホームページが構成されているファイルは、html以外にもcssやJava Scriptが含まれていて、15MBというのはファイルごとの最大情報収集容量になっています。
2010年の創業以来、1つのファイルで15MBを超えたホームページを制作した経験がないので、おそらくお客さまのホームページでも15MB未満になっているとは思いますが、どうしても気になる場合は、Web制作会社に、もっとも文字数が多いページのURLを送信して、最大容量になる15MBを超えていないかチェックしてもらいましょう。
また、自分で調べる方法としては、Google Chromeのデベロッパーツールを開けば、Sizeと書かれた列があるので、そこがそのページの容量になっています。
15MBを意識して少しでも軽量化されたホームページを制作
Googlebotは1ページあたり最大で15MBまでしか情報収集ができません。
すなわち、Googleは各ページの容量を把握していることを意味しているので、当社の推測では、容量が少ないホームページであるほどSEO効果が高まりやすいのではないかと感じました。
容量を減らすためには、画像などのファイルを掲載しないという選択肢ではなく、できる限りシンプルなソースコードを作成して、HTMLには原稿だけに限定して、デザイン要素はCSS、Java Scriptは専用のファイルで作成することで、各ファイルの容量を小さくすることが可能です。
容量を減らすことによって、サーチエンジンが各ページの認識力を高めた結果、狙ったキーワードで上位表示を実現できる可能性が十分にあると思います。
ただし、これは当社の予測に過ぎない話で、もしかしたら単純に15MBを超えていなければページすべての情報収集を行ってくれるだけなのかもしれませんが、当社では今後さらに1ファイルの容量を小さくしたホームページ制作を意識しようと考えています。
まとめ
Googlebotが情報収集できるのは1ページあたり15MBまでになっています。
ただ、15MBを超えるファイルを作成するというのは、少し現実的ではないので、お客さまには影響がない話かもしれませんが、もしかすれば、1ファイルあたりの容量が小さいほうがGoogleにとっては評価しやすいページになる可能性があります。
SEOを行っているホームページは、最低限の情報として知っておくことをおすすめします。