株式会社セブンデザイン SEOに強い大阪のホームページ制作会社

  • 2023.06.19

SEOの目的は検索順位だけではなく成果数も見る

制作実績のお客さまの多くが、ホームページを公開後に、SEOに取り組みます。

当社のホームページ制作では、このSEOを行う目的を検索順位を高めることではなく、成約数を最大化させることと定めています。

正しいSEOの目的を定めていなければ、サーチエンジンからの訪問者数は獲得できたとしても、まったく成果が出ないホームページとなってしまいます。

今回は、SEOの正しい目的になる成果数の最大化について紹介します。

SEOの目的とは

SEOの目的と言われると、検索順位を高めることだと考えてしまいがちです。

確かに、検索順位を高めることも大切ですが、それだけだと仮に高い検索順位になったとしても、まったく成果が出ないホームページになってしまいます。

あり得るのかと思われる方も多いと思いますが、制作実績のお客さまで過去に発生した事例です。

そのお客さまは、ホームページ制作時に定めたメインワードで上位表示を実現していて、月間のサーチエンジンからの集客数は8,000前後になっていました。

8,000と言うことは、仮に成約率が0.5%であったとしても、月に40本程度の問い合わせ数になるのですが、実際に月間の問い合わせ数は1から3本になっています。

このようにSEOの目的を上位表示と定めた場合に、確かに検索順位を上げることが可能かも知れませんが、それではまったく意味がなくなってしまうのです。

ちなみに、その成果が出なかったお客さまが行った対策は、カテゴリーページを大量に作成して、ページ数を増やし、関連性を高めてSEO効果を出しました。

また、作成するページのSEOワードは定めていましたが、本文は最低限の記事が多かったため、これではユーザーが問い合わせしたいと思えるボリュームになっていませんでした。

現在では、カテゴリー数を減らしたり、各ページのリライトを行い、成果を出すための文章に変更しているので、高い成果を出しています。

このように、検索順位を高めて、訪問者さえ集まれば、成果が出るのではないので、検索順位を高めるだけではなく、成果を出すこともSEOの目的に定める必要があります。

SEOの目的を達成するために

SEOの目的は、検索順位を高めて、成約数を増やすことになります。

このSEOの目的を達成するために必要な対策は、テクニックではなく、すべてのページでユーザー目線を追求することになります。

サーチエンジンは、SEOテクニックではなく、各ページに書かれている内容を重要視しています。

ユーザーが検索した理由を満たすことができるページを上位表示しているので、文章を作成する際には、ユーザー目線の追求がもっとも効果を発揮するのです。

例えば、当ページで言えば、【SEO 目的】が上位表示ワードになっています。

そのため、【SEO 目的】で検索するユーザーが何を求めているのか、さらには検索者に知って欲しい情報を網羅させることで、自然と上位表示が可能になるのです。

さらに、このユーザーが求めている情報や御社が打ち出したい情報を適切に文章化しているページは、自然と成約率も高くなります。

このように、昨今のSEOでは、ユーザー目線を追求することで、検索順位はもちろん、成果向上にも効果を発揮します。

また、多くの方が被リンクはどうかと考えると思いますが、被リンクでもユーザー目線が大切です。

サーチエンジンは、低品質な被リンクは、すべて無効化処理を行っているので、ユーザーの役に立たない被リンクは、検索順位を上げる効果はありません。

また、過剰に低品質な被リンク数が多いホームページでは、検索順位が落ちるのではなく、手動ペナルティになる可能性もあるので注意が必要です。

適切なSEO目的を定めた運営は高い成果を生み出す

SEO目的は検索順位を高めて成果数を増やすことになり、これを意識して、運営しているお客さまほど、高い効果を発揮しています。

実際に、制作実績のお客さまの事例で言うと、普段は文章作成を行わない方がウェブマスターに抜擢されました。

当社はホームページ制作後に、目標の新規ページ作成数を提案するのですが、お客さまからはそんなにたくさんの文章作成はできないと言われています。

そのため、量を書くことは難しいと理解したので、各ページをしっかりとユーザーのことを想定しながら文章作成を継続して欲しいとお願いしました。

その結果、実は、20ページを作成したところで、主要なキーワードだけではありますが、期待通りの検索順位に成長し、サーチエンジンから多くの見込み顧客が集客できました。

さらに、ユーザー目線を追求していたため、1%程度の成約率になっていて、高い成果を出すことにも成功しています。

この事例から、検索順位を上げるにはボリュームよりもユーザー目線が大切で、成果をSEOの目的にすることで、早い段階から期待通りの成果を出せるようになります。

これからSEOを行う方は、SEOの目的は検索順位を上げることではなく、高い成果を生み出すことだと理解をして、良質な運営をおすすめします。

まとめ

SEOの目的は、検索順位を上げることだと考える方が多いと思います。

しかし、これだと仮に高い検索順位を獲得したとしても、成果が出なければ、お客さまのメリットは一切ありません。

そのため、SEOの目的は、検索順位を上げつつ、成果を出すことにしなくてはなりません。

また、現在のSEOでは、成果を出すための対策と検索順位を高める対策は同じです。

そのため、単に検索順位を高めるために、例えばページ数を無理に増やすよりも、1度で良質なコンテンツを作成して、検索順位も成果数も増やしたほうが効率が高くなります。

これからSEOを行う方の参考になれば幸いです。