セブンデザイン SEOに強い大阪のホームページ制作会社

  • 2023.05.23

SEOテクニックで訪問者数が100倍になった事例

お客さまから、会社名は出さないで欲しいと言われているので、事例だけの紹介です。

紹介する事例は、SEOの相談を受けて、テクニックをサポートしたところ、4ヶ月で月間の訪問者数を100人から10,000人と100倍にすることに成功しています。

対策で利用したテクニックは、多少の慣れは必要ですが、誰でもできる内容になっているので、SEOでお悩みの方は、ぜひ一度お試しください。

数値データを活用したSEOテクニックの有効性

まず初めに、今回のSEOテクニックは、サーチコンソールが示す数値データを活用した対策です。

サーチエンジンが上位表示したいページは、SEOテクニックに依存しないユーザーフレンドリーなコンテンツと言われ、多くの方が理解されていると思います。

当社も、確かにその通りだとは思いますが、新規ページ作成を行っても、人が見れば似た品質のコンテンツにもかかわらず、ホームページによって、SEO効果が別れてしまいます。

成果が出ない場合、自分には文才がないから諦めるというケースは珍しく、競合他社の原稿作成法を見ながら運営を継続すると思います。

そこで知っておきたい情報は、SEOは最終的にはサーチエンジン次第になり、グーグル曰く、まったく同じ原稿でアップしても、ホームページごとでランクが異なるそうです。

すなわち、ホームページ自体の評価も影響しているので、その評価を高めなくてはランキングが向上することはありません。

その評価は、さまざまな指標が存在しますが、お客さまが対策を行いやすいのが平均掲載順位です。

各ページで高いSEO効果を出すことにより、ホームページ全体が良質であると認められて、次第にホームページ全体が上位表示できるようになります。

数値データを使ったSEOテクニックは、まだまだ健在であると思うので、検索順位が上がらないとお悩みの方は、ぜひとも以下を試してみましょう。

SEOテクニックを使う前の状態

今回の事例は、当社でホームページを制作しておらず、競合他社が行っています。

そのホームページを制作した会社は、公開後に毎日2ページを作成すれば、半年で必ず狙ったキーワードで上位表示ができると話していたそうです。

ただ、半年経っても、期待通りのランキングにはならず、ホームページ制作会社に相談したら、今の倍は運営が必要と言われたそうで、1年間毎日2ページの作成を継続していました。

ただ、それでも結果が出せなかったので、当社に相談をいただきました。

相談をいただいたときには、すでに600ページを超えるホームページでした。

ただ、問題は月間の訪問者数で、ボリュームだけを見ると、最低でも5,000人は集客ができていると考えますが、残念ながら100人前後になっています。

担当者は、自分の文章作成が悪いと考えて、原稿の問題点を提案して欲しいと依頼を受けています。

ただ、当社が見ても、素晴らしいとは思いませんでしたが、悪い文章とも思えず、「文章は普通だと思います」と伝えると、小さくても良いから何か提案して欲しいと言われました。

当社は、SEOに強いホームページ制作会社を謳っているので、ソースコードや構造の問題かもしれないと伝えると、予算の関係で却下され、別の提案をして欲しいと言われています。

そこで提案したのが、以下のSEOテクニックになり、効果は4ヶ月で訪問者数を100倍に向上させることに成功しています。

4ヶ月で訪問者数が100倍になったSEOテクニック

具体的に提案したSEOテクニックを紹介します。

サーチコンソールの利用経験がない方だと、難しいかもしれませんが、慣れるとスムーズに行えます。

タイトルの修正

数値データを利用する前に、以下のディレクトリリストというエクセルファイルを利用して、ホームページ全体のタイトルを修正しました。

すべてのページのURLを記載した後、それぞれの上位表示を狙うキーワードを1つ定めます。

その後、実際に、そのキーワードでグーグル検索を行ってみて、5位にランクインしたことを想定して、ユーザーがクリックしたくなるタイトルを作成します。

ユーザーがクリックしたくなるタイトルの作成は難しいですが、上位表示ワードが分かるので、比較的に作成がしやすい状態です。

テクニックとしては、以下のタイトル作成法を説明しています。

  • なるべくタイトルの先頭にキーワードを利用
  • タイトルは30文字以内
  • ユーザーが魅力に感じるタイトル

上記をルールにして、ホームページ全体のタイトルをリライトすることで、SEO効果を出しやすい仕組み作りとしています。

サーチコンソールを活用

サーチコンソールにログインして、左メニューの検索結果をクリックし、グラフの上の平均掲載順位だけがクリックされた状態にします。

制作実績を見ても、SEOに成功しているホームページほど平均掲載順位が高く、これまでの経験から見て、期待通りのSEO効果を得るために目標を15位としました。

お客さまは当時、40位前後になっていたので、かなりの努力が必要だと話しています。

そのため、平均掲載順位を高めることは、短期間では不可能で、中長期目線で改善を行うために、エクセルを使って計画とスケジュールを立てています。

クエリを確認

グラフの下に、クエリというタブがあるので、そこが選択されているかをチェックします。

さらに、右側にある検索順位をクリックすると昇順と降順に並び替えることができ、降順にして、順位が低いクエリをクリックします。

そうすると、そのクエリに絞ったグラフが表示されるので、グラフの下にあるページをクリックしたら、どのページがランクインしているかを見ることができます。

そして、該当ページからクエリを削除するか、より多くを本文に挿入するかを選択します。

そのページに訪れたユーザーが見込み顧客になるかどうかで、クエリを増やすか、なくすかを判断すれば良いでしょう。

このときに、2ページ以上が表示されたら、どちらか一方はクエリを完全に削除します。

同じキーワードでランクインしているということは、カニバリゼーションが発生しているので、SEOで良い状態ではないからです。

ページを確認

同時並行で、左ナビゲーションの検索結果を押しただけの画面に戻り、グラフの下のページをクリックします。

検索順位が低い順に並び替え、順位が低いページをクリックした後、クエリをクリックしたら、どんなキーワードで検索結果に表示されているかがチェックできます。

上の画像だと、【酒屋 ホームページ制作】が4.5位ですが、【育てる ホームページ制作会社】が41位になっています。

そのため、【育てる】という単語が足を引っ張っている可能性があるので、【育てる】の数を増やすか完全に削除します。

もちろん、増やすか減らすかの選定法は、顧客になるかどうかで判断しましょう。

ただ、上記のように2つのキーワードであれば対策が取れますが、10や20ワードが表示され、すべての順位が低い場合はページ自体を削除しましょう。

一般的には、削除を行う場合は、301リダイレクトが推奨されますが、低品質なものをリダイレクトすると、悪い評価も引き継がれることを想定して、普通に削除することだけを推奨します。

ページを削除したら同じテーマで新規作成

削除した場合には、似たテーマで新規ページ作成を提案しましたが、削除対象が多かったので、担当者が大切だと思うテーマのみに行っています。

それよりも、サーチエンジンから評価が低いクエリやページを改善して、全体的に評価を高めることに取り組んでもらいました。

現在対応中のSEOテクニック

今回のページの内容からは少し外れますが、現在行っているSEOテクニックを紹介します。

実際に上記で高い効果を出したのですが、現在ではさらに高い成果を出しているので、上記対策を行って成功した会社の次の対策としてご覧ください。

上記の作業は、結果が出るまでは、できる限り多くの作業をしていましたが、サーチエンジンからの流入数が増えたので、現在は作業量を減らしています。

代わりに、行っている対策は、グーグルアナリティクスが示す平均エンゲージメント時間の改善です。

エンゲージメント時間とは、GA4などのアクセス解析に表示される項目名で、ユーザーが本文を読みながら、ゆっくりと下にスライドした時間を指しています。

エンゲージメント時間を高めて、ユーザーが本文を読んでくれれば、さらに多くの成果が得られると考えて、必死に改善を行っています。

当社もサポートはしていますが、改善の難易度が高いと思われます。

と言うのも、エンゲージメント時間の改善は、恐らく該当ページだけの話ではありません。

例えば、トップページのエンゲージメント時間を改善するために、トップページのリライトを実行しているときは、まったく数値が動きませんでした。

しかし、下層ページを改善していると、ある日突然、トップページのエンゲージメント時間が改善されました。

そのため、現在では、すべてのエンゲージメント時間が低いページをリライト対象にしていますが、まだまだ期待通りの成果を得ている状態ではありません。

しかし、ホームページの成約率の向上は、大切な要素になるので、頑張って運営を継続しています。

また、さらにPR TIMESを使い、定期的にプレスリリースの配信にも力を入れていて、こちらは検索順位を高める効果があります。

現在、少しずつですが、サーチエンジンからの流入数を着実に向上させることに成功しています。

SEOテクニックは数値とユーザーフレンドリー

当ページで紹介したSEOテクニックを使って、検索順位を高めたいと考えている方に、注意点を紹介します。

今回紹介したSEOテクニックは、確かに数値データを使って、ホームページの改善を行うことで、飛躍的にサーチエンジンからの流入数を増やしています。

ただ、問題点の改善を行う際には、ユーザーフレンドリーの原稿作成は徹底しています。

例えば、このページのこの単語を抜くとなったときには、単純にキーワードだけを削除しているわけではありません。

ユーザーフレンドリーを意識して、前後の文章も含めて読み直しを行い、必要に応じてリライトを行っています。

また、単語を抜き終わった後は、面倒かもしれませんが、必ず全文を読み直して、自然流れの文章になっているかを考えています。

従来のSEOでは、確かに数値データだけを見ていても、検索順位を高めることはできましたが、現在ではユーザーフレンドリーこそがもっとも大切になっています。

当ページをご覧の方は、このポイントは必ず意識をして、数値データとユーザーフレンドリーをホームページ全体で意識するようにしましょう。

まとめ

上記の作業を4ヶ月行った結果、訪問者数が100倍の10,000人に成長しています。

また、平均掲載順位も9位になっていて、制作実績で見ても、10位以内にランクインしたことはありませんでした。

ただ、1社だけの成功事例で、すべての会社に有効かは不明になるので、そこはご注意ください。

昨今のSEOは、ヘルプフルコンテンツアップデート以降、ホームページ全体の評価を高めることで、さまざまなページが上位表示できると言われています。

そのため、もしかすれば、すべての会社で有効かもしれません。

現在、SEOを頑張っているけれども、なかなか結果が出ないとお悩みの方は、ぜひ上記で解説した内容を試してはいかがでしょうか。

最後に、当社はSEOサービスを提供して、お客さまの状況から、できる限り簡単に行える対策を提案しますので、不明な点があれば、お気軽にご相談ください。