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ShopifyでECサイトを構築!売れない理由とは?

Shopifyは、手軽にECサイトを作れるサービスとして注目されています。しかし、いざShopifyでECサイトを構築しても「思ったより売れない」「作る手順が分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

このページでは、ShopifyでECサイトを構築する方法や費用の目安、売れない理由と対策について解説します。これからShopifyでECサイトを始めたい方や、運営を改善したい方に向けた内容となっています。Shopifyで成功するための第一歩として、ぜひ参考にしてください。

Shopifyとは

Shopifyサイトの画像

Shopify(ショッピファイ)は、誰でも簡単にECサイトを構築できるクラウド型のECプラットフォームです。商品登録やデザインの変更、決済システムの導入などがすべて一元管理できるため、個人から企業まで幅広く利用されています。

特徴的なのは、サーバーの準備や専門的なプログラミング知識が不要な点です。管理画面上で直感的に操作でき、デザインテンプレートを活用すれば、短期間でECサイトを立ち上げることができます。そのため、初めてECサイトを作るという人にも選ばれやすいサービスとなっています。

また、Shopifyで作られたECサイトは、独自ドメインの設定が可能で、拡張機能を追加することで柔軟に機能を拡張できます。そのため、小規模なネットショップから大規模なECサイトまで、幅広い用途に対応可能です。

日本国内でも利用者が増えており、さまざまな事例が登場しています。その一方で、ShopifyでECサイトを作っても売れないと悩むケースもあります。

ShopifyでECサイトを構築する選択肢と費用

ShopifyでECサイトを構築する方法には、3つの選択肢があります。どの方法を選ぶかによって、必要なコストや作業負担、完成までのスピードが大きく異なります。ここでは、それぞれの特徴と費用の目安を解説します。

自分で制作

Shopifyは使いやすいプラットフォームのため、自分でECサイトを作ることも可能です。テンプレートを利用すれば、デザインやレイアウトを簡単に整えられ、プログラミング知識がなくてもサイトを公開できます。

自分で制作するメリットは、費用を大幅に抑えられることです。Shopifyの月額料金だけで運用を開始できるため、安くECサイトを立ち上げたい人には適した方法といえます。ただし、すべての作業を自分で行うため、サイト公開までに時間がかかることや、デザインやSEOの最適化が不十分になりやすい点には注意が必要です。

自作する場合の費用は、Shopifyのプラン料金(月額3,650円〜)と、テンプレートを利用する場合は追加費用(無料~)が発生する程度です。

フリーランスに依頼

デザインや機能のカスタマイズにこだわりたい場合は、フリーランスに依頼する方法があります。自分で制作する場合と比べ、より洗練されたデザインや独自機能の実装が可能となり、一定の費用をかけることで、より完成度の高いECサイトを構築することができます。

フリーランスに依頼するメリットは、費用を抑えつつ、プロの手によるデザインや機能開発を行える点です。しかし、フリーランスのスキルや経験には個人差があるため、実績のある人を選ぶことが重要です。また、納品後のサポートが受けられない場合もあるため、運用を見越して依頼内容を決める必要があります。

フリーランスに依頼する際の費用は、20万円から50万円程度が一般的です。具体的な金額は、依頼する作業範囲やフリーランスのスキルレベルによって変動します。

制作会社に依頼

本格的なECサイトを構築したい場合は、Shopifyに対応した制作会社に依頼するのが最も安心です。デザインのクオリティが高く、集客や成約を考慮したECサイトを構築できます。特に、ECサイトでの売上を本格的に伸ばしたい場合や、ブランドイメージを重視したサイトを作りたい場合は、制作会社に依頼するのが最適です。

制作会社に依頼するメリットは、デザインの自由度が高く、SEOやマーケティングを意識した設計ができる点です。また、運用後のサポートを受けられるケースが多いため、ECサイトの成長を考えると、長期的なメリットも大きいでしょう。ただし、他の方法と比べてコストが高く、制作期間も長くなる傾向があります。

制作会社に依頼する際の費用は、60万円以上が相場となります。要件によって費用は大きく変わるため、事前に見積もりを取ることが重要です。

ShopifyでECサイトを構築する手順

ShopifyでECサイトを構築するには、アカウントの作成から商品登録までの一連の手順を順番に進めていくことが重要です。ここでは、ShopifyでECサイトを構築する手順を解説します。

アカウントを作成

Shopifyを利用するには、まずアカウントを作成する必要があります。

Shopifyの公式サイトにアクセスし、無料体験を始めるボタンをクリックします。その後、Facebook、メールアドレス、Googleアカウント、Appleの中から自分の都合のよいログイン方法を選択します。

どこで販売を希望されますか?、あなたに最も当てはまる説明はどれですか?、何を販売する予定ですか?、最適なプラン(後からでも可能)を選択すると管理画面にログインできるようになります。

プランの選択

アカウント作成時にプランを選んでいない場合は、管理画面から後で選択することも可能です。

Shopifyのプランの画像

Shopifyには複数の料金プランがあり、目的や規模に応じて適切なプランを選ぶことが重要です。主に以下の4つのプランが用意されています。

  • Basic:¥3,650/月
  • Shopify:¥10,100/月
  • Advanced:¥44,000/月
  • Plus:$2,300/月

注意点として、Plusプランのみ価格がドル表記となっています。また、150円と表記されているのは最初の2ヶ月限定の特別価格であり、3ヶ月目以降は通常料金が適用されます。

また、プランによって、決済時のカード手数料が異なったり、外部決済サービスに手数料がかかる点にも注意が必要です。さらに、機能面でも違いがあります。

プラン選びのポイントは、現在の事業規模だけでなく、将来的な成長も見据えて適切なものを選ぶことです。最初はBasicからスタートし、売上が増えてきた段階で上位プランにアップグレードすることもおすすめです。

    サイトデザインを変更

    ECサイトのデザインは、訪問者の購買意欲に大きな影響を与えます。Shopifyでは、無料・有料のテーマを利用してデザインを簡単に変更することができます。

    Shopifyでテーマを変更する画面の画像

    管理画面からオンラインストア→テーマを選択すると、デザインのカスタマイズが可能になります。テーマを選ぶ際には、以下の点を意識すると良いでしょう。

    • 商品が見やすいデザインになっているか
    • 購入までの導線がスムーズか
    • カートや決済ページの使いやすさは問題ないか

    有料テーマを利用すると、より高機能なカスタマイズが可能になりますが、最初は無料テーマから始めても十分なケースが多いです。

    ページの編集

    ECサイトには、トップページだけでなく、商品ページや会社概要ページ、お問い合わせページなど、必要なコンテンツを作成することが大切です。

    Shopifyでページを編集する画面の画像

    管理画面のページメニューから、簡単に新しいページを作成できます。特に、以下のページは最初にしっかりと作り込んでおくことをおすすめします。

    • 商品ページ:写真、価格、説明文、カートボタンの配置を最適化
    • 会社概要ページ:事業の信頼性を高めるために情報をしっかり記載
    • お問い合わせページ:購入者が安心できるように問い合わせ手段を明記

    これらのページを適切に設定することで、訪問者が安心して買い物できる環境を整えることができます。

    管理画面から商品を登録

    最後に、ECサイトに商品を登録する作業を行います。

    Shopifyで商品を追加する画面の画像

    管理画面の商品管理メニューから、新しい商品を追加し、以下の情報を入力していきます。

    • 商品名
    • 商品画像
    • 価格
    • カテゴリー
    • 在庫情報
    • 商品説明

    特に、商品説明の内容はSEOにも影響を与えるため、分かりやすく魅力的な文章を記載することが重要です。また、カテゴリ分けを適切に行うことで、訪問者が目的の商品を見つけやすくなります。

    Shopifyで商品が売れない理由と対策

    ShopifyでECサイトを構築したものの、思うように売上が伸びないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ここでは、Shopifyで商品が売れない主な理由と、それぞれの改善策について解説します。

    集客数が少ない

    ECサイトで商品が売れない原因の一つに、そもそも集客数が少ないという問題があります。いくら魅力的な商品を揃えていても、サイトにアクセスする人が少なければ売上にはつながりません。

    集客数を増やすためには、まずSEO対策を強化することが重要です。商品ページやブログコンテンツを最適化し、Google検索からの流入を増やしましょう。

    また、SNSや広告を活用することで、より多くの潜在顧客にアプローチできます。特にInstagramやTikTokなどのビジュアル系SNSは、Shopifyと相性が良く、効果的な集客手段となります。

    ECサイトが使いにくい

    サイトを訪れたユーザーが商品を購入するかどうかは、ECサイトの使いやすさに大きく影響されます。

    デザインが分かりにくい、ナビゲーションが複雑、購入手続きが面倒などの問題があると、ユーザーは途中で離脱してしまいます。改善策としては、カートに入れるボタンを目立たせる、カテゴリ分けをシンプルにする、ページの読み込み速度を改善するなどがあります。

    決済手段が少ない

    ユーザーが購入を決断したものの、希望する決済方法がないために購入を諦めるケースもあります。クレジットカード決済に加え、PayPal、Amazon Pay、Google Pay、キャリア決済などの外部決済サービスに対応することで、より多くのユーザーに対応できます。

    また、日本国内ではコンビニ決済や銀行振込が利用できると、購入率が上がる傾向があります。ターゲットユーザーの購買傾向を分析し、適切な決済手段を導入することが重要です。

    リピーターがいない

    新規顧客の獲得だけでなく、リピーターを増やすこともECサイトの売上を安定させるポイントです。一度購入してもらった顧客に再訪問してもらうためには、定期的なメールマーケティングやクーポン配布、ポイント制度などの施策が効果的です。

    また、商品の品質やカスタマーサポートの充実もリピート率を高める重要な要素です。購入後のフォローアップメールを送る、レビューを促すなどの工夫をすることで、顧客満足度を向上させ、リピーターを増やすことができます。

    商品に需要がない

    売れない原因として、市場で求められていない商品を販売している可能性があります。ターゲット層が限られていたり、すでに市場が飽和している場合、売上につながりにくくなります。

    市場の需要を調べるには、Googleトレンドや競合サイトの状況を確認することが有効です。もし需要が低いと判断できる場合は、ターゲットを変更する、新しい商品を追加するなどの対策を検討しましょう。

    Shopifyのまとめ

    Shopifyは、初心者でもECサイトを構築しやすいプラットフォームですが、どの方法で制作するか、集客や運用をどう行うかによって成果が大きく変わります。

    売上を伸ばすためには、集客施策やサイトの使いやすさを見直し、購入率を高める工夫が必要です。また、適切な決済手段の導入やリピーター獲得の施策も、長期的な売上向上につながります。

    ShopifyでECサイトを成功させるには、市場のニーズを理解し、最適な運用方法を選ぶことが重要です。

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