開業や新サービスの開始に合わせて、ホームページ制作を急ぎで頼みたいと考える会社は少なくありません。ただ、短納期で頼むと制作費やホームページの内容に影響が出ることもあり、急ぐべきかどうか迷う方も多いと思います。
この記事では、ホームページ制作を短納期で頼むメリットとデメリットを解説し、短納期で頼まないほうがよいケースや当社の進め方も紹介します。
ホームページ制作を短納期で頼むメリット
ホームページ制作を短納期で頼むメリットは、主に次の2つです。
開業や新サービスなどの時期に公開を間に合わせられる
開業日や新サービスの開始日、展示会、採用活動の開始など、ホームページの公開日に期限がある場合、短納期で頼めばその時期に合わせてホームページを公開できます。
公開が開始日に間に合わないと、チラシや名刺、SNSで案内をしてもホームページがない状態になり、興味を持った人がサービスの内容や問い合わせ先を確認できません。会社名やサービス名で検索した人にも情報を届けられず、せっかくの問い合わせの機会を逃すことになります。
開始日に合わせてホームページを公開できていれば、告知と同時に問い合わせや予約を受けられ、集客を早く始められます。
社内の担当者が制作にかかわる期間が短く済む
ホームページ制作では、打ち合わせや原稿の用意、デザインの確認など、社内の担当者が対応する作業が制作期間を通して続きます。
担当者の多くは通常の業務と並行して対応するので、制作期間が長くなるほど、ホームページ制作のことを気にかけながら業務を進める状態が続きます。短納期で頼むと、担当者が制作にかかわる期間が短く済み、公開後は通常の業務に集中できます。
制作期間が長いと途中で担当者の異動や退職があり、引き継ぎが必要になることもありますが、短い期間で終われば担当者が変わる心配も少なくなります。
ただし、担当者の作業の量そのものが減るわけではなく、短い期間に作業が集中する点には注意が必要です。
ホームページ制作を短納期で頼むデメリット
ホームページ制作を短納期で頼むと、通常の制作期間で頼む場合にはないデメリットがあります。
特急料金がかかり制作費が高くなる
ホームページ制作を短納期で頼むと、多くの制作会社では通常の制作費に特急料金が上乗せされます。
短納期の案件では、制作会社がほかの案件の予定を調整して作業時間を確保したり、デザインやコーディングを複数のスタッフで同時に進めたりする必要があり、その分の手間が費用に反映されます。
特急料金の金額や計算の仕方は制作会社によって違い、制作期間をどこまで短くするかでも変わります。同じ内容のホームページでも、通常の制作期間で頼む場合より制作費が高くなることを前提に予算を考える必要があります。
ページ数や機能を絞って公開することになる
短納期のホームページ制作では、限られた期間で公開に間に合わせるために、ページ数や機能を絞って公開することになります。
たとえば、会社概要やサービス紹介、問い合わせなど最低限のページだけで公開し、施工事例やブログ、よくある質問などのページは公開後に追加する形です。予約システムや会員機能など、作り込みと動作の確認に時間がかかる機能も、公開の時点では入れられないことがあります。
公開後にページや機能を追加すれば、その分の制作費と期間が別にかかります。最初から作りたいホームページの全体像がある場合は、公開の時点でどこまで用意できるかを制作会社と確認しておく必要があります。
原稿や写真の用意とデザインの確認を短い期間で進める必要がある
ホームページ制作では、掲載する原稿や写真の用意と、デザインやテストサイトの確認をお客様にしていただく必要があります。
短納期で頼むと、これらの作業を短い期間で進めることになり、通常の業務と並行して対応する担当者には大きな負担になります。原稿や写真がそろわないと制作会社の作業も進まないので、短い期間の中でも提出の期限を守ることが欠かせません。デザインの確認も、通常の制作期間なら何度か修正を重ねて調整できるところを、短納期では修正の回数が限られます。
仕上がりに納得しきれないまま公開を迎えることもあるので、確認の段階で優先して直したい点を絞っておくことが大事です。
ホームページ制作を短納期で頼まないほうがよいケース
ホームページ制作を短納期で頼むかどうかは、急ぐ理由や作るホームページの内容、社内の体制を見て判断する必要があります。
公開を急ぐ理由が特にない
開業日や新サービスの開始日のような期限がなく、なんとなく早く公開したいという理由で短納期を選ぶのはおすすめできません。
短納期のホームページ制作では、ページ数や機能を絞ったり、デザインの修正を重ねる時間が取れなかったりと、内容を削って公開に間に合わせることになります。期限がないのに急ぐと、特急料金をかけたうえで中途半端なホームページができあがり、公開後に足りない部分を作り直すことにもなりかねません。
公開日に明確な理由がない場合は、通常の制作期間で掲載内容やデザインをしっかり検討したほうが、費用に見合ったホームページになります。
ECサイトやシステム開発が必要なホームページを制作する
ECサイトや予約システム、会員機能など、システム開発が必要なホームページは短納期で頼まないほうがよいケースです。
こうしたホームページは、商品の購入や決済、予約の受付といった仕組みを組み込み、正しく動くかを何度も確認しながら制作を進めます。システムが複雑なほど確認する項目が多くなり、短い期間では十分なテストができません。公開後に決済が通らない、注文や予約のメールが届かないといったミスが起きると、売上やお客様の信用に直接影響し、致命的な問題になります。
システムを含むホームページは、テストの期間まで含めて余裕のある制作期間を取ることが大切です。
掲載内容の決定や社内の決裁に時間がかかる
掲載する内容がまだ決まっていない会社や、デザインや原稿の承認に何人もの決裁が必要な会社は、短納期のホームページ制作には向いていません。
ホームページ制作では、原稿や写真の用意、デザインの確認など、お客様側で進める作業があります。短納期で頼んでも、これらの作業に時間がかかると、公開日は変わらないまま制作会社が使える作業時間だけが短くなります。制作会社の作業時間が短くなりすぎると、コーディングやテストを十分に行えず、ホームページの品質にも影響します。
社内で内容を決めたり決裁を取ったりするのに時間がかかる場合は、その期間も含めて制作のスケジュールを考える必要があります。
当社がホームページ制作を短納期で依頼されたときの進め方
当社では、ホームページ制作を短納期で依頼されたときは、まず本当に公開日に間に合わせる必要があるかをお客様にもう一度検討していただいています。
新サービスのリリースに合わせたい、開業日までに公開したいなど、どうしても間に合わせる必要がある場合は短納期で進めますが、急ぐ理由がはっきりしない場合は通常の制作期間で進めることをおすすめしています。焦って対応すると、特急料金をかけたのに内容が不十分なホームページになり、予算がもったいないと考えています。
短納期で進めると判断した場合は、特急料金をいただいたうえで、本当に最小限のサイト構成とレイアウトでホームページを公開します。公開日に間に合わせることを最優先にし、公開に必要なページだけを先に仕上げる形です。
公開日に間に合わせたあとは、時間をかけられなかったデザインの調整を行い、そのうえで段階的にページを増やしていくご提案をしています。公開を急いだ部分を後から整えていくことで、短納期で公開したホームページでも、最終的には通常の制作と同じように内容のそろったホームページに仕上げられます。
まとめ
ホームページ制作は急ぎでも頼めますが、短納期で頼むと制作費が高くなり、内容も絞ることになります。公開日に間に合わせる明確な理由があるかを見極めたうえで、短納期で頼むかどうかを判断することが大切です。
当社では、短納期のご依頼でも、まず公開日に間に合わせる必要があるかを一緒に検討し、急ぐ場合は最小限の構成で公開してから段階的にページを増やしていくご提案をしています。
公開までの期間が限られている場合も、余裕を持って進められる場合も、御社の状況をヒアリングしたうえで最適な進め方をご提案しますので、短納期でのホームページ制作をご検討ならお気軽にご相談ください。
