- 2023.06.16
SEOに強いWordPressデザインのテーマ
当社のWordPress制作では、オリジナルデザインを作成するので、テーマの購入はいたしません。
ただ、WordPressデザインのテーマを利用したお客さまのSEOサポートをした経験はあります。
その際に、テーマの違いによって、SEO効果の有無が分かれるように感じるので、今回はどんなテーマを利用すればSEO効果が出しやすいかを紹介します。
WordPressデザインのテーマとは
WordPressデザインのテーマとは、ホームぺージ全体のテンプレートのことを言います。
WordPressデザインのテーマでは、index.phpやsingle.php、page.phpなど、ホームページを構成するすべてのファイルが一つのセットになっています。
そのため、WordPressをインストールした後、管理画面からテーマをインストールして有効化するだけで、ホームページの見た目を変更することができます。
もちろん、あるテーマを使っていたけれども、少し見栄えに飽きてきた場合には、別のテーマをインストールして有効化すれば、見栄えが一新されます。
このようにホームページのデザインをワンクリックで変更することができるので、HTMLやCSSの知識がない方であれば、テーマの利用が必須であると言えます。
WordPressデザインのテーマは、サーチエンジンで検索すれば、有料や無料のものが多く出てくるので、自分が好む見栄えのテーマをダウンロードすれば、すぐに利用が可能です。
ちなみに、テーマは、制作会社で利用するケースは非常に珍しく、制作会社であればオリジナルで作成しています。
当社でも、テーマを使ってホームページを制作した経験はありませんが、運営だけの依頼の場合に、テーマを利用されるお客さまから相談を受けるケースがあります。
その際に、運営をサポートしていて、テーマによってSEO効果の有無が分かれているように感じるので、今回は効果的なテーマにはどんなものがあるかを紹介します。
SEO効果が出たWordPressデザインのテーマ
運営をサポートしてきた経験から、SEO効果が出るWordPressデザインのテーマを紹介します。
SWELL
SEOサポートを行った中で、もっとも高い成果を出した会社が利用していたWordPressデザインのテーマはSWELLです。
当社が、SEOに強いと感じたポイントは、表示速度の速さと執筆のしやすさになります。
ホームページの表示速度が速いと、SEOに効果が出るとグーグル自体が公表をしていて、さらには表示速度計測ツールのPageSpeed Insightsを提供しています。
また、執筆のしやすさについては、投稿画面で不要な要素はすべて省略されているので、原稿作成だけに注力ができるというポイントがあります。
実際に、そのお客さまでは、SEOサポートの依頼をいただいたときは、月間のサーチエンジンからの訪問者数が300人程度でした。
しかし、当社に申し込みをいただいて、4ヶ月間、当社のマニュアルに基づいた更新を継続することで、月間24,000人まで向上することに成功しています。
もちろん、この4ヶ月間、土日も含めて毎日3ページの作成を継続しているので、膨大な新規ページを作成していますが、結果、期待を超えるSEO効果とお喜びいただきました。
Xeory
Xeoryは、バズ部を運営する株式会社ルーシーが提供するWordPressデザインのテーマです。
制作実績のお客さまから、2サイト目に無料でブログを作成したいと相談を受けて紹介しています。
ブログ作成の相談を受けた際に、どのテーマをおすすめするか悩みましたが、バズ部のSEO記事の質の高さからXeoryを提案しました。
Xeoryは、初期設定がお客さまだけだと少し難易度が高いと思われますが、ブログサイトであれば、スムーズにホームページを制作できます。
また、更新のしやすさは、もともとはオリジナルデザインのWordPressで更新していたので、少し難しいと言われていましたが、慣れればスムーズに行えてます。
実際に、Xeoryでブログサイトを作成して、半年間更新作業を行い続けた結果、月間でサーチエンジンから10,000人前後の見込み顧客を集客できています。
SEO効果が出なかったWordPressデザインのテーマもある
SEO効果を出したテーマと似た品質でコンテンツを作成している会社が、まったくSEO効果を発揮できなかった事例もあります。
もちろん、SEOサポートをお申込みいただいたお客さまになるので、サーチコンソールを利用して、問題点の抽出や改善は提案していましたが、一向に検索順位が上がりませんでした。
そのため、上記で紹介したSWELLにテーマの変更をお願いをしたところ、変更後1週間以内に期待通りのSEO効果を得ることに成功しています。
SEOの効果はコンテンツの品質と言っている当社としては、あまり信じたくない事例ですが、WordPressデザインのテーマでここまでSEO効果が分かれるのかと感じました。
そのため、これからWordPressデザインのテーマを利用される方は、ぜひともどのテーマがSEOに強いかを調査してから、選択するようにしましょう。
もちろん、グーグル自体が、将来的には、コンテンツの品質だけでSEO効果を決めたいと発言をしているので、どこかのタイミングではテーマの優位性は無くなると思います。
ただ、現状のサーチエンジンを見ていると、まだまだ時間がかかりそうなので、少しでもSEO効果を出すために、ぜひともSEOに強いWordPressデザインのテーマを選択しましょう。
まとめ
SEOに強いWordPressデザインのテーマを紹介しました。
申し訳ございませんが、当社では、それほど多くのテーマを利用した経験がないので、紹介は2つだけになっています。
サーチエンジンが考えるSEOの理想は、どのテーマを利用するかよりも、コンテンツの品質だけでランキングを決定したいと考えています。
そのため、もしかすれば将来的には、どのテーマを利用したとしても、コンテンツが良質であれば、SEO効果を発揮できるかも知れません。
ただ、現状では、WordPressデザインのテーマによって、SEO効果に差が出ていると感じます。
現在、WordPressデザインのテーマでお悩みの方の参考になれば幸いです。
最後に当然ですが、上記で紹介したSWELLやXeoryを利用しても、コンテンツの品質が低ければ、SEO効果は発揮しないと思います。