ホームページの作り方

公開日:2026.10.24最終更新日:2026.10.24

ホームページ制作でブログを提案する理由と導入しなくていい企業

ブログを提案する理由

ホームページ制作を依頼するとき、ブログを入れるかどうかで迷う企業は少なくありません。当社はホームページ制作でブログを提案することが多いですが、更新されないまま放置されたブログは、かえってユーザーに悪い印象を与えます。そのため、会社の状況によってはブログを入れないほうがよい場合もあります。

このページでは、ホームページ制作でブログを提案する理由と、ブログを導入しなくていい企業を紹介します。ブログは後からでも追加できることや、導入する前に決めておくことも解説するので、ブログを入れるかどうかの判断にお役立てください。

ホームページ制作でブログを提案する理由

当社はホームページ制作の打ち合わせで、ブログの導入を提案することがよくあります。ブログがあると、ホームページを集客や営業に使える場面が広がります。

検索エンジンで見つけてもらえるページを増やせる

会社概要やサービス紹介ページだけでは、検索エンジンで表示される機会は限られます。ユーザーが検索するキーワードは、サービス名だけでなく、悩みや疑問を表す言葉も多くあります。

ブログでそうした悩みや疑問に答える記事を作れば、サービスページでは拾えなかったキーワードで検索結果に表示されるようになります。たとえばリフォーム会社なら、【浴室 リフォーム 期間】や【キッチン 交換 費用】のような検索に答えるブログの記事を作ることで、まだ依頼先を決めていないユーザーにホームページを見つけてもらえます。

ブログ記事は1つ1つが検索の入口になり、更新を続けるほど見つけてもらえる機会が増えていきます。

専門性が高まり検索順位が上がりやすくなる

ブログで自社の分野に関する情報を積み重ねると、サイト全体でテーマに関する情報が充実します。検索エンジンは、特定の分野について詳しい情報を多く載せているホームページを、その分野の専門性が高いホームページとして評価しやすくなります。

また、専門性が高いブログ記事は、ほかのホームページから参考資料として紹介されることがあり、被リンクの獲得につながります。被リンクは、検索エンジンがホームページの信頼性を判断する材料の1つです。こうしてサイト全体の評価が上がると、ブログ記事だけでなく、サービスページやトップページの検索順位も上がりやすくなります。

各ページに載せきれない情報を補足できる

サービスページや会社概要のページは、ユーザーが必要な情報をすぐに見つけられるよう、内容を絞って作ります。そのため、細かい説明や事例、よくある質問への詳しい回答などは載せきれないことが多くあります。

ブログがあれば、こうした情報を別のページとして載せ、関連するページからリンクでつなげられます。たとえば、サービスページでは作業の流れを簡単に紹介し、ブログで実際の作業の様子や注意点を詳しく書けば、各ページを読みやすく保ったまま、詳しく知りたいユーザーに情報を届けられます。

会社の考え方や人柄が伝わり信頼につながる

ホームページ制作では、会社の強みやサービスの内容を分かりやすく伝えることを重視しますが、会社の雰囲気や働く人の考え方までは伝えきれません。

ブログで仕事への取り組み方や、お客様とのやり取りで大切にしていることを書くと、ユーザーはどのような会社なのかをイメージしやすくなります。特に初めて問い合わせるユーザーにとっては、担当者の考え方や人柄が分かることが安心材料になります。

同じようなサービスを提供する会社が複数あるときには、ブログの内容が依頼先を決めるきっかけになることもあります。

営業や問い合わせ対応で説明に使える

ブログ記事は、ホームページを見に来たユーザーに読んでもらうだけでなく、営業や問い合わせ対応の場面でも使えます。

お客様からよく聞かれる質問や、説明に時間がかかる内容をブログにまとめておけば、メールで記事のURLを送るだけで詳しく伝えられます。商談の前に関連するブログ記事を読んでもらえば、基本的な説明を省いて本題から話を進めることもできます。

担当者ごとに説明の内容がばらつかなくなり、社内で説明をそろえる資料としても役立ちます。

ブログを導入しなくていい企業

ブログは導入するだけで効果が出るものではなく、更新を続けてはじめて役に立ちます。何年も前の記事が最後のままになっているブログは、ホームページを見たユーザーに「この会社は今も営業しているのか」と不安を与えかねません。次のような企業は、ブログを導入しないほうがよい場合があります。

ブログを更新する担当者や時間を確保できない企業

ブログは、記事のテーマを考え、文章を書き、写真を用意して公開するまでに手間がかかります。本業が忙しく社内にブログを更新する担当者を置けない企業や、担当者がいても通常業務の合間に時間を取れない企業では、公開して数ヶ月で更新が止まってしまうことがよくあります。

外部に記事作成を依頼する方法もありますが、その費用を毎月かけられないのであれば、無理にブログを導入しないほうがホームページの印象を保てます。

発信できる情報が少ない企業

扱う商品やサービスの種類が少なく、ユーザーに伝えられる情報が限られている企業では、ブログを始めてもすぐに書くことがなくなります。守秘義務がある取引が多く、事例やお客様とのやり取りを公開できない企業も同じです。

書く内容が尽きると、同じような記事が続いたり、業務と関係の薄い記事が増えたりして、専門性を伝えるというブログの役割を果たせなくなります。この場合は、伝えたい情報をサービスページや会社概要のページにまとめて載せたほうが、ユーザーに分かりやすいホームページになります。

紹介や既存の取引先からの受注が中心の企業

新しいお客様の多くが紹介で来る企業や、既存の取引先からの受注で売上が安定している企業は、検索エンジンからユーザーを集める必要性が高くありません。このような企業のホームページは、紹介されたお客様や取引先が会社の情報を確認するために見ることが多く、求められるのは会社概要や事業内容、実績などの基本的な情報です。

ブログで検索エンジンからの集客を狙うよりも、こうした基本情報を分かりやすく整えたほうが、ホームページの役割に合っています。

SNSで情報発信ができている企業

InstagramやXなどのSNSで日々の情報発信ができている企業は、ブログを導入しなくても、会社の雰囲気や最新の情報をユーザーに届けられます。SNSとブログの両方を更新しようとすると手間が倍になり、どちらかの更新が止まりやすくなります。

SNSの運用がうまくいっているのであれば、ホームページにSNSへのリンクや投稿の埋め込みを用意して、SNSの情報をホームページから見られるようにする方法が向いています。

ブログは後からでも追加できる

ホームページ制作の時点でブログを導入するか決めきれない場合は、ブログなしで公開し、必要になってから追加する方法があります。

WordPressで制作したホームページであれば、ブログを書く仕組みが最初から備わっているので、一から作り直さずにブログを追加できます。公開後にホームページの運用に慣れてから、更新する担当者や書く内容が決まった段階でブログを始めれば、更新が止まる心配も少なくなります。

ただし、後からブログを追加する場合は、ホームページ制作とは別に費用がかかります。ブログの一覧ページと記事ページのデザインを作るほか、ヘッダーやフッターのメニューにブログへのリンクを加えたり、トップページに新しい記事を表示する場所を作ったりと、既存のページの調整も必要になります。

デザインによってはメニューの項目が収まらず、全体のレイアウトを見直すことになる場合もあります。

将来的にブログを追加する可能性があるなら、その予定をホームページ制作の前に制作会社へ伝えておくのがおすすめです。メニューやトップページにブログを追加する余白を残したデザインにしてもらえば、後から追加するときの調整が少なく済み、費用も抑えやすくなります。

ホームページ制作でブログを導入する前に決めておくこと

ブログは、導入してから内容や更新の仕方を考え始めると、方向性が定まらず更新が続かなくなりがちです。ホームページ制作でブログを導入する場合は、制作に入る前に次のことを決めておきましょう。

ブログの目的を決める

ブログを導入する目的は、検索エンジンからの集客、会社の考え方を伝えること、営業や問い合わせ対応での活用など、企業によって異なります。目的が決まっていないと、何を書けばよいか分からなくなったり、記事ごとに方向性がばらばらになったりします。

たとえば検索エンジンからの集客が目的なら、ユーザーが検索しそうな悩みや疑問に答える記事が中心になり、信頼を得ることが目的なら、仕事への取り組みや事例を紹介する記事が中心になります。目的によってブログに必要な機能やデザインも変わるので、ホームページ制作の打ち合わせの段階で制作会社に伝えておくと、目的に合ったブログを作ってもらえます。

ブログのテーマを定める

ブログのテーマは、ブログ全体で何について発信するかを決めるものです。自社の事業に関係のない話題まで広げると、ユーザーにとって何のブログなのか分かりにくくなり、専門性も伝わりにくくなります。

テーマは、自社のサービスや業界に関する内容で、お客様が知りたいことに答えられる範囲に絞るのが基本です。たとえば税理士事務所であれば、確定申告や節税、会社設立の手続きなど、お客様からよく相談を受ける内容をテーマにすると、書く内容に困りにくく、サービスの問い合わせにもつながりやすくなります。

ブログのカテゴリーを決める

カテゴリーは、ブログ記事を内容ごとに分類するものです。ブログの一覧ページやメニューに表示され、ユーザーが読みたい記事を探すときの手がかりになります。カテゴリーを細かく分けすぎると記事が1〜2本しかないカテゴリーが増え、大きく分けすぎると1つのカテゴリーにさまざまな記事が混ざって探しにくくなります。

ホームページ制作の前に、今後書く予定の記事をある程度書き出し、それぞれのカテゴリーに複数の記事が入るかを確認しながら決めるのがおすすめです。カテゴリーを後から変えると、それまでに書いた記事を1本ずつ新しいカテゴリーに振り分け直すことになるので、最初に決めておくと手間を減らせます。

ブログの一覧ページと記事ページのデザインを決める

ブログの一覧ページは記事を探してもらうためのページ、記事ページは記事を読んでもらうためのページで、それぞれに必要なデザインが異なります。

一覧ページでは、アイキャッチ画像を大きく見せるか、タイトルと日付だけを並べるかによって、ユーザーの印象や探しやすさが変わります。記事ページでは、文字の大きさや行間、見出しのデザイン、目次の有無、記事の最後に関連記事や問い合わせへの案内を入れるかなどを決めます。

記事を書く担当者が毎回アイキャッチ画像を用意できるかどうかによって、一覧ページに向いているデザインは変わります。

ブログを更新する担当者とスケジュールを決める

ブログは、更新する担当者と更新のスケジュールを決めておかないと、公開後に誰も書かないまま放置されがちです。

担当者は1人に任せきりにせず、複数の社員で分担したり、記事のテーマを決める人と書く人を分けたりすると、担当者が忙しい時期でも更新が止まりにくくなります。

スケジュールは、月に1本や2週間に1本など、無理なく続けられる頻度で決めるのが大切です。最初から頻度を高くしすぎると続かなくなるので、まずは続けられる頻度から始め、慣れてきたら増やしていく方法がおすすめです。

担当者が決まったら、ホームページ制作の段階でブログを更新するためのアカウントを用意し、記事の投稿方法を制作会社から説明してもらうと、公開後すぐにブログを始められます。

まとめ

ブログは、検索エンジンからの集客や信頼づくり、営業での説明など、ホームページを活用できる場面を広げてくれます。ただし、更新が続かなければかえって印象を悪くするので、導入するかどうかは会社の状況に合わせて判断することが大切です。

当社はホームページ制作でブログを提案することが多いですが、すべての企業に導入を勧めるわけではありません。ヒアリングで御社の集客の状況や社内の体制をうかがったうえで、ブログを導入するかどうかも含めて、御社に合ったホームページをご提案します。

ホームページ制作をお考えの際は、お気軽にご相談ください。

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